BenQのLCD モニタ(ディスプレイ)に限らずモニタの利点を最大限に生かすには、モニタドライバをインストールする必要があります。インストールすることで、モニターにあったICCプロファイルがインストールされます。
モニタドライバは、手動でないとインストールされないので色に関する仕事をする場合に実施しましょう。
BenQの場合は、「BenQ LCD Monitor CD-ROM」に格納されています。
ちなみにLGの場合は、CD-ROMだけでなくインターネットにもモニタドライバが公開されています。CD-ROMドライブのないパソコンも多いので同様にして欲しいです。
尚、モニタードライバのインストールに関する正確な情報は、製品に付属のCD-ROMのマニュアルを参照ください。
Windows 10へモニタドライバをインストールする
画面のプロパティを開きます。
[Windows]+[I]で設定ウィンドウを開き「デバイス」をクリックします。
「デバイスとプリンタ」を選択します。
「汎用PnPモニター」を右クリックし「プロパティ」を選択します。
ドライバーをインストールするために「汎用PnPモニター」を選択し、「プロパティ」をクリックします。
「設定の変更」をクリックします。
「ドライバー」タブをクリックし、「ドライバーの更新」をクリックします。
「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索」をクリックします。
「参照」をクリックしてCD-ROMの中のDriverフォルダを参照します。
※今回は、モニター名まで選びました。「次へ」で終了です。
以上でドライバーのインストールが終わりました。
無事、ドライバーのインストールが終わると、名前で表示されるようになります。
今回の一番のメリットは、「色の管理」でICCプロファイルが設定されることです。
ICCプロファイルとは、色管理において、ICCの標準に従い、色に関わる入出力機器や色空間を特徴付ける一連のデータのことです。正しく設定することでより忠実に色が再現できるようになります。