このページで学ぶこと
パソコンを使用して簡単に、Galaxy S4の画面をキャプチャする
※設定は、ちょっと面倒ですが、あとは、楽にパソコンからキャプチャできます。
Galaxy S4のキャプチャ方法は、3つ
- 「電源ボタン」押しながら「ホームボタン」
- ASMを使用する(詳細は、Galaxy S4(SC-04E)の画面をパソコン上に表示する)(本ページ)
- Galaxy S4の簡単画面キャプチャ【手のひらモーション編】
画面の取り込みに[電源]+[Home]ボタン押していませんか?
スマートフォンが急速に普及したため、業務でスマートフォンの画面を取り込む方も多いのではないでしょうか。
Glaxy S4から新たに、「手のひらモーション」が追加され、取り込み方法が増えました。
これらは、業務で使用するには面倒です。
なぜなら、そのあと、パソコンに取り込みUSB接続⇒画像を探して・・・っと手間になるからです。
※[電源]+[Home]ボタンだけで、無線で、パソコンアップロードされる方法を掲載しました
Galaxy S4の簡単画面キャプチャ&パソコンへの自動アップデート
そんなことをしなくても、パソコン上にスマートフォンの画面を表示させ、好きなタイミングで取り込むことが出来ます。
あとは、スマートフォン側の画面を右クリックし、「Save Image...」で画像が保存ができます。
本ブログ自身この方法で作成しています。Galaxyだけでなく、他社のスマートフォンも同様にできます。
(ADBドライバのインストール方法が異なるぐらい)
実現方法
Googleが提供するAndroid Screen Monitor(以下、ASMと記載)を使用します。無料で利用することができます。言葉通り、スマートフォンの画面をPCモニター上に表示することができます。
必要なもの(ハードウェア)
Galaxy S4付属USBケーブル。または、100円ショップなどで購入したケーブルも可(通信可能なものを選択)。
必要なもの(ソフトウェア)
ASMを動かすために、以下のソフトウェアおよび設定が必要です。
- Javaランタイムのインストール
- ADBドライバのインストール
- Android SDKのインストール
- パスの設定
- Android Screen Monitorのダウンロード
※Windows・Linux・MACにて動作可能
?インストール方法
Javaランタイム
Javaランタイムは、無料Javaソフトウェアをダウンロードからインストールします。通常のアプリケーションのようにダウンロードしてインストールするだけで大丈夫です。
インストールしたかどうか忘れた方は、以下のURLをクリックします。
コンピュータで Java が動作しているかどうかをテストするにはどうすればよいですか?」
http://java.com/ja/download/testjava.jsp
インストールされている場合。そのままでOK
インストールされていない場合。「無料Javaのダウンロード」をクリック
Javaは、動作させるために必要なためインストールしてください。
ADBドライバインストール
Galaxyシリーズは、Samsung Kiesをインストールするだけで?ADBドライバが自動的にインストールされます。まずは、Samsung Kiesをインストールしましょう。結構、時間がかかります。
今回は、ADBドライバが目的です。必ずチェックをつけてインストール
Galaxy S4をデバックモードにする
ADBドライバがインストールされたことを確認するためには、Galaxy本体側をデバックモードにする必要があります。
詳細は、Galaxy s4をデバックモードにする方法に記載しました。
「設定」⇒「その他」⇒一番下の「端末情報」⇒「ビルド番号」を7回タップ。
これで「開発者向けオプション」が表示されるようになります。
「設定」⇒「その他」⇒下から2番目の「開発者向けオプション」⇒「USBデバック」
上手くできると、「デバイスマネージャー」で以下の表示になります。
Android SDKのインストール
Android Developers Android SDKからSDKをダウンロードします。
以下の画面になりますので[Download the SDK ADB Bundle for Windows]をクリック
ダウンロードしたファイルをダブルクリックします。
「adt-bundle-windows-x86_64-20130514」フォルダをC:ドライブ直下にコピーします。
パスの設定
ここでは、
C:adt-bundle-windows-x86_64-20130514sdktools
と
C:adt-bundle-windows-x86_64-20130514sdkplatform-tools
に対して設定します。
開発経験のない方は、ここがネックになるのではないでしょうか。パスの設定は、最悪、OSの再インストールが必要になりますので、慣れた人にさらっと行ってもらいましょう。(慣れた人であれば5分で終わります)
[Ctrl]+[X]
[システムの詳細設定]をクリック
[詳細設定]タブをクリックし、「環境変数...」をクリック
Pathを探し、クリック。「編集...」をクリック
右矢印ボタンを押して、右端へ、[;]を入力、[Ctrl]+[V]で貼り付けをします。[OK]ボタン⇒[OK]ボタン⇒[OK]ボタンをおします。
同様の方法で[platform-tools]のパスも設定します。
Android Screen Monitorのダウンロード
Android Screen MonitorからAndroid Screen Monitor Ver.2.40 をダウンロードします。
ZIPファイルになっていますので、ダブルクリックし、[asm.jar]を、C:などに保存します。
スタートボタンをクリック(Windows 8のときは、[Windows]キーを押す)し、[cmd]と入力
コマンドプロンプトが起動しますので、
java -jar c:asm.jar
と入力します。※[C:]に[asm.jar]を保存した場合
ADBドライバがインストールされているスマートフォンが接続されていると、以下の画面が表示されます。
[OK]ボタンを押します
必ず、スマートフォン側も「OK」ボタンを押してください。私は、これがわからず、8時間ほど真剣に悩みました。
スマートフォンの画面が表示されました。初期設定では、あまりにも大きくなりすぎるため、縮小表示をします。
右クリックし、[Zoom]⇒[25%]※解像度により異なる
これで無事表示されるようになりました。
一度設定さえしてしまえば、コマンドプロンプトから
java -jar c:asm.jar
だけで起動できるようになります。
もっと楽に実行したい場合は、テキストファイルを作り、[Display.bat]などを作成し、コピペしておくと、次からダブルクリックだけで実行できるようになります。
まとめ
業務でGalaxy S4の画面を扱う方は、「Android Screen Monitor」を使うことで、簡単に複写ができる。
また、この画面表示方法は、スマートフォン講習でも扱うことができます。
関連URL
Galaxy S4の簡単画面キャプチャ&パソコンへの自動アップデート

マイクロソフト認定トレーナー。専業ブロガーになり1年経過(別名:ひきごもり)。ブロガーなのに誤字脱字王。滑舌が悪いのにYouTuber。『自己紹介』