Windows 8.1までは、1つのキーを押しっぱなしにすることでセーフモードで起動ができました。
Windows 10 / 11では、以下のいずれかでセーフモードで起動することが出来ます。
セーフモードとは
セーフモードとは、コンピューターに不具合が生じたときに、診断や修復を行うための起動方法です。
セーフモードでは、コンピューターを操作する上で必要最低限の機能やデバイスドライバーのみを使用し、不具合の原因となったドライバーや設定などを修正します。
強制的にセーフモードで起動したい
今回は、強制的にセーフモードで起動する方法について記載します。
AHCI⇔IDEの切替操作をする場合は普通に電源を入れると起動すらしません。
セーフモードで起動することができれば、AHCI・IDEの起動に必要なドライバーを自動的にインストールしてくれるので、何事もなかったかのように起動します。
こんな場合に、本操作を活用ください。
msconfigで設定する方法
この方法は、設定を元に戻さない限り、セーフモードで起動し続けます。
1回だけセーフモードで起動したい場合は、本ページの「Shiftキーを押しながら、再起動してセーフモードにする方法」を参照ください。
[Windows]+[R]を押して「msconfig」と入力して「Enter」キーを押します。
「ブート」タブをクリックします。
「セーフ ブート」にチェックを入れて「OK」ボタンです。
「再起動」をクリックします。
次回から必ず、セーフモードで起動します。
作業が終わったら、同様の操作をして通常起動に戻ります。
「セーフ ブート」のチェックを外して「OK」ボタンです。
Shiftキーを押しながら、再起動してセーフモードにする方法
[Shift]キーを押しながら「再起動」をクリックします。
再起動のボタンがあれば、どこでも大丈夫です。以下の例だと、ログインする前の画面です。
「トラブルシューティング」をクリックします。
「詳細オプション」をクリックします。
2019年春からは、1ページ目のところに「スタートアップ設定」があります。「スタートアップ設定」がなければ
「その他の修復オプションを表示」をクリックします。
Windows 10 2018 october Updateまでは、2ページにありますので、「スタートアップ設定」を押します。
「再起動」をクリックします。
「セーフモードを有効にする」を選択するために、[4]キーか[F4]キーを押します。
普通にログインします。
何事もなく起動しますが、セーフモードと書いてあることから、通常の起動でないことがわかります。
再起動すると、通常の起動にもどります。1回だけセーフモードで起動したい場合に有効です。