昨日は、料理に湯気をつける方法を公開しました。
『【爆速】Photoshopで作る湯気の作り方』を見て作っていますが、アクションを登録する方法が明記されていないので、youknowさんに敬意を表し記載したいと思います。
私の記事『Photoshop CC 2018で料理に湯気を追加する』を繰り返し実施する版です。
学習素材A
『1600×1066の画像(約200KB)』です。
学習素材B
繰り返しを確認するためにもう一つの画像を準備しました。
『1600×1600の画像(約436KB)』です。
完成図A
自然に仕上げるとこんな感じです。もう少し湯気が少なくても良いかな。
完成図B
アクション登録によって2回目はあっと言う間です。さりげなく湯気をつけました。
実施方法(アクションを登録する)
湯気をつける方法は、5ステップです。
Step1.加工したい画像を開く
加工したい画像をPhotoshopで開きます。
Step2.湯気を作る
0.「湯気を作る」をアクションに保存しり
アクションパネルの「新規アクションを作成」ボタンをクリックします。
アクション名は自由です。ここでは「湯気を作る」と指定しました。「記録」をクリックします。
1.新規レイヤーを作り、描画モードをスクリーンに
新規レイヤーを作ります。
描画モードをスクリーンに設定します。
新規レイヤーにスクリーンが設定されました。
スクリーンは、雲などを合成するときに使うものです。白い部分は、そのまま残ります。黒は透明になり、中間色は半透明になります。面白いですね!
2.描画色リセットし、反転する
①「描画色と背景色を初期設定に戻す」をクリックし、描画色を黒色に、背景色を白色にします。
3.新規レイヤーに対し、フィルター雲模様1を適応
先ほど作った新規レイヤーを選択し、上のメニューから[フィルター]>[描画]>[雲模様1]を選択し雲模様1を適用します。
適応が成功すると次のようになります。
上手くできない場合は、描画色が白であるか。レイヤーの描画モードがスクリーンになっているか確認してください。
4.雲模様1を湯気のようにする
実際の湯気はゆらいでいるため、先ほどの雲模様1をゆらがせるために、[フィルター]⇒[変形]⇒[波形]を選択します。
値を波形:5 波長:最小100 最大400 振幅:最小10 最大80と設定し、「OK」を押します。
ここの値は、ある程度自由に調整しても大丈夫です。
「開始位置を乱数的に変化させる」を何度かクリックして納得できる形にします。
アクションパネルの記録を中止を押します。
実施方法(アクションを再利用する)
湯気をつける方法は、5ステップです。
Step1.加工したい画像を開く
加工したい画像をPhotoshopで開きます。
アクションを再生する
再生ボタンをクリックします。
Step3.湯気を画像になじませる
1.なげなわツールを選択します。
ぼかす量は、のちほどプレビュー結果をみながら微調整するため、ここでのぼかしは「0」にします。
2.湯気を出したい範囲をなげなわツールで囲みます。
3.マスクをかける
湯気を出したい範囲を選択した状態で、画像の「レイヤーマスクを追加」をクリックすると、選択範囲以外の湯気が消えます。
4.ガウスを使って適度なボカシを入れてなじませる
マスクがされた状態であることを確認します。
フィルター⇒ぼかし⇒ぼかし(ガウス)を選択し、50pxなどを入力して確認します。
5.完成
不透明度が100%だと湯気が激しすぎて不自然です。お好みで30%などに変更してなじませてあげましょう。
おつかれさまです!完成です。
まとめ:湯気をつけるテクニックとアクションを覚えておこう
アクションは、よく使う動作を繰り返すときに使います。