全部入りの「27UK850-W」を購入して落ち着いたと思ったけど一つ気になる所があります。
27UK850-Wは、Adobe Colorに対応していない点。
写真家のプロじゃないとAdobe Colorは関係ないですが、ないものねだりの私にとってAdobe Color対応ディスプレイも経験したくなりました。
Adobe Color対応ディスプレイの32インチの2Kディスプレイについて追記しました。
記載ディスプレイ一覧
大きさ | HDR | 解像度 | Adobe Color | ハードウェア キャリブレーション |
|
---|---|---|---|---|---|
328P6AUBREB/11 | 32インチ | 〇 | 2K | 99% | × |
27UK850-W | 27インチ | 〇 | 4K | - | 〇 |
27UK650-W | 27インチ | 〇 | 4K | - | × |
328P6AUBREB/11 27インチ Adobe Color対応 HDR 2Kディスプレイ Type-C
なぜかLG製品の多くは、Adobe Colorに対応していません。
プロの写真家でないと関係ないことから、不思議なことではありません。
写真にもこだわりたい方に最適な5万円を切る価格で32インチ HDRディスプレイが存在します。
良い点
- 低価格
- VESA対応
- Type-C対応
欠点
- 2Kであること
- 音が貧弱であること
- 狭額縁でないこと
- ハードウェアキャリブレーション非対応
本命の27UK850-Wについて
27インチでHDR・IPSの27UK600-Wが税込58,320円で発売した時は、ガチで買おうか迷いましたがすぐに大本命が発売しました。
ハードウェアキャブレーション・HDR・USB Type-Cに対応した27UK850-Wです。
約2万円程度高くなりますが、ハードウェアキャブレーションとUSB Type-Cに対応したことは大きな魅力です。
詳しくは、『【レビュー】4K 27インチ HDR 全部盛ディスプレイLG 27UK850-W』を参照ください。
全部盛ディスプレイ27UK850-W
ハードウェアキャブレーション対応にしては攻めの価格設定の79,920円です。
『27UK850-W | モニター | LGエレクトロニクス・ジャパン』を見るベシ。
発売日は2018年2月14日です。
VESAマウント対応でした。(購入して確認しました。)
公式ホームページの記載が不親切なだけでした。
27UK850-Wの記載:壁掛け 100×100 (ねじ穴はスタンド結合部にあります)
27UK600-Wの記載:壁掛け(VESAマウント) 100×100
インターフェースも豊富にあります。
ハードウェアキャブレーション用のキャブレーションツールについて
公式ホームページには何も書いてありません。2015年に発売されたモニターLG 31MU97-Bだと以下のように書いてあります。
推奨キャリブレーションセンサー
LG: ACB8300
DataColor: Spyder 3/4
X-Rite: ColorMunki Photo/Design, i1Display Pro, i1Pro2
LGのキャブレーションツールは、マイナーなようです。Amazonで売られているDataColorやX-Riteから選べば大丈夫なようです。
Amazon限定発売の「27UK600-W」
10%オフのクーポンが配布されていました。もし適用すれば4K・HDR対応で58,320円は安かったです。
残念ながらUSB Type-C未対応です。
27UK600-Wと27UK650-Wとの違い
一般的に販売される27UK650-Wは、66,960円です。
27UK650-Wとの違いは、スタンドのみです。高価な方は、11cmの高さ調整が出来て、ピボット回転によってディスプレイを縦画面にすることができます。
アームを使う私にとっては、スタンド台がいりません。
27UK650-W
LGから発売されるディスプレイは、3機種です。その中で本命となるのが4K・27インチの「27UK650-W」と「27UK600-W」です。
本命以外にも「34WK650-W」は2,560×1,080ドットと、「29WK600-W」は2,560×1,080ドットが発売されますが、本業には使えないので却下。
詳しくは、『27UK650-W | モニター | LGエレクトロニクス・ジャパン』を見るベシ。
USB Type-C未対応なところが残念です。入力がDisplayPortとHDMIが2つのみの点も気になります。
価格とのトレードオフになりますね。
1月13日追記:DELL S2719DMとS2419HM
VESAマウントができない点が致命的ですが、それ以外は良いです。
DELL S2719DM
最高600cdのピーク輝度を持っています。USB Type-Cの有無は不明。
解像度は、2K(2,560×1,440ドット)です。
499.99ドルとのことです。日本だと6万円程度でしょうか。
DELL S2419HM
最高600cdのピーク輝度を持っています。USB Type-Cはなし。
解像度は、Full HD(1,920X1,080ドット)です。
価格は、299.99ドルとのことで日本だと3万円代になります。
HDRの恩恵を得るには、モニターの購入以外にソフトウェアの対応が必須です。
実用的になるには、もう少し時間がかかりそうです。
2017年は、高精細ディスプレイがより普及した年とも言えます。
4K高精細ディスプレイは、とても快適です。そんな夢のようなディスプレイが4万円を切るようになり、使わない方が損なくらいです。
2018年は、USB Type-C & HDR対応ディスプレイが、マニアに普及する年になります。
27型HDRディスプレイが登場
どうしても欲しい方は、Amazonサイバーマンデーでゲットすると良いでしょう。
Amazonサイバーマンデーなら3万円を切る可能もあります。
※ただしVAパネルです。USB Type-C接続も不可です。
HDRではありませんがオススメです。4KでIPSディスプレイなので一般の方は、こちらの方がオススメ。こちらもUSB Type-C接続は不可です。
マニアなら32インチ 4K HDRディプレイ
2018年は、HDRディプレイが普及する年です。
現在、110,914円(税込)で販売されていることを考えると、Amazonサイバーマンデーでは10万円を楽々切ると思われます。本ディスプレイは既に96,201円で売られた時期もあります。このことを考えるとセールで9万円切りもあり得るかもしれません。
32インチは、ディスプレイとして快適に使えるギリギリのサイズ。
重さも、6kgであるため普通のディスプレイアームで運用できます。
USB Type-Cは、60Wの出力だけ対応しており、ディスプレイを使う場合は、電源が別途必要なようです。
27インチ 4K HDRディプレイ
USB Type-Cに対応することで、電源供給も含めて1本で済みます。45Wの電源供給が必要です。
LGモニターとは逆で、USB Type-Cで電源を入力することはできますが、提供することはできません。
HDRディスプレイは、ソフトウェアの対応が不十分で恩恵は少ないと思いますが、Photoshopが対応しているため、業界の方には良いかもしれません。
OS側の対応も不十分なようです。これからの機能と言えるでしょう。
HDR表示は美しい
ソフトウェア側の対応が乏しい問題がありますが、4KよりもHDR対応の方が画質の向上にメリットがあると言われています。
メリットが大きいため、価格とソフトウェア面が整えば普及が早いと思われます。
まとめ:オタク心をくすぐるHDR & USB Type-C
インサイダープレビューで「Windows 10 HDR利用時にSDRコンテンツの明るさを調節する」機能が搭載されました。検証したくて急にディスプレイが欲しくなりました。