4月2日に執筆した記事に対して、写真や調べたことを追加しました。
MS261シリーズは、通常.325ピッチの1.6mmのソーチェンが使用されています。
スチール ソーチェン ラピッドマイクロ 26RM(.325”/.063”) です。
ラピッドマイクロは、半角刃であり切れ味がするどく長持ちする特徴があります。
一方でマニアに人気があるのは、角刃の薄いタイプです。0.3mmほど薄くなり強度が若干弱くなりますが、スピードが2割アップするとのことです。
YouTubeで複数の投稿を確認しました。2割の差は大きいと感じました。
チューニングキット MS 261 - ピコスーパー
マメに刃を手入れする方に良いとのことです。
チューニングキット MS 261 - ピコスーパーを購入すると、使うために必要なバーとリムとソーチェーン3つがついてきます。
装着方法
リム式なので簡単に交換できます。
黒いピンを誤って飛ばさないように気を付けながら、ずらすように外します。
MS 261 C-M付属のマイナスドライバーで十分とのことでした。
銀色の丸い部品の裏表を気を付けながら取り外します。戻した時に裏表が逆にならないように覚えておきます。
リムの写真です。混同しないようにバーと一緒に撮影しました。
リムを取り付けます。マイナスドライバーよりも、ペンチの方が確実にできるとのことです。
「チューニングキット MS 261 - ピコスーパー」のソーチェーンです。MS201は55コマですが、本製品は60コマあります。超注意です。
「チューニングキット MS 261 - ピコスーパー」のバーです。MS-201では使えないので気を付けてください。
重さの違いについて
調べてみました。プロの林業家の話でも200gなどわずかな差でも大きいと聞いています。やはり337gや491gの軽量化のメリットは大きいと感じました。
本体は、4.9kgと重たいです。
バー | ソーチェン | リム | 合計 | キットとの差 | |
標準50cm | 1050.5g | 306.0g | 20.7g | 1377g | 491g |
標準45cm | 963.0g | 278.8g | 20.7g | 1263g | 337g |
チューニングキット | 655.5g | 202.0g | 28.5g | 886g | - |
コマ数について
角刃は、マメなメンテナンスが必要と書きましたが、コマ数によって1回に対する研ぐ回数も違うと思います。明記します。
コマ数 | |
標準50cm | 81 |
標準45cm | 74 |
チューニングキット | 60 |
まとめ:ヤスリは4mm MS201およびMS241ユーザーにも良い
MS201およびMS241の方は、大抵4mmの丸ヤスリを使います。流量できるためMS261c-mを愛用している方にも良いです。
切断スピードは20%アップしますが、マメにヤスリが必要になるためトータル時間は互角と見ました。
だとしても、作業時の2割スピードアップは大きなメリットです。
また軽量化もされるため、興味のある方は「チューニングキット MS 261 - ピコスーパー」を活用ください。