地域おこし協力隊山崎です。
長野市地域おこし協力隊七二会地区では、情報発信・林業・IT教育に力をいれています。
今年度は、七二会にて私有林の6haの間伐を目指しています。
↑2017年5月15日七二会の私有林にて私が間伐作業をしている所
なぜ間伐するの?
杉やカラマツの植えられていますが、そのまま放置すると、木の成長が抑制されて育ちません。
暗い森だと、隠れやすく獣が住みやすい環境になります。
間伐をすることで明るい森になり、木が育ちやすくなります。森に人が入ることにより獣も立ち入りにくくなります。
3割間伐です。間伐した材は、可能な限り綺麗に並べます。
山主の費用負担
なし(無料)。間伐の補助金を活用して実施するため、山主の負担はありません。
山主の作業
特になし(書類の押印および境界の確認は必要)
山主のメリット
間伐をすることにより、木が育ちやすくなり将来的に山の価値が高まります。
作業団体
20年以上活動実績がある『NPO法人信州フォレストワーク』が実施します。
もちろん、地域おこし協力隊山崎も一員として作業します。
私は、林業の技術習得のためNPO法人信州フォレストワークにお世話になっており、このご縁から今年度は、七二会にて実施することになりました。
前年度も小川村で6ha実施した実績があり、今年は七二会にて実施します。
地域の理解もあり3haほどの私有林を確保できそうですが、まだまだ足りません。
どのように間伐するの?
以下の順番で実施します。
地番の連絡(山崎)⇒間伐場所の検討(山崎)⇒間伐決定⇒書類押印(山主)⇒境界確認(SFW&山主)⇒測量(SFW)⇒間伐(SFW)
山崎:地域おこし協力隊
SFW:信州フォレストワーク
間伐作業は、信州フォレストワークで実施します。通常4人~8人ほどで山にはいり間伐を行います。
作業開始は、2017年10月からを目標にしています。作業終了は、2018年4月を予定しています。
↑2017年5月30日、信州フォレストワークのメンバーと一緒に私が間伐をしているところ
欲しい情報
課税明細書などに記載されている書類を参照ください。山林にあたる部分です。
地番:例)七二会乙1234
面積:例1234.00(㎡)
※課税地積又は床面積(㎡)点線の所が.(小数点のピリオドにあたります)
上の場合は、書類の表記は、1234┊00となります。
樹種:例)杉(わかれば)
予想ができれば、針葉樹・広葉樹・竹林だけでも教えてください。
樹齢:(わかれば)
間伐した材について
間伐した材の一部は、クラフト体験や椅子などの材になります。
しかし、材のすべてを活用しきれないのが現状です。写真のように横にならべておきます。
森林組合などの作業の場合は、採算の問題から切り捨てたままにするのが一般的ですが、信州フォレストワークの場合は、材を横にならべています。
製材をしている所
クラフト体験につかう材料
材として使われた一例
(ご参考)2017年8月5日の作業
昨日の午前中は、下草刈を実施していました。作業前は、こんな状態です。
作業後は、だいぶスッキリしました。
午後からは、薪づくりを実施しました。支障木で不要になったニセアカシアです。
チェンソーで丸太にしています。
丸太にした後は、薪にします。
斧よりもクサビの方が綺麗に薪にできます。まずは、2本のクサビで半分にします。
半分になったら、さらにクサビを刺して1/4にするため、ハンマーでたたきます。
以上で完成です。均等な薪ができました。
林業は、間伐さえすればいいと言う単純なものではありません。
間伐・皆伐⇒資源の活用⇒植樹⇒下草刈以上の流れを何百年も根気よく実施する必要があります。
また、永続的な林業にするためにも、子供達への伝達も必要不可欠な要素です。
その第一歩として、山主さんに協力をいただいて私有林の間伐を実施します。
間伐をご希望の方は、地域おこし協力隊山崎まで連絡ください。
ショートメールに記載して頂きたいこと
- お名前
- 要件:間伐希望
- 折り返し電話をしても良い時間帯など
間伐に必要な情報(ご参考)
お名前:(例)石坂 太郎
ご自宅:七二会丙123
電話番号:090-1234-5678
執行地A:(例)七二会乙123 1.6ha 杉 50年
執行地B:(例)七二会乙456 0.4ha カラマツ 40年
※森林の所在についてそれぞれ記入
マイクロソフト認定トレーナー。専業ブロガーになり1年経過(別名:ひきごもり)。ブロガーなのに誤字脱字王。滑舌が悪いのにYouTuber。『自己紹介』