我が家から車で20分程のところに『旬彩菓たむら』という和菓子屋さんがあります。家族、皆、こちらのお菓子が大好きで、御遣い物はもちろん、お祝い事のお赤飯、結納の時の煉りきり菓子、娘の1歳のお誕生日の一升餅、事あるごとにお世話になっています。そして、今回は、こちらの土用餅のイベントの新聞記事を見て、昔食べたことを思い出し懐かしくなり、土用餅を買い求めることにしました。
夏の土用の『食い養生』
夏の土用は1年の中でもっとも暑さが厳しい二十四節気の大暑の頃になることから暑気あたり(夏バテ)しないように精のつくものを食べて養生しようとする『食い養生』の慣わしが始まったとされています。調べてみると夏の土用に食すと良いとされているものは意外と多くて、お馴染みの鰻、梅干し、うどん、しじみ、そして餅があります。
土用餅ゲット
土用丑の日の当日、じぃじが『旬彩菓たむら』の方面へ用事があるというので、買ってきてもらうことにしました。じぃじがお店に行ったのは、開店から1時間半後のこと。お店はいつもにも増して盛況で土用餅も最後の2箱で滑り込みセーフだったそうです。
箱の周りには筆文字で土用餅の由来が書かれた和紙が掛け紙されています。
つぶあん、きざみのりがまぶしてあるものが各2個、ずんだ、こしあんが各1個の計6個が箱詰めされています。
さっそく、家族でいただきました。たむらのお餅は相変わらず美味しかった!餅は力餅、小豆は厄除けを意味することから、土用餅を食べると暑さに負けず無病息災で過ごせるようですよ。御利益がありそうな気がします。
我が家の土用丑の日2015
今年の我が家の土用丑の日はスゴカッタ!土用餅でしょ、愛知県産の鰻でしょ、そして、土用しじみまで!ちなみに鰻としじみは、じぃじが提供してくれました。娘は2~3週間前からスーパーに行くたびに「鰻、食べた~い!」と大騒ぎしていたので、あまりの美味しさに感動しておりました(笑)さすがに昨年は、鰻は高価すぎて手が届かず、あなごのお寿司を代用していたもんね(泣)じぃじ様様です。
まとめ
一家団欒で真夏の無病息災を祈りつつ、土用の『食い養生』が出来たことは純粋に楽しかったです。食を通じて、先人の知恵に感心したり、土用丑の日に食すものの意味を知ったり学べたことも良かったです。来年の夏も昔からの慣わしを家族みんなで風物詩にして行けたらいいなぁと思います。
ここのところ信州も暑いですが、美味しいものも頂けたので、頑張って、この夏も乗り切るぞ!\(^o^)/