JavaScript try catchによる例外処理

通常のプログラミングにおいて、処理を途中で終了したい場合があります。例としてエラー処理があります。
残念ながらJavaScriptには、他のプログラムにあるexit()のようなものは存在しません。

exit()文に比べて使い勝手が多少変わりますが、JavaScriptの場合は、try...catchによる例外処理をすることでexit()相当の使い方ができます。

とほほさんのページにJavaの例ですが、分かりやすく書いてあり、基本的にJavaScriptでも利用できます。

【×みなさんがやりたい事】←exitが存在しないのでできません。

i=true; //終了させたい場合
//i=false //終了させたくない場合

if(i==true) { //終了判断
    exit();
}
document.write("例外処理が優先されるため表示されない<BR>");

使い方としては、文全体をtry文にします。そしてエラー処理をcatch()に記載をします。

【○実装例】←try catchによる代替

i=true; //終了させたい場合
//i=false //終了させたくない場合 必要に応じてコメントをはずして試してね

document.write("エラー処理のサンプル<BR>");
try {
    if(i==true){
        throw new Error("エラーメッセージ");
    }
    document.write("例外処理が優先されるため表示されない<BR>");
} catch(e) {
        alert(e.message); //エラーメッセージが不要の場合は、コメントにします。
}
今時のプログラムは、このように処理するんですね。

 


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