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Nikon D780が凄い!Z6・D750より良い点・悪い点

2020年1月9日

D780とZ6ならば、ミラーレスの時代なのでZ6が注目されるハズですが、単純なものではありません。

結論

D780は、D850ほど高画素が必要ない方にとって魅力的な製品です。

ニコン派としては、Z6を使いたいけど、Z6の本体が微妙。買ったとしても、Zマウントのレンズが少ないことを考えると、レンズが揃うまで、あと4年は待ってから考えた方が賢明。

D780の欠点

使っていると、様々な欠点が見えてきます。

USB関連が弱い

結構痛いのがUSB充電しながら使えないこと。ソニーはできるとのことです。

また、充電をしなくてもUSB接続したままにすると、撮影終了後に充電してくれます。

しかし、USBケーブルをつなぐと充電の有無に関係なくスマホによる操作が出来なくなります。

USBケーブルを抜くと、撮影終了後に充電するのを忘れます。

バッテリーを複数個持っているのが救いですが、イライラします。

レンズをに2度買うことになる

■50mm単焦点レンズの場合

私は、2.5万円で単焦点レンズを買いました。中古レンズでも2万円と微妙な価格差でした。(^^;)

 

もちろんZシリーズでも使うことができますが、7万円の単焦点レンズを使いたいものです。

ただ、3倍近い価格のレンズを買えるのかは金銭的に謎です。

 

D780を使うからには、お手頃な新品フルサイズを買うか、良質の中古レンズを使うかの覚悟が必要です。

Zマウントのおかげで良質な中古レンズも多いです。

 

■60mmのマクロレンズの場合

7万円で販売されています。良質な中古レンズなら4万円です。

 

Zマウントは、発売予定ですが、時期は未定です。Zマウントでもレンズがなければ、待つか2度買いになるので、Zマウントだとしても波乱です。

 

Z6の不満が改善されている

電池の持ちが良い

一眼レフカメラは、凄く沢山撮影しても電池が減りません。充電する回数が少ないです。

※ライブビューを除く

対してミラーレスは、電池の減りが早いです。液晶を見るほど減ります。

カメラ撮影でもっとも虚しいのが、電池がないこと。

この点に関して一眼レフカメラは、電池の減りが極めて少ないので心配が少ないです。

撮影コマ数の改善

圧倒的な差です。D780の方が7倍多く撮影できます。

Z6の撮影可能コマ数

ファインダーのみ使用時:約310コマ

画像モニターのみ使用時:約380コマ

D780の撮影可能コマ数

約2260コマ

記憶媒体の改善

いろいろ調べましたが、XQDカードは中途半端です。

一時的な通過点にしかすぎません。

次期モデルから使われなくなるでしょう。この時点でZ6を買うことがないです。

しかもシングルスロットです。こんなんじゃ怖くて結婚式の撮影とかは、できません。

書き込み速度400MB/sは凄いですが、価格が高すぎです。

D780は、SDHC UHS-IIです。性能と価格のバランスで言えば明らかにXQDよりもSDHC UHS-IIです。

速度を気にしなければSDHC UHS-Iも使えます。

SDHC UHS-I 読取速度 100MB/秒

SDHC UHS-II 読取速度 300MB/秒

XQDカード 読取速度440MB/秒

D750の不満が改善されている

ライブビューがZ6並みに凄い

今までのミラーレスは、ライブビューが弱くて使う場面が限られていました。D750は、Z6のエンジンを搭載しているので、Z6並みに凄いです。

これからは一眼レフも、ミラーレスのエンジンを搭載してハイブリット化すると思われます。

ただ、構造上、ボディ内5軸補正は、搭載できないし、Zマウントを採用することも不可能。

撮影コマ数の改善

約1230コマ→約2260コマ

※フラッシュが無くって算出方法が変わったことが大きいです

シャッタースピードの改善

D780のシャッタースピードが1/8000です。

D750のシャッタースピードは1/4000です。

私が使っているD7200は、1/8000。D5300は、1/4000。ですが、この差は大きいです。

両方を体験すると良く分かりますが、当然1/8000の方が上手く撮影できることが多いです。

記憶媒体の改善

デュアルのSDHC UHS-IからデュアルのSDHC UHS-IIになりました。

地味にうれしいです。

D780の欠点

5年後には、Zマウントのレンズが揃うため、ニコンもミラーレスが主流になるかもしれません。

逆に言えば、あと5年ぐらいはかかるため、それまでD780で頑張る方が現実的です。

今すぐであればレンズが揃っているソニー α7IIIになります。

5年後、ソニーに敗北して撤退する可能性もゼロではありません。

Zマウントのレンズが使えない

最大の欠点は最新の設計であるZマウントのレンズが使えないこと。

一眼レフのZマウントがあれば良いのですが、物理的に不可能です。

ミラーがある分だけ重たくて大きくなる

たった170gの差ですので小さな差です。

Z6は、約585g(本体のみ)

D780は、約755g(本体のみ)

ミラーがある分だけ価格が高くなる

D780が発売当日なので比べるのは、アンフェアですが、52600円の差があります。キャッシュバックが告知されているのはZ6なので、さらに差が広がります。

D780 247,500円

Z6 194,900円

まだレンズが揃っていないZ6ならNikon マウントアダプターが必須です。価格差が少なくなりますね!

SDカードであること

今は、SDカードの方がメリットが多いと思っています。しかし、5年後はCFexpressが主流になると思われます。

SDHC UHS-IIは、転送速度が300MB/秒に対してCFexpressは、900MB/秒(USB3.1 Gen2)

1.2GB(Thunderbolt3)です。

現在のXQD(333MB/秒)は、中途半場だと思っています。

まとめ:D780はZマウントが普及するまでの最適解

ミラーレスならソニーとわかっていても、ニコンに愛着がある人にとって難しい選択です。

それなら、5年後にミラーレスでもニコンになることを願ってD780を購入するのはありです。

D780価格

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