バッテリーチェッカーと言えばルートアールが定番ですが、意外にもQuick Charge 2.0の測定ができませんでした。
大人気チェッカーRT-USBVAC2の後継機として、RT-USBVAC3QCが登場したので紹介します。
違いは、「9Vと12Vの測定ができるか否か」と「充電専用か通信もできるか」です。
Quick Charge 2.0の注意点
充電ケーブルは、通信もできるケーブルを使用してください。充電専用のケーブルだと、従来の5V充電になります。
従来の電流チェッカーでは、ワット数を自分で計算する必要がありました。
また充電時間や充電した容量を測るのも困難でした。
RT-USBVAC3QCは、様々なものが測定可能です。
使い方について
常に電圧と電流は、表示されます。他の表示は、表示モード変更をしたり、その時の状態によって変わります。
表示モード変更方法
ボタンを押すと、表示モードが変わります。
積算電流値モード | 消費電力モード | 積算給電時間モード | ||
⇒ | ⇒ | |||
積算電流値がmAh単位で表示 | ワット数が表示 | 秒単位で表示 |
IN/OUT表示について
電流の有無でIN/OUTの表示が変わります。
電流が流れている時 | 電流が流れていないとき | |
⇔ |
ページ切替方法
STEP1:ボタンを素早く2度押すと、点滅します
STEP2:点滅した状態でボタンを押すと、ページが変わります
STEP3:点滅した状態で素早く2度押すとページが固定されます
リセット方法
ボタンを5秒押すと次のページに移り、移り先の積算電流値や積算給電時間がリセットされます。
⇒ |
検証結果1 iPad Airで2.3A流れました!
Anker Astro E4 - RT-USBVATM - iPad Air で検証しました。
2.29Aとまずますの結果がでました。
「RT-USBVATM」 と 「RT-USBVAC3QC」比較:どちらが良いか
RT-USBVATM(青色)、RT-USBVAC2(黒色)どちらを選べば良いか良いか迷う人もいるでしょう。違いを記載します。
RT-USBVATM | RT-USBVAC3QC | |
---|---|---|
表示切替の有無 | スイッチによる 表示切替なし |
スイッチによる 表示切替あり |
経過時間 | 分単位まで | 秒表示あり |
ワット表示 | なし | あり |
ページ切替 | なし | あり |
測定範囲 | 3.5~9.0V | 3.5~15.0V |
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まとめ:完成度が高まった!
12Vまで対応したこと。通信もできるようになったことから、現在の最高峰と言えるでしょう。
詳細の情報が欲しい場合は、本製品。シンプルに使いたい場合は、RT-USBVATMが良いでしょう。
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【まとめ】電流チェッカーと言えばRoute R(ルートアール)