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自分で作成したHTMLを表示する
ホームページを参照する場合は、「直接参照する方法」と、「wwwサーバー経由で参照する方法」があります。
「直接参照する方法」の場合は、自分しか参照することができませんが、「wwwサーバー経由で参照する方法」だと別のコンピュータが自分のパソコンを参照することができます。
1.「C:\xampp\htdocs」に移動する
XAMPPの場合、公開したいホームページは、「C:\xampp\htdocs」配下に設置します。そうすることで、他のコンピュータも自分が作成したページを参照できます。
「スタート」⇒「コンピューター」⇒「ローカルディスグ(C)」⇒「xampp」⇒「htdocs」
2.右クリック⇒新規作成⇒テキストドキュメントでno01.htmlを作成する
拡張子が表示している状態で、拡張子を必ずhtmlにしてください。
もし、拡張子が非表示の場合、拡張子を変更してもアイコンがテキストマークのままです。
以下のhtmlを入力し保存します。太字のみでも大丈夫です
<html> <head> <title>HTMLのご案内</title> </head> <body> ようこそHTMLへ </body> </html> </body> </html> |
もっと正しい構文で入力したい所ですが、簡単に確認したいので上記でいいでしょう。
3.no01.htmlをダブルクリックします。
きちんと表示されましたね!!
次にブラウザを起動し
http://127.0.0.1/no01.htmlと入力します。
同様の結果が得られます。
同じことをしているように感じますが違います。
前者は、クライアント側だけで処理をしているのに対し、後者は、サーバーを経由して、処理をした結果をみているのです。
もし、サーバー側の処理を止めてしまうと見れなくなります。
また、サーバー側で処理をしているため、2台以上あるような職場や家庭では、別のパソコンから自分のパソコンのIPアドレスやコンピュータ名を入力することで参照することが可能ですが、クライアントサイド(前者)ではできません。
自分で作成したPHPを表示しよう
PHPの場合は、「直接参照する方法」では、見ることができません。ファイルをダブルクリックしても、サーバーを経由しないためです。
「wwwサーバー経由で参照する方法」だと参照でき、htmlと同様に別のコンピュータが自分のパソコンを参照することができます。
?1.「C:\xampp\htdocs」に移動する
移動方法は、HTMLと同じです。
2.さきほどのno01.htmlをテキストエディタで開き「ファイル」⇒「名前をつけて保存」⇒no02.phpにて保存する
先ほどと同じように新規作成からno02.phpを作成しても大丈夫です。
3.以下のphpを入力し保存します。
もちろん太字のみの入力でも大丈夫です。
<html> <head> <title>PHPのご案内</title> </head> <body> <?php echo "ようこそPHPへ" ?> </body> </html> </body> </html> |
そしてno02.phpをダブルクリックします。
すると変なウィンドウが表示されて実行できません。
これはphp形式のファイルを直接実行できないことを意味しています。
4.ブラウザを起動し「http://127.0.0.1/no02.php」を入力し表示します。
すると正常に見られたと思います。
次にブラウザのソースを見てみましょう。
ブラウザの画面で右クリック⇒「ソースの表示」
すると結果しか表示されないことがわかります。
phpでは処理された結果だけがブラウザに送られます。
クライアントだけではどのような処理がされたか分かりません。
ポイント
- HTMLの拡張子は.html
- PHPの拡張子は.php
- htmlはダブルクリックするだけで実行ができる(クライアントサイドの特徴)
- phpはダブルクリックしても実行ができない(サーバーサイドの特徴)
- ブラウザのアドレスバーに「http://127.0.0.1/no02.php」と入力し実行した場合は、ブラウザには実行した結果だけが送られ表示される(サーバーサイドプログラミングの特徴)
マイクロソフト認定トレーナー。専業ブロガーになり1年経過(別名:ひきごもり)。ブロガーなのに誤字脱字王。滑舌が悪いのにYouTuber。『自己紹介』