余談 Windows8 プレビュー版が公開
Windows8ユーザーなら無料でWindows8.1にアップグレードできます。正式対応は、10月末だと思われます。興味のある方は、ぜひWindows8.1情報を参照ください。
本題
Windows8を使用していて、だれもが悩むと思われるのがシャットダウンです。
私の中でのベストと思っていたものを、2012年3月27日に公開したのですが、甘かったです。
もっといいショートカット BEST7をお知らせします。
1.電源ボタンを押してシャットダウン
○メリット
1番短時間でできる。(複数台、シャットダウンするには最速)
×デメリット
パソコンによっては初期設定が違う場合も
いままでの歴代OSと同じで一番早くシャットダウンするのは、電源ボタンを押すことです。Windows8でも健在です。あらかじめアプリケーションを終了したあと、電源ボタンを押しましょう!
電源ボタンの動作は、規定値でシャットダウンと設定されています。Windows Vistaだけは、スリープに設定されていますが、評判が悪くWindows7から従来通りのシャットダウンに戻りました。
電源ボタンの動作を確認しよう!
電源ボタンの動作は、
1-1.デスクトップで[Windows]キー+[X]を押し[電源オプション]を選択します
[Windows]キー+[X]は、Windows8から新たに導入された管理用のメニュー表示ショートカットです。
1-2.電源オプション画面で、[電源ボタンの動作を選択する]をクリック
1-3.初期値は、「シャットダウン」ですがメーカーによって変更している場合もあります。
自分で変更しなくても、メーカー側で電源ボタンの動作を変更して出荷する場合もあります。 富士通だと[パッとスタート]という機能があるが、これにあたります。
[パッとスタート]は、スリープ機能(待機機能)を使用することにより、起動を早くみせる技術です。早く起動できる反面、スリープ中は、わずかに電力を消費します。また、シャットダウンをしないため、アプリケーションによっては、動作が不安定になりやすい欠点があります。
私の好みになりますが、電源ボタンの動作は、スリープよりシャットダウンの方が好きです。動作が違う場合は、シャットダウンに設定を戻します。
2.スタートボタンを復活させてシャットダウン
○メリット
いままでのOSと、ほぼ同じ動作ができる。しかも、スタートボタンをWindows8ぽくできる
×デメリット
ソフトウェアをインストールする必要がある。
ソフトウェアを使ってスタートボタンを復活させる方法があります。従来通りのシャットダウンができるだけではなく、アプリケーション起動まで、従来通りできるようになります。超お勧めです。
私は、これで、アプリケーションを起動するストレスからも解放されました。以下に詳しく記載しましたのでご覧ください。
また、「Windows8のスタートボタンを復活させる【Start Menu 8編】」には、「Start8」との違いも明記しています。ここからご覧ください。
フリーソフト Windows8のスタートボタンを復活させる【Start Menu 8編】
シェアウェアWindows8のスタートボタンを復活させる【Start8編】
3.[Windows]+[I]を使用してシャットダウン
○メリット
すべてのWindows8で使用できる
×デメリット
Windows8独自の操作を覚える必要がある
一番スタンダードなシャットダウン方法がこれです!
