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レビュー NVMeの外付けSSD!SATAのSSDより2倍速い

2020年5月3日

以下の比較をすることにしました。

AOK-M2NVME-U31G2C + Crucial M.2 500GB P1
AOK-M2NVME-U31G2C +Samsung SSD  970 EVO Plus 500GB

同じ容量でもP1と970 EVO Plusでは2倍近く価格が違いいます。マザーボード直付けなら2倍程度の速度ですが、今回はどのようになるか興味深いところでした。

検証した結果、性能の違いはなく半額程度のP1で十分なことがわかりました。

注意!ケーブルの種類によって速度が違う

ケーブルに対してシビアなようです。

純正を使った方が安定しました。

様々な種類を試して長いのは不安定になりやすい(例外もあり)。
見た目が似たようなケーブルでも速度が随分違う経験もしました。

結果報告

差がほとんどありません。相性問題なのか読み取りは逆に遅くなっています。

AOK-M2NVME-U31G2C + Crucial M.2 500GB P1

AOK-M2NVME-U31G2C +Samsung SSD  970 EVO Plus 500GB

同等程度の速度です。安価なP1で十分です。

付属ケーブルの違いで2種類あり

今回の製品は、旧製品に「C」の1文字が増えています。旧製品は、USB3.0のType-A端子のケーブルでしたが、今回は新たにType-Cケーブルも1本追加されています。

AOK-M2NVME-U31G2(旧製品)
AOK-M2NVME-U31G2C(新登場)

今回紹介する製品は、以下の約60cmのケーブルが1ずつ入っています。

Type-A to Type-Cケーブル(旧製品と新製品にも付属)
Type-C to Type-Cケーブル(新製品のみ付属)

従来品との価格を比較して、もし1,000円程度安いのであれば「AOK-M2NVME-U31G2」を買って、別途Type-C to Type-Cケーブルを買い足すのも手です。

また、そもそもType-C接続が不要な方は旧製品の方が、安くてお得です。

製品の違いについて

 Type-A to Type-CType-C to Type-C
AOK-M2NVME-U31G2ありなし
AOK-M2NVME-U31G2Cありあり

最大10GB/s転送できるUSB3.1Gen2を使うことで、読出1,055.5MB/s 書込1,010.6MB/sが狙えます。

AOK-M2NVME-U31G2C(新製品)

今回購入したもの

安くて同等の製品(ご参考)

NVMe タイプのSSDが別途必要

NVMe SSDを別途買う必要があります。幸い旧製品が発売した3カ月前に比べて大幅に安くなっています。

SSDと本製品を組み合わせることで、外付けであっても、 SeqRead1,900MB/s SeqWrite950MB/sを狙える高性能なものになります。

11月末に13,974円だったものが8,957円になりました。

※高価な970 EVO Plusを使ってもケースがボトルネックになってP1と速度が変わりません。

写真による説明

ケースは、シンプルなものです。アルミ製です。

横からみると丁寧な印刷がしてあります。

どらかのネジを2箇所開けると、後述のボードを取り出せます。

反対側は、もっとシンプルです。

NVMEタイプのM.2 SSDを取り付けてください。

裏側です。付属の+ドライバーで取り付けます。

高性能なJMS583チップを使っています。

P1を購入して挿したところ

ねじ止めをします。

パソコン側はUSB 3.1 Gen2のUSBを使うベシ

今回の製品は、読出1,055.5MB/s 書込1,010.6MB/sが狙えます。

※1,055.5Gbpsと混同しないでください。

USB 3.1 Gen1だと、役不足です。USB 3.1 Gen2端子に接続することで本来の性能を発揮できます。

  • USB 3.1 Gen1 5 Gbps (625MB/s)
  • USB 3.1 Gen2 10 Gbps (1250MB/s)

SSD AOK-M2NVME-U31G2C + Crucial M.2 500GB P1

外付けSSDにも関わらず937.5と内蔵のSATA SSDの上限をはるかに超えています。

P1をマザーボードに取付(ご参考)

1/3の大きさ!Mini ITXの中でも最小マシンを自作する』のM.2の中身だけP1にしました。

SATA Crucial SSD MX500 2TBの性能(ご参考)

私の自作デスクトップマシンの性能です。ランダムアクセスはSATAが勝っているため、外付けSSDと内蔵SSDは、互角の性能です。

物理的につないでも使えない

Windowsの基本操作になりますが、繋いでも使えません。

エクスプローラーを起動して、「PC」を右クリックして「管理」を選択します。

ディスクの管理をクリックします。

すると、以下のような画面が表示されます。MBRを選択してください。

「ディスクの管理」をクリックして、「未割り当て」のところを右クリックし、「新しいシンプルボリューム」を選択します。

「次へ」をクリックします。

「次へ」をクリックします。

「次へ」をクリックします。

NTFSは、Macだと認識できなかったハズなのでexFATにしました。

「完了」で終了です。AOK-M2NVME-U31G2CがDドライブとして認識できるようになりました。

まとめ:高速な外付けドライブが必要な方に

今どきのMACは、あとからSSDを追加・交換することができません。

だからと言って、普通にSSDをUSB接続すると非常に遅いです。

本製品は、高性能なチップセットを使うことで実現しました。

SATAのSSD並みに高速にすることができます。

関連話:Macならもっと高速に

ほとんどのMacには、Thunderbolt 3端子があるため、もっと高速にすることができます。

※Windowsにも一部のマシンに搭載されています。

難しいと思われていた外付けでの読出2,800MB/s 書込2,300 MB/sが簡単に狙えます。

Mac mini 2018への外付でも読出2,800MB/s 書込2,300MB/s』をご覧ください。

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