最先端の機器を快適にしかも、格安でスマホを使いたい!そんな方も多いでしょう。
そんな夢のようなことを実現してくれるのがMVNOのひとつIIJmioです。池袋ビックカメラ本店にて2時間程度で実現できました。
MVNOとは
MVNOは、キャリア(IIJやOCNなど)がドコモから電波設備を借りて、自社ブランドで再販するサービスのこと。
再販するためにキャリアがドコモに払う金額は、総務省が決めています。この金額は、年々割り引かれています。2014年4月には、この価格が一気に半額以下にまでになり、その結果、更なる割引が進みました。
IIJmioとは
IIJとは、インターネットのサービスを一番初めに行ったインターネット界の老舗(プロバイダー)です。その会社が、販売しているNVMOがIIJmio(アイ・アイ・ジェイ・ミオ)です。ちなみに、mioとは、「私の」「私のもの」という意味のイタリア語です。
MNPとは
携帯電話会社(例:ドコモ)から、キャリアに変更したときに、携帯の電話番号を変えてしまうのは、現実的ではありません。
そこでMNPを利用します。MNPとは、ドコモやAUからIIJに変更しても電話番号を変えずに利用することができる仕組みです。
IIJmioの場合は、ビックカメラSIMカウンターで手続きをすることで、その場てSIMを受け取ることも出来ます。また、その場に行かなくても、インターネット経由で手続きすることも出来ますが、この場合には、1週間程度時間がかかります。
SIMとは
SIMとは、電話番号が記録された、携帯やスマートフォンが通信するために必要なICカードのことです。このICカードには、携帯電話会社の情報も入っています。
携帯電話会社を変えずに、スマートフォンを買い替えた場合は、SIMカードをスマホから抜いて、新しいスマホに差すだけで、使えるようになります。
また、携帯電話を無くした場合や携帯電話会社を変えた場合は、SIMを再発行することで、再び使うことも出来るようになります。
SIMの形は、3種類
SIMカードの形状は、ご利用の端末によって異なるため、ご自分が利用している端末のSIMカードの形状をご確認のうえ、購入します。
形状 | 標準SIM | microSIM | nanoSIM |
---|---|---|---|
画像 | ![]() |
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主な機器 | 携帯電話 | スマホ iPhone 4sまで |
iPhone 5以降 |
お勧めは、nanoSIM
アダプターを使うことで、小は、大を兼ねます。よって、普段は、nanoSIMを購入し、必要に応じてアダプターを使います。SIMアダプターについては、「いろいろ体験してわかった!SIMアダプターについて」を参照ください。
アダプターを使う場合は、必ずシールは、貼ってください。そうしないと、iPhone以外は、相当な確率で壊れます。詳しくは、「【情報共有】スマートフォンが壊れるかも!nano SIM変換アダプターの注意点」を参照ください。
SIMロック端末とSIMフリー端末
先ほど記載したようにSIMには、携帯電話会社が記録されています。
ドコモから発売されたスマホは、ドコモのSIMでないと動かないようにロックがかけられています。
これがSIMロック端末です。AUから発売された端末は、AUのSIMでしか動きません。ソフトバンクも同様です。
逆に、どこのSIMでも動くスマホがあります。Nexus 5,Nexus 6,Nexus 7 2013LTE,SIMフリー iPhoneです。
ドコモのアンドロイド系は、3,000円支払うことで、SIMフリー端末にできます。
初期費用について
MNP転出費用 3,000円(税抜)
SIM購入費用3000円(税抜)※MNPの場合、必ずビックカメラで購入する必要あり
月々の費用(税抜)
音声通話の場合
ミニマムスタートプラン | ライトスタートプラン | ファミリーシェアプラン |
---|---|---|
1,600円 | 2,220円 | 3,260円 |
2GB | 4GB | 7GB |
データ通信の場合
ミニマムスタートプラン | ライトスタートプラン | ファミリーシェアプラン |
---|---|---|
900円 | 1,520円 | 2,560円 |
2GB | 4GB | 7GB |
事前準備
