Android

Galaxy S3 簡単 画面キャプチャ

2012年8月26日

画面の取り込みに[電源]+[Home]ボタン押していませんか?

スマートフォンが急速に普及したため、業務でスマートフォンの画面を取り込む方も多いのではないでしょうか。

その時に[電源]ボタン+[Home]ボタンを押している方いないでしょうか。一般的な方法ですが、業務で使用するには面倒です。なぜなら、そのあと、パソコンに取り込むまでに、USB接続⇒画像を探して・・・っと手間になるからです。

そんなことをしなくても、パソコン上にスマートフォンの画面を表示させ、好きなタイミングで取り込むことが出来ます。

あとは、SnippingToolなどで自由に取り込みます。本ブログ自身この方法で作成しています。Galaxyだけでなく、他社のスマートフォンも同様にできます。(ADBドライバのインストール方法が異なるぐらい)

実現方法

Googleが提供するAndroid Screen Monitor(以下、ASMと記載)を使用します。無料で利用することができます。言葉通り、スマートフォンの画面をPCモニター上に表示することができます。

必要なもの(ハードウェア)

Galaxy付属USBケーブル。100円ショップなどで購入したケーブルも可。

必要なもの(ソフトウェア)

ASMを動かすために、以下のソフトウェアおよび設定が必要です。

  • Javaランタイムのインストール
  • ADBドライバのインストール
  • Android SDKのインストール
  • パスの設定
  • Android Screen Monitorのダウンロード

※Windows・Linux・OS Xにて動作可能

?インストール方法

Javaランタイム

Javaランタイムは、無料Javaソフトウェアをダウンロードからインストールします。通常のアプリケーションのようにダウンロードしてインストールするだけで大丈夫です。

ADBドライバインストール

Galaxy S3の場合は、Samsung Kiesをインストールするだけで?ADBドライバが自動的にインストールされます。まずは、Samsung Kiesをインストールしましょう。結構、時間がかかります。

そしてADBドライバがインストールされたことを確認するためには、Galaxy本体側をデバックモードにする必要があります。[設定]⇒[開発者向けオプション]⇒[USBデバック]としてUSBケーブルで接続します。上手くできると以下のメッセージが表示されます。

Android SDKのインストール

※ここは古いです。

Galaxy S4(SC-04E)の画面をパソコン上に表示するを参照ください。

Android Developers Android SDKからSDKをダウンロードします。

実行すると以下の画面になりますので[Next]ボタンをクリック

スタートボタンにショートカットを追加する確認が表示されますので[Install]をクリック

インストールが終了しました。[Next]をクリック

SDK Managerを起動します。Finishをクリック

おそらく、以下の二つのツールのインストールが必要でしょう。チェックをつけて、[Install packages]をクリック

パスの設定

ここでは、[tools]と[platform-tools]ディレクトリに対して、パスの設定をします。この二つのファイルは、隠しファイルのため、購入時の状態では、見つけることができません。

開発経験のない方は、ここがネックになるのではないでしょうか。パスの設定は、最悪、OSの再インストールが必要になりますので、慣れた人にさらっと行ってもらいましょう。

二つのディレクトリは、以下の場所にあります。

C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Android\android-sdk\tools
C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Android\android-sdk\platform-tools

この二つの場所を確認するため、[スタート]ボタンから[ユーザー名]をクリック。

[Alt]を押して離し、[ツール]⇒[フォルダーオプション]をクリック

[表示]タブから[詳細設定:]の部分を一番したにスクロールし、一番下の[保護されたオペレーションシステムファイルを表示しない(推奨)]のチェックをはずします。

また、少しだけ上にスクロールし、[ファイル]とフォルダーの表示]の中から[隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する]を選択し、[OK]ボタンをクリック

すると隠しフォルダが表示されますので、[AppData]⇒[Local]⇒[Android]⇒[android-sdk]⇒[tools]とダブルクリックします。

以下の場所をクリック

そして、選択されている部分を右クリックし、コピーします。

[スタート]キー⇒[コンピュータ]を右クリック⇒[プロパティ]
左側の[システムの詳細設定]⇒[詳細設定]タブ⇒[環境変数]
そして変数が[Path]と書いてあるもの選択し、[編集]ボタン
右矢印ボタンを押して、右端へ、[;]を入力、[Ctrl]+[V]で貼り付けをします。[OK]ボタン⇒[OK]ボタン⇒[OK]ボタンをおします。

同様の方法で[platform-tools]のパスも設定します。

Android Screen Monitorのダウンロード

Android Screen MonitorからAndroid Screen Monitor Ver.2.30 をダウンロードします。

ZIPファイルになっていますので、ダブルクリックし、[asm.jar]を、C:\などに保存します。

スタートボタンをクリックし、[cmd]と入力

コマンドプロンプトが起動しますので、

と入力します。※[C:\]に[asm.jar]を保存した場合

ADBドライバがインストールされているスマートフォンが接続されていると、以下の画面が表示されます。

[OK]ボタンを押します

初期設定では、あまりにも大きくなりすぎるため、縮小表示をします。

右クリックし、[Zoom]⇒[50%]※解像度により異なる

これで無事表示されるようになりました。

一度設定さえしてしまえば、コマンドプロンプトから

だけで起動できるようになります。

もっと楽に実行したい場合は、テキストファイルを作り、[Display.bat]などを作成し、コピペしておくと、次からダブルクリックだけで実行できるようになります。

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