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「月商」に騙されるな!売上・収入・所得の違いを意識しよう

ブログを読んでいるとノイズのような情報を見ることがあります。

メジャーな詐欺商法です。

5年かけて、月500万稼げるようになりました。アフィリエイト収益の一般公開を終了します。

ちょと下の記事を見ると以下のようにネタをバラしています。

5年間で月商300〜500万円を稼げるようになりました!

そもそも月商とは

1か月間の商取引の総額のことをいいます。

例えば、500万円の商取引があって、500万円経費がかかっても、月商500万円です。

収入が0円であるにも関わらず、「500万円稼いだスゴ」ってことになります。なんか可笑しいですよね。

気を付けるべきところは、510万円経費がかかると10万円の赤字になります。それでも立派な月商500万円です。

稼げたとか・月商と言えば、通常通帳に振り込まれた金額を意味します。

ここで私が詐欺商法と明記しているのは、アフェリエイトの売り上げ金額を月商として記載している点です。

もしこれが月商になるなら、私も月々300万円~500万円稼いでいることになります。

アフェリエイトの場合は月商の1%~3%程度

3年前のAmazonまででならアフェリエイトの収入が8%の時代もありました。

今は違います。Amazon 0%~10%。おおくは2%程度です。

よって500万円売り上げがあったとしても、個人事業主としての収入は10万円程度です。

アフェリエイトで500万円の売り上げは、スゴイといえば凄いですが、この程度であれば私のアフィリエイト収入と差がありません。

そもそも売上とは

商品やサービスを販売することによって得る代金の総額のことです。

月商とほぼ同じですね。

所得とは

ここで気を付けて欲しいのはサラリーマンの「所得」と個人事業主の「所得」は大きく違うと言うことです。

サラリーマンの「所得」

所得 = 収入 − 給与所得控除

サラリーマンの所得は給与所得とよばれ、収入金額から「給与所得控除額」、つまり会社員の必要経理を差し引いた金額です。

個人事業主の「所得」

所得 = 収入 − 必要経費

個人事業主にとっての所得とは、その人の年収のようなものです。

この所得金額をもとにして、その人の所得税額を計算します。

そもそも収入とは

収入とは、ある期間に得た金銭、物件のことです。

サラリーマンの収入

給与や賞与などの年間の合計収入です。

特に給与所得者の場合、年収が税法上の収入にあたります。

個人事業主の「収入」

個人事業主の場合、一般的に年商などが収入にあたります。

飲食店経営であればランチやディナーの売上になりますし、私のようなブロガーだとAmazon、Googleからの振り込み金額が収入になります。

まとめ:「稼げた」の真の目的を理解しよう

「月500万稼げるようになりました。」は、なぜ書くのでしょうか?

それは、「凄い!」と思わせて収入を得たいからです。

実際に稼げるようになれば良いのですが、先ほどのように収入10万円程度です。

このようなサイトに対してリンクを貼ったりして拡散しては行けません。

詐欺商法を少なくするには無視が一番効果的です。

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