Windows8から便利なショートカットができました。[Windows]+[I]です。
[Windows]+[I]は、設定チャームを開くショートカットです。
3-1.デスクトップで[Windows]キー+[I]⇒[電源]をクリック
3-2.[シャットダウン]をクリック
4.[Ctrl]+[Alt]+[Delete]でシャットダウン
○メリット
いままでのOSと同じ操作
×デメリット
[Windows]+[I]にくらべ、操作がわずかに面倒
※3つのキーを押す必要があり、Deleteキーの場所が遠い
いままでのOSと同じで、地味ですが、この方法もなかなかいいです。
[Ctrl]+[Alt]+[Delete]⇒右下のシャットダウン⇒ シャットダウン
5.[Alt]+[F4]でシャットダウン
○メリット
いままでのOSと同じ操作
×デメリット
あらかじめすべてのアプリケーションを終わらせるか、デスクトップをクリックする必要がある
これも、いままでのOSと同じシャットダウンです。[Alt]+[F4]は、アプリケーションを終了させるショートカットですが、デスクトップ画面をクリックしたとき、または、全アプリケーションが終了しているときは、「Windowsのシャットダウン」画面が表示されます。
1.デスクトップをクリック
2.[Alt]+[F4]でウィンドウ表示
3.[OK]ボタン
6.【番外編】リモートデスクトップからのシャットダウン
○メリット
リモートデスクトップからでも、同じように[Windows]キーを使用してシャットダウンできる
×デメリット
リモートデスクトップ接続の初期設定を変更する必要がある
出張先や別の部屋で普段使わないパソコンを操作するとき、同じWAN内であれば、リモートから自分のパソコンを直接操作することができます。
詳しくは、ネットワーク経由でパソコンを操作する【リモートデスクトップ接続】を参照ください。
初期設定では、リモートからコンピュータを操作するときに[Windows]系のショートカットキーが使えません。そんなときは、この方法を使いましょう。
初期設定を変更する
リモートデスクトップ接続を起動し、「オプションの表示」をクリック
「ローカル リソース」タブをクリック。下向き▼から「リモートコンピューター」を選択し、「接続」をクリック
以上で、リモートデスクトップでも、[Windows]キーが使えるようになります。
リモートデスクトップでシャットダウンするときは、以下のいずれかで行います。
- [Windows]+[I](今回の設定で可能)
- [Alt]+[F4](もとから可能)
- [Ctrl]+[Alt]+[End]キー
※[Ctrl]+[Alt]+[Delete]だとホスト側になるため
7.アイコンをダブルクリックによるシャットダウン
○メリット
ダブルクリックでシャットダウンができる
×デメリット
ショートカットキーを作るのがとても面倒
ショートカットボタンをダブルクリックする方法もあります。リモートからコンピュータを操作するときに[Windows]系のショートカットキーが使えない場合があります。そんなときは、この方法を使いましょう。
Windows XP時代からある方法です。
私なら、このようにしてWindows8にシャットダウンボタンを追加する
Windows8のシャットダウンは、従来のシャットダウンと少し違う
通常、意識しなくても、良いですが、システムを変更するとき[BIOS]やソフトウェアインストール時は、意識してください。Windows8の起動が速いのは、シャットダウンがカーネルレベルを休止状態するからです。起動時は、休止状態にしたものを読み込むため、非常に起動が速いです。
ただし、設定を変更したときは、トラブルの元です。再起動を選ぶことで、本トラブルを回避できます。
まとめ
Windows8のシャットダウンは、[Windows]キー+[I]を使用することで、従来のOSと同等速度でシャットダウンができる
新しい操作に馴染めないときは、ソフトウェアをインストールすることで解決できる
リモートデスクトップも同様に[Windows]キー+[I]でシャットダウンできる
※ただし初期設定を変更すること
Windows8のシャットダウンは、カーネルレベルまで終了しない。システムを変更したときは、再起動
関連URL
- 私なら、このようにしてWindows8にシャットダウンボタンを追加する
- Windows8.1 シャットダウン
- Windows 8をWindows 7以上に素早く操作する
- Windows 8 最近使ったファイルを表示する
- Windows8のスタートボタンを復活させる【Start8編】
- Windows8のスタートボタンを復活させる【Start Menu 8編】
- IE10の検索エンジンをGoogleに変更する方法
余談
本記事は、
2012年3月27日に記載
2012年10月30日アクセス急増に伴い、急いで画像と「スタートボタンでシャットダウン」を追加
2012年12月23日アクセス激減に伴い、急いで記事を見直し、Windows+[C]キーからより簡単に行える[Windows]+[I]に変更。また、電源ボタンの動作も、より簡単に行える[Windows]+[X]に変更。ショートカットアイコンを追加
2013年4月21日[Alt]+[F4]
2013年5月11日リモートデスクトップで[Windows]キー
を追加したものです

マイクロソフト認定トレーナー。専業ブロガーになり1年経過(別名:ひきごもり)。ブロガーなのに誤字脱字王。滑舌が悪いのにYouTuber。『自己紹介』