大径木の伐倒方法(2回に分けて追い口を入れる)

協力隊ブログの題名:林業の知識を習得し技術を磨く

七二会地区では、林業に力を入れています。昨日(11月29日)の様子からお伝えしましょう。

林業技術を習得すべく、間伐の勉強をしています。黄色いテープが、伐倒すべき木となります。

予めマーキングすることにより、伐倒する段取りがしやすくなります。

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昨日は、10本程度の木を伐倒しました。伐倒するよりも、そのあとの処理の方が何倍も時間と体力を使います。

多くの林業家は、40cmのバーをよく使います。これ以上大きくなると、重たくなって操作性が悪くなってしまうそうです。

40cmのバーで直径80cmまでの木を伐倒することができます。

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以下の段取りで伐倒を行います。

 

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STEP1:受け口を作る

まずは、受け口を作ります。角度は、30度~45度が良いとされています。太い木の場合は、直径の1/3程度まで受け口を作ります。

細い木の場合は、1/4程度です。すべて感覚で習得します。

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こんな感じです。

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STEP2:追い口を半分だけ入れる

直径55cmだと、バーが届かないので、半分だけ追い口を入れます。

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STEP3:クサビを入れる

このクサビが、とても重要です。反対側に倒れるのを防いでくれます。

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STEP4:残る半分の追いを入れる

のこる半分の追いを入れます。いきなり最後まで伐るのではなく、半分ぐらいでやめます。

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STEP5:2本目のクサビをいれる

このクサビも重要です。反対側に倒れるのを防ぐだけでなく、バーが挟まることも防いでくれます。

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STEP6:最後まで追いを入れる

適度なつるが残るように、入れます。そして、やめます。あえてここでは倒しません。

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STEP7:ハンマーで伐倒する

最後は、チェンソーではなくクサビで倒します。(ケースバイケースで、例外も沢山あります)

騒音がでないため、危険を予知しやすい。伐倒方向の微調整がしやすい特徴があります。

1.6kgの無反動ハンマーでフルスイングします。1.6kgあると、ぐいぐいクサビが入ります。

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無事倒すことができました。

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ここまでの段取り如何でしたでしょうか。

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11月24日(木)~25日(金)の様子

先週末の話になりますが、塩尻の長野県林業総合センターの森林セミナーにて林業の勉強をさせて頂きました。

変な癖がつかないように、正しい方法を習っています。 中央にいるのが私です。

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林業セミナーでは、プロの林業家が沢山いらっしゃって、いろんな交流があります。

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実技試験を受けているところ。

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刈払機では、直径8cmまでの木を伐ることもできます。プロが磨いだ刃は素晴らしく、細い木が草のように伐れます。

刃を研ぐ技も、簡単に教わりました。

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プロの技は、美しいの一言

林業セミナーでは、いろんなことを教わりました。11月25日(金)の実技では、プロの方々の伐倒を見ることが出来ました。

かっこええなぁ。

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いろんな方々の技を見ることが出来て良かったです。

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プロの方々が、鮮やかに次々と伐倒します。素晴らしい。

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まとめ:技術伝達ができる林業士を目指す

技術伝達ができる林業士を目指しています。

実技試験の対策も兼ねて、間伐作業を可能な限り実施し沢山練習したつもりが、熟練した林業家から見れば、まだまだ初心者で恥ずかしい限りでした。

林業の世界では、情報発信も出来る方が非常に少ないです。私の目指すところは、林業の情報発信です。

ナンバーワンではなく、オンリーワンを目指してコツコツと頑張ります。

 

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