本製品は、古い製品です。
『【詳細レビュー】ロジテック エラースキップ機能搭載10TB対応スタンド型デュプリケーター』か
新製品を検討ください。
このページで学ぶこと
- 「ディプリケータ」とは、なにか理解する
- 「クローン」の作り方
- クローン作成後の処理方法(容量を広げる)
本作業は、高度な部類になりまます。私の説明でわかりにくい場所がありましたら、教えてください。改善します。
※右上のお問い合わせフォーム。または、test@pcmanabu.comまで、お願いします。
ディプリケータって知ってる?
パソコンのHDD容量が少なくなったため増やしたいなぁってことないでしょうか。また、既存のマシンを大幅に早くしたい場合もあるでしょう。
実は、超簡単に、しかも、安価にできるんです。
複写するための装置ディプリケータ 3,700円程度と、複写先のHDDまたはSDDを購入します。そしてボタンを一つ押すだけです。
HDDを購入することで安価に大容量にでき、また、SDDを購入すると、大幅にマシンを高速化できます。
ディプリケータとは
HDDをコピーする装置のことです。
この装置させあれば、3.5インチのHDD、2.5インチのHDD、どちらもボタン一つで複写できます。また、HDDからSSDへの複写も同様にできます。
ボタンを押すだけの簡単操舵で100%同じ環境がコピーできます。
複写には、パソコンを使いません。※ここでいう複写は、クローンを作ることです
ディプリケータは、3年ほど前まで、3万円ほどしていましたが、今では3,700円程度で購入することができます。今回は、KURO-DACHI/CLONE/U3と言う機種でチャレンジしたいと思います。
※他にも、様々な種類がありますが、本機が低価格な中で、一番しっかり指すことができ、人気のある商品です。
また、本機は、2種類あり、コピー機能があるKURO-DACHI/CLONE/U3とコピーに加えHDDの内容を削除できるKURO-DACHI/CLONE+ERASE/U3があります。
CLONE/U3(HDD消去なし)
CLONE+ERASE/U3(HDD消去あり)
メーカーサイトへのリンク
余談 業務用ディプリケータ
本ディプリケータ以外に、本格的なディプリケータもあります。2万円台クラスだと、HDDエラーがあった部分を無視してコピーしてくれます。パソコンからHDDが認識しなく100%無理だろうと思ったものが、何事もなかったかのようにコピーができ、HDD交換後、操作出来たことが何度もありました。(’さすがにHDDのディスクが回転すらしないものは駄目です)。5000人以上がはたらくような職場では、毎週のようにどこかでHDD故障が発生します。データの救出し、もとの状態に戻す合には、必須の装置です。
他にも、業務用は、データ部分のみをコピーするなど、様々な機能があります。
本題に戻して、手順を!
ディプリケータの使い方(詳細)
1.電源を入れない状態で複写元のHDDをHDD1に入れます。
2.複写先のHDDをHDD2に入れます。
複写先のHDDは、必ず、容量が同じか、大きいものを準備してください。複写先の方が容量が小さい場合、複写できません。
3.アタプタをつなぎ電源を入れます
※パソコンとUSBケーブルでつながないで下さい。つなぐとクローンは作れません。
4.Cloneボタンを押します。
エラー系
複写元に大きい容量のHDDを大きくした場合
HDD2がゆっくりと点滅します。
HDD1またはHDD2が認識していないとき
すべてのランプがオレンジ色で点灯します。HDD1またはHDD2のささりが甘いようです。認識するように頑張ってください。
5.複写中(25%未満)
下の画像のようにオレンジ色のランプが左右に移動します。とてもわかりにくいですね。
初めてさわったとき、エラー表示かと勘違いしました。しばらく、そのまま放置してください。
6.25%複写が終了した状態
Linkランプが常時点灯し、他のランプが左右に移動します。
7.50%複写が終了した状態
Powerランプまで点灯し、他のランプが交互に点灯します。
8.75%複写が終了した状態
HDD2が点滅します。
9.複写が終了した状態
全てのランプが点滅します。正常にできていることを意味します。
以上で、複写終了です。電源を切ってパソコンに入れるだけです。
必要な時間は、HDDの転送性能・HDD容量などにより異なります。一般的に1時間から4時間程度です。25%になったときから、×4倍が目安です。
全体手順について
ノートパソコンを裏返します。
そして、HDDが入っている場所を予想して、ネジをはずします。
違っていたら、もどして別の場所を!!
1.パソコン裏のネジを緩める
2.カバーをはずす
3.ハードディスクをはずす
4.コネクタを外す!!
5.ディプリケータで複写をする
6.はずしたコネクタをつける
7.HDDを差し込み。コネクタをつける
8.カバーをつけてネジを締める
9.完成です。
あとは、電源をいれて起動することを確認しましょう!!
このままだと、HDDの容量は、以前の少ないままです。
Windows8の場合
[Windows]キー+[X]を押して「デスクの管理」をクリックします。
クローン作成直後だと拡張した部分が「未割り当て」で使えない
Dドライブを右クリックし、「ボリュームの拡張」をクリック
次へをクリック
「次へ」をクリック
「完了」をクリック
これで未割当部分が前のドライブと一緒になり大幅に増加されました。
XPの場合は、拡張ができないため、未割当を右クリックして、別途ドライブを増やします。
3TByteの注意点
- XPは、非対応。全く使用できない。2T以内のものを購入してください。
- クローンした状態では、2794.54GByte中、2047.66GBまでしか使えない
※残る746.52GBを使いたい場合は、HDDメーカーのフォーマットツールを使う
HDDの選定方法
デスクトップ用のHDDの場合、WDとSeagateの2メーカーが占めています。2社の違い
- WDは、低価格・低電力
- Seagateは、WDより、アクセスが早い
わずかな差ですので、あとは好みで選びます
3Tbyte
2TByte
ノートパソコンは、1Tbyteがお勧めです。少ない容量ほど、値段がわずかに安くなります。以下代表的な物を記載します。
1TByteならコレ!
750Gbyteならコレ!
500Gbyteならこれ!
※7200rpmのHDDもありますが、バッテリー消費が激しくなるため5400rpmがススメです。
爆速を狙うならSSDです。このページを読んでください。
中間的なものもあります。SSD+HDD(750Gbyte)
容量の少ないSSDが入っており、よく起動する部分をSSDに保存して使います。
まとめ
- まずは、ディプリケータ(KURO-DACHI/CLONE/U3)を買おう!
- 次にコピー先になるHDDかSSDを買います。必ず容量の大きいものを!
- デスクトップなら、通常2Tか3TByteがお勧めです。ノートなら500Gから1TB程度がお勧めです。
- クローンボタンを押してHDDのクローンを作ろう!
- クローン作成後は、ボリュームを拡張して容量を増やそう!
今は手軽に、HDDが交換できる時代です。容量が少なくなったら交換し、大いにパソコンライフを楽しみましょう!!
関連URL
補足
2013年1月27日に記述したものを修正したものです。

マイクロソフト認定トレーナー。専業ブロガーになり1年経過(別名:ひきごもり)。ブロガーなのに誤字脱字王。滑舌が悪いのにYouTuber。『自己紹介』