一番大変なのは、キャリアメールとの決別。ただ、これさえやってしまえば、月々の料金を激安にできます。
- ドコモのスマホまたは、SIMフリースマホ
- クレジットカード(IIJmioの場合、必須)
- SIMアダプター(nanoSIMの場合)
- mioIDとパスワード(既に別のSIMを利用している場合)
- MNP予約番号(詳しくは、後述)
- キャリアメールとの決別 事前にGmailなどに変更
- 注意事項の熟読(BIC SIMカウンターのご案内 - BIC SIM powered by IIJ)
事前にMNP予約番号をゲットせよ
主な方法としては、ドコモのスマホで116に電話するか、docomo IDを取得して使って取得します。
電話での取得と、インターネットの取得の両方を体験しました。どちらが良いかは好みです。どちらもスムーズに実施できます。
取得できるのは、電話もインターネットも、午前9時から午後8時までです。出先でも、電話やインターネット経由で手に入ります。
BIC SIMカウンターへいざ出陣
BIC SIMカウンターは、有楽町、新宿西口、新宿東口、池袋本店、ラゾーナ川崎、なんば、名古屋、札幌、川崎市高津区、福岡県福岡市にあります。
今回は、池袋本店で!土曜日の10時10分に到着。10時開店にも関わらず中途半端な時間に到着。
入ってすぐ右のところにある紙をとります。4人待ちでした。すぐにこの場所がわかれば、呼ばれるまでの待ち時間ゼロだったかも。
手続きについて
一人30分ぐらいの手続きです。5人まで受け付ける窓口があります。私が呼ばれたのは、10時40分。
店員は、簡単な注意事項を読むだけ。ほとんどは、iPadを使って、自分で入力します。私の場合は、既にIIJmioを利用していました。そのIDとパスワードを探すのに時間がかかりました。それ以外は、トラブルもなく30分程度で終了。
SIMの完成まで1時間。
11時10分に手続きが終了し、SIMカードの支払をします。3000円(税抜)。SIMカードの受け取りは、12時10分。尚、渡された紙によると平日であれば30分程度で出来そうです。
SIMのカードを渡されるだけ
ドコモと違ってスマートフォンに入れて、確認してくれるわけでもないです。渡されて終了。
自宅でSIM装着
Xperia Z2からSIMを取り出して装着します。nanoSIMを購入したのでアダプターを装着。端子部分は、あまり触らない方がいいですが、おもっきり触ってしまいました。
APN設定
差しただけなら、電話とSMS(ショートメッセージ)しか使えません。APNの設定を行います。
「設定」をタップします。
「その他の設定」をタップします。
「モバイルネットワーク」をタップします。
「アクセスポイント名」をタップします。
「+」を押して追加します。
SIMカードと一緒に同封している紙に書いてあります。
追加したあと、選ぶのを忘れずに!
これでインターネットが使えるようになります。
「みおぽん」をインストール
みおぽんをインストールしないと、3G程度しかでないようです。そこで、「みおぽん」をインストールすることで本来の性能がでるようにします。
実施前
Google Playでインストール
IIJmioクーポンスイッチからインストールします。
mioIDは、とても忘れやすいので、きちんとメモをとって思い出せるようにします。
クーポンの残量がわかります。
スピードテストも良好
空き容量が足りなくなった場合は、プラン変更かクーポンの購入を
注意点
Xperia系とGalaxy系は、テザリングができません。テザリングをするならiPhone iOS8以降かNexus系などを選びます。詳しくは、「動作確認済み端末」を参照ください。
まとめ:電話番号は、そのままで月々の料金を大幅に安く!
SIMを自分で取り付けたりAPNを設定したりと初心者向けではありませんが、月々1600円で利用できるのは大きな魅力です。月々の料金を節約したい方は、検討ください、
関連URL
【情報共有】スマートフォンが壊れるかも!nano SIM変換アダプターの注意点
私事ですが、スマートフォン本体を壊しました。
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マイクロソフト認定トレーナー。専業ブロガーになり1年経過(別名:ひきごもり)。ブロガーなのに誤字脱字王。滑舌が悪いのにYouTuber。『自己紹介』