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第3世代 Ryzen Mini-ITX 小型・高性能パソコンに最適⁉️RAIJINTEK METIS PLUS

2019年11月25日

排熱問題に悩まされたRAIJINTEK METIS PLUSですが、ついに解決しました。

 

これで解決できたと思っています。電源ボタンを下に置いてすることでエアフローが最適化できます。

クリアパネルを取り外して空気を入るようにしました。

 

このようにエアフローを最適化することで、ベンチマークを動かしても75度以下を維持することができました。もう片方のサイドパネルも、穴の部分を下にしています。

 

2016年12月9日にRAIJINTEK METISの記事を執筆しました。

2017年10月31日にマイナーチェンジしてRAIJINTEK METIS PLUSになりました。PLUSになると天井がメッシュになりGPUを冷やす能力がアップしています。

色々遊びましたが、ハイスペックのCPUを使うには、空気の流れが悪くファンの音が大きくなりやすいです。TDP95Wだと純正CPUでうるさいです。純正のCPUで静かな環境で使いたいならTDP65Wまでと思っていましたが、上の写真のように電源部を下にすることで105Wまで行けそうです。

Mini-ITXデビューしてから3年。今でも楽しいです。

Mini-ITXは小型はパソコンを作れますが、高性能を目指す今回とさらなる小型を目指すものとで方向が違います。

ぜひ、皆さんもチャレンジしてください。以下は、21インチディスプレイとの組み合わせ例です。

超小型を目指す。

今の私なら、さらに小さい物を作れます。下のは高さ8cmもあります。私が作るなら高さ6.5cmのパソコンを作ります。以下に6.5cm版の作り方も掲載しています。

たぶん最小サイズ!コンパクトなITXパソコンを自作する

RAIJINTEK METIS PLUSの改良点

一番の違いは、天井に穴が空いたこと。通気性が良くなりました。

 

もう1点は、LEDの12cmファンがついたこと。地味にいいです。

 

箱も小さい!威圧感なし

自作PCでイヤになるのが、思いのほかケースが大きいこと。

部屋を圧迫します。そんな方にチャレンジして頂きたいのが、ITXケースです。

 

ケースが小さい

ITXケースは、拡張性を維持したまま小さいです。

19×27.7×25.4 cm

 

中が見えるクリアパネル

現在は、中が見えるタイプが主流ですね。演出がされているマザーもあるので、いいことですね。

 

質感は、とても良い

アルミの質感がとても良いです。色も7色あり好きなものを選べます。

最大の欠点は空気の流れが悪い

TDP 65のCPUを使った時は、気にならなかったのですが、X570とTDP95wのAMD Ryzen 5 3600Xを使うと騒音が気になります。

ツールを使うことでCPUファンの回転数を変更できます。

CPUファンの回転数を調整する!X570 Mini ITX GIGABYTE I AORUS PRO WIFI

 

オーバークロック用グリスでCPU温度を下げる

CPUのグリスをオーバークロック用グリスにすることで、3度下がるとのこと。私は10度ぐらい下がりました。

AMDのCPUには、スッポン問題があります。CPUクーラーを外すとCPUも一緒にはずれる問題です。

衝撃でピンが曲がりやすくなります。やってしまいました。BIOSすら起動しません。

トラブル発生!オーバークロック用グリスでCPU温度を下げる

 

ケース選定のポイント

体積で決めました。メインマシンにするなら、対応グラボが選定のポイントになります。

公式は、17cmですが、SFX電源を使うことで266mmまでいけるとのことです。

品名 サイズ 体積 対応グラボ
RAIJINTEK METIS 19×27.7×25.4cm 13,368cm³ 17cm
Core V1 26×27.6×31.6cm 22,676cm³ 28.5cm
Elite 110 Cube 28×26×20.8cm 15,142cm³ 21cm

まとめ:超小型ケースも洗練

小型マシンと言えばオマケ的なイメージがありましたが、本ケースは質感が高く拡張性も申し分ないです。

RAIJINTEK OPHION

EVOではなくて、こっちで十分そうと思ったら大間違い。AMD Wraith PrismのCPUクーラーは93mmあります。純正クーラーが使えません。orz

174×375×245 mm

CPUクーラーの高さ 90mm [Max.]
グラフィックカードの長さ 330mm [Max.]
ライザーカードアダプター PCI Express 16X Gen3.0

RAIJINTEK OPHION EVO

24cmの水冷クーラーが使えるので、こちらの方が現実的です。でもミニマムなサイズなのでハイスペックなGPUを使うとGPU側のエアフローが不足気味です。

174×375×290 mm

CPUクーラーの高さ 90mm [Max.]
グラフィックカードの長さ 330mm [Max.]
ライザーカードアダプター PCI Express 16X Gen3.0

NZXT H210i

色々研究するうちに、小さなケースは、ハイスペックなCPUを使うには空気の流れが悪いことが判明しました。

NZXT H210iを使うことで大きくはなりますが、冷却をするために必要なサイズではないかとの結論に達しました。これだけの空間とファンがあれば、空気の流れは良さそうです。

W: 210mm H: 349mm D: 372mm

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