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Windows 10 Cドライブの仮想メモリをDドライブに移設する

2016年3月2日

1万円台で購入できるスティックPCは、工夫次第で相当使えるパソコンです。

今回は、Cherry Trail世代のスティックPCで有効なテクニックを伝えます。

具体的には、Cドライブの仮想メモリをDドライブに移設する方法です。

目次

  • メリット
  • 仮想メモリとは
  • 事前準備
  • 設定方法

メリット

  • C:ドライブが約1GB節約できる
  • 書き込み速度が3.6倍ほど早くなる
  • 読み込み速度が早くなる

仮想メモリとは:パソコンには、仮想メモリがある

今どきのパソコンには不要な知識ですが、Cherry Trail世代のスティックPCだけは例外です。

メインメモリが2GBと今どきにしては少なく、しかも増やすことができないからです。

仮想メモリについては、「パソコンの動作が遅い メモリ不足 Windows 10」を参照ください。

幸い、Cherry Trail世代のスティックPCは、USB3に対応しており、本設定を行うことで問題が可決できます。

Cドライブの速度

特に書き込み速度が遅め。

Dドライブの速度(Samsung SSD 250GB 850 EVOの場合)

HDDより早いです。

事前準備

以下のものを接続しました。

SSDの状態について

以下の状態を見たい場合は、Windows+[X]⇒Kで「ディスクの管理」が表示されます。

設定方法

Cドライブの仮想メモリをDドライブに移設する方法について記載しましょう。

[Windows]+[Pause]を押して「システム」を表示します。

「設定の変更」をクリックします。

「システムのプロパティ」から「詳細設定」タブをクリックして、「パフォーマンス」の「設定」を押します。

「詳細設定」タブをクリックし、仮想メモリグループの「変更」を押します。

先にDドライブから設定します。以下のように上から順番に設定します。

「はい」

Cドライブを選択し、「ページングファイルなし」を選択し、「設定」を押し「OK」ボタンです。

あとは、再起動して終了です。

まとめ:余力のある方だけ実施しよう

無理して実施する必要はありません。ただ、速くなりますので余力のある方は実施してください。

今回は、CドライブよりDドライブの方が速度が速く、空き容量が大きい場合に有効なテクニックです。

 

 

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