自作パソコンの電源を買うなら500W以上を買いましょう。私事ですが、パソコンの電源を買い替えました。
旧400W電源(玄人志向 KRPW-L5-400W)に比べいい感じです。
400Wと550Wの違い
電源の種類により異なりますが、わかりやすく以下の表現とさせてください。
400W 玄人志向 KRPW-L5-400W/80+
500W 玄人志向 KRPW-L5-500W/80+
550W ANTEC 80PLUS BRONZE NE550C
主な違いは、12Vに供給できる電力量。CPU・GPU・HDDへの供給能力が高いです。
あとは、コネクタの数の違いです。
※値段に比例して信頼性が高りますが、今回は目に見えないのであえて書きません
3.3V | 5V | 12V | -12V | 5Vsb | |
---|---|---|---|---|---|
400W | 16A | 16A | 30A | 0.3A | 2.5A |
550W | 18A | 16A | 42A | 0.3A | 2.5A |
ATX12V/EPS12Vコネクタの違い
左は、400Wのコネクタです。4ピンしかありませんでした。ATX12Vのコネクタ。
私の使っているマザーは、8ピンです。4ピンでも動くとのことですが、不安材料の一つでした。
右は、500Wのコネクター8ピン(4ピン×2)です。これで安心して使えます。右がEPS12Vのコネクタです。オーバークロックなどの際に電力不足を補うためにあります。
ドライブ電源コネクタ(S-ATA)の数の違い
400Wは、3つ(1本)までしかありませんでした。現在、SSDを3つ使っており、ギリギリ間に合っていました。
500Wは6つ(3つ×2本)ありますので、さらなる追加が可能です。
PCI-E電源コネクタの違い
400Wは、PCI-Eの電源コネクタが6ピンで1本した。
550Wは、PCI-Eの電源コネクタが8ピン(6ピン+2ピン)で2本です。これでVGAカード2本差しも可能です。
印字とケーブル保護の違い
CPUコネクタは、ピン数が同じため印字とケーブル保護についてみてみましょう。
550Wの方は、印字がされており何に使うのかが一目でわかります。
また、黒い保護布で覆われているので安心感があります。
(ご参考)後姿について
あんまり違いがないですね。550Wの方は、日本製のコンデンサーを使っています。
まとめ:電源は500W以上で
試しに400Wを購入しました。動作は安定していますが、コネクタの数などもギリギリでイマイチでした。
パソコン教室用に大量に購入しようと思っていたため、試した価値はありました。
400W 3,209円は、電源がちょっと不安。
500W 3,718円なら8ピンEPS12V/PCI-E 8ピン+PCI-E 6ピン/S-ATA 4つ(1本)と満足度が高かったと思います。
今回、購入したのは、5,979円と高価なものです。予算に余裕があれば本製品。厳しければ後述の500Wを購入すると良いでしょう。