Mac mini 2018の蓋を開けるときにTR6 Torxドライバーが必要になります。
赤:大きいネジ 青:小さいネジ
今回は、似て非なるT6 Torxドライバーとの違いについて執筆します。
Torx(トルクス)とは
トルクスとは、1967年にアメリカ合衆国のテキストロン・カムカー社 (CAMCAR DIVISION OF TEXTRON Fastening System Inc.) が開発した六角星型のねじ頭の規格のことです。
T6 Torxとは
六角星型です。
大きく図にするとこんな感じです。
TR6 Torxとは
真ん中にてっぱりがあります。
このため、ドライバー側も穴が空いていないと、使えないことになります。
冒頭にあった赤:大きいネジ 青:小さいネジの拡大図です。
大きく図にするとこんな感じです。
ドライバー側は、こんな感じです。穴が空いています。
対してT6のドライバは、こんな感じです。
結論:TR6ドライバーは、T6ドライバーになる
TR6ドライバーは、T6ドライバーになります。
しかし、T6ドライバーはTR6ドライバーとして使えません。
まとめ:日本ではTR6がない。セットで買おう!
TR6とT6の違いについて記載しました。
残念ながらTR6 Torx ドライバーの単体販売が日本だとありません。
Ifixit Essential Electronics Toolkitを買うと、TR6 Torx ドライバーを含むMacのメンテナンスに必要な道具が全て揃っています。
Mac mini 2014や2018の蓋を開けるためのヘラもついているし、磁石でネジがくっつくので、本体をいじるには最適です。
興味のある方は、購入してチャレンジしてください。
Mac mini 2018に必要な道具について
- TR6 Torx Security Screwdriver
- T5 Torx Screwdriver
- T10 Torx Screwdriver
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