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富士通パソコンFMV F52RWのメモリを4GBから8GBへ増設しました

2017年5月7日

2014年8月31日に福島県伊達市の桃の里マラソンにて10万円相当のパソコンをゲットしました。

親子マラソンで走った得た商品です。

娘の思い出のパソコンのため、大切に使いたいです。

※現在は、Windows 10です。

メモリの増設は超簡単

富士通だときちんとしたマニュアルが提供されています。

ダウンロード - FMVサポート : 富士通」』の「取扱説明書<詳細版>(2014夏モデル)」 を読みます。

詳しく書いてあります。

第1ステップ:現在のメモリを確認する

面倒でも、現在のメモリを確認しましょう。

蓋を開けて、ネジを一つ緩めるだけ!メモリを外した状態です。

 

下の写真を見て見ましょう。PC3L 12800S 11が大切です。

4GB(メモリ全体の容量)

1Rx8(乗ってるチップの数、この場合なら片面に8枚のチップが乗ってるという意味)

PC3L=低電圧版

12800=メモリモジュールの速度、メモリチップDDR3-1600と同様

S=省電力版

11=CL レイテンシ メモリの遅延時間

12-B4=ロット番号、製造日や製造されたところなど

実装できるメモリを調べる

詳細マニュアルに以下のように明記されています。

総容量 メモリスロット
1 2
8GB 4GB 4GB
16GB 8GB 8GB

選択支は、以下の通りです。

4GB 1枚購入:一番安価だが、相性問題で使えない可能性あり3,281円コース

4GB 2枚購入:より確実だが、購入時に差さっている1枚の4GBメモリが無駄になる6,558円コース

8GB 2枚購入:大容量になるが高価12,485円コース

購入したメモリ

「キングストン ノートPC メモリ DDR3L 1600 (PC3L-12800) 4GB×1枚 CL11 永久保証」にしました。

 

増設前の状態:シングルチャネル

悲しいことに、シングルチャネルで動いていました。これなら本来の性能の半分の速度しかでません。
※シングルチャネルは、デュアルに比べてデーターの転送速度が半分の性能ですが、体感できるほどの違いはでません。私のようなオタクな人以外は重要ではありません。

シングルかデュアルかは、CPU-Zというフリーソフトを使わないとわかりません。

デュアルにするには、同容量かつ同性能のメモリを二つ入れる必要があります。

増設後の状態:デュアルチャネル

同容量で同性能のメモリ4GBを2枚入れました。

メモリが8GBに増えてデュアルチャネルになっていることがわかります。

増設前:空きメモリがない?

一般の方が騙されやすいのは、以下を見て空きが54MBしないと思うことです。世間一般で言われる空き領域とは、スタンバイ+空き=1,334MBです。十分に足りています。

上記は、リソースモニターですが、タスクマネージャーのメモリで見るとよくわかります。メモリ使用量に「スタンバイ」が入っていないことからもわかるでしょう。

今どきは、スーパーフェッチ機能を有効に働かせることが重要

世間一般の空きがあるなら、メモリは十分と思うのも一般の方がよくする勘違いです。

特にHDDの場合は、Windows Vista以降に搭載されたスーパーフェッチが重要になります。

スーパーフェッチとは、良く読むデーターを事前にHDDから読みだしておく機能です。フェッチとは先読みの意味です。

このため、十分なメモリを搭載しておけば、スーパーフェッチが有効に動きます。

スーパーフェッチとは、超先読みと言う意味になります。先読みした量は、タスクマネージャーでみると、「キュッシュ済み」で確認ができて、リソースモニターで見ると「スタンバイ」と書いてあります。

HDDの場合は、メモリを沢山つんでスーパーフェッチを有効にした方が、より快適にパソコンが動くようになります。

SSDの場合は、スーパーフェッチでなくてもデーターの読み込み速度が元々速いので、スーパーフェッチによる恩恵はHDDに比べると少なくなります。

増設後:先読み量(スタンバイ)は、2405MBになり増加。空きメモリも十分

スーパーフェッチ機能があるため、「空き」領域は、使うほど勝手に少なくなります。見出しで言う空きメモリとは、「スタンバイ」+「空き」のことです。

 

キュッシュが増設前の1.2GBから2.5GBでアップ。余力が増えたため、さらに読み込めるようになりました。

繰り返しになりますが、もっと使えば「キャッシュ済み」が増えます。予めデータを読むっことで、操作中にわざわざHDDにアクセスしなくてもパソコンが動くことを意味します。

まとめ:メモリが4GB以下の場合は、増やして快適にしよう

今回も3千円で快適な動作にすることが出来ました。

あと1万円払ってSSDにすれば、超高速になり別物のパソコンに生まれ変わります。

 

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