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注目のルーターTP-Link Archer AX90 AX6600 トライバンド Wi-Fi 6 ルーター

2021年2月26日

ハイエンドルーターArcher AX90をレビューします。

従来の無線ネットワークは、2.4GHzと5GHzの2つの帯域を使ったデュアルバンドが主流でした。

これからの注目キーワードは、トライバンドです。

トライバンドとは、2.4GHz+5GHz(W52・W53)+5GHz(W56)の3帯域を使うルーターのことです。

公式 HP:『Archer AX90 | AX6600 トライバンド Wi-Fi 6 ルーター | TP-Link 日本

結論:思った通りの性能向上

スペックの違いは、カタログを見れば分かりますが、実務レベルで違いを調べるべく調査をしました。

  • TP-Link Archer AX20は、574Mbps(2.4GHz) + 1201Mbps(5GHz)
  • TP-Link Archer AX90は、574Mbps(2.4GHz) + 1201Mbps(5GHz) + 4804Mbps(5GHz)

デュアルバンドからトライバンドへ。4ストリームから8ストリームへ

パソコンの有線で420Mbpsでした。

iPhone 11 Pro 2.4GHz(G) 5GHz(A)
AX20 AX90 AX20 AX90-1 AX90-2
同じ部屋 80Mbps 110Mbps 280Mbps 300Mbps 300Mbps
隣の部屋 70Mbps 85Mbps 210Mbps 250Mbps 210Mbps
隣の隣の部屋 71Mbps 67Mbps 190Mbps 240Mbps 210Mbps

 

パソコン
Intel AX200
NGW
2.4GHz(G) 5GHz(A)
AX20 AX90 AX20 AX90-1 AX90-2
同じ部屋 150Mbps 140Mbps 320Mbps 320Mbps 330Mbps
隣の部屋 (a)100Mbps (b)89Mbps 250Mbps 240Mbps 340Mbps
隣の隣の部屋 110Mbps 110Mbps 120Mbps 240Mbps 290Mbps

※YouTube側の数値は転写ミス(a)70Mbps⇒100Mbps。(b)85Mbps⇒89Mbps

ルーターを使うならWi-Fi 6がオススメ

ルーターを使うならWi-Fi 6がオススメ。Wi-Fi 5以下の方は、買い替える価値あり!

一般的な用途ならTP-Link Archer AX20で充分。

5,000円~8,000円程度

 

下位のTP-Link Archer AX10は、安いですがIPv6が使えないので論外。
※WPA3は使えるようになりました

 

本題!Archer AX90 AX6600がオススメの方

沢山の端末をつなぐ方にオススメ。少しでも速い速度を求める方。

17,360円~24,800円程度です。

  • 無線環境をより早くしたい
  • より遠くの無線機器と接続したい
  • より沢山の機器を同時に使いたい
  • オフィスの無線で素早いデーター転送をしたい
  • USB3ポートを使ってサーバーとして使いたい

簡単にメッシュ構造にもできる

TP-Link Archer AX20 または Archer AX90ならTP-Linkの独自規格 OneMeshに対応しています。

以下の機器を買うだけで手軽にメッシュ構造にできます。

最大 2台まで増やすことができます。

AX1800 Wi-Fi 6 中継器

AC1900 メッシュWi-Fi 中継器

 

普通のルーターだと、APのSSIDが変わると手動で変更する必要があります。
※例外として圏外まで移動すると別のSSIDを探してくれます。

メッシュ構造の場合は、自動的に強い電波に切り替わります。

事の起こり

Wi-Fi 6ルーターは、3台目です。通常はこんなに沢山いらないので、事の起こりを説明します。

2019年10月ころWi-Fi 6対応ルーター発売

2019年10月ころからWi-Fi 6対応のルーターと端末が発売しました。

Wi-Fi 6を体験するためには、親機(ルーター)と子機(PC・スマホ)が対応する必要があります。

また、安定して動作するようになるには、大抵1年程度様子を見る必要があります。

当時発売したバッファローWXR-5950AX12は、意欲作ではありましたが、「つながれば凄いけど...」的な評価でした。

 

2020年10月以降ルーターの買い時(BUFFALO WSR-5400AX6)

そのように考えると2020年10月以降に発売したルーターから買い時と言えます。

当初は、最適だと思っていました...

ブログ版:レビュー Wi-Fi6 ルーター BUFFALO WSR-5400AX6

15,798円と高価です...

 

強力な刺客登場!TP-Link Archer AX20

日本1位バッファロー VS 世界1位TP-Link

結果は、性能は互角で価格は1/2~1/3でした。質感・使いやすさ・安心感はバッファローが上ですが、コスパは惨敗です。

バッファロールーターを買う時は、TP-Link Archer AX10があり検討しました。ただ安いだけでIPv6非対応。WPA 3非対応の私の中では論外でした。

現在は、『TP-Link Archer AX10』もWPA3に対応しています。

コスパの高いTP-LinkさんのArcher AX20を評価しました。弱点だと思っていたIPv6・WPA 3対応がされて、価格も半額未満。試すことになりました。

TP-Linkは、世界シェアNo 1の会社です。バッファローは、日本シェアNo1の会社です。

ブログ版:レビュー TP-Link Archer AX20 激安で高性能

 

ハイエンドルーター体験

 

違いは以下の通りです。

機能 Archer AX20 Archer AX90
推奨接続台数 デュアルバンド トライバンド
接続端末を3つのバンドの中から最適なバンドに割当
高性能固定アンテナ×4 高性能固定アンテナ×8
Wi-Fi範囲 4ストリーム 8ストリーム
4LDK
36台
5LDK
100台
- 4T4R
同じ帯域内の複数ストリームが障害への耐性を強化
1 Gbps WAN ポート × 1
1 Gbps LAN ポート × 4
2.5 Gbps WAN/LAN ポート × 1
1 Gbps WAN/LAN ポート × 1
1 Gbps LAN ポート × 3
USB 2.0 ポート×1

NTFS, exFAT, HFS+, FAT32

対応機能:
Apple Time Machine
FTPサーバー
メディアサーバ

USB 3.0 ポート × 1
USB 2.0 ポート × 1NTFS, exFAT, HFS+, FAT32Apple Time Machine
FTP サーバー
メディアサーバー
WPS/Wi-Fi オン/オフボタン
Power オン/オフ ボタン
LED オン/オフ ボタン
Reset ボタン
Wi-Fi オン/オフボタン
Power オン/オフ ボタン
LED オン/オフ ボタン
WPS ボタン
Reset ボタン
電源 12 V ⎓ 1.5 A 12 V ⎓ 3.3 A

共通点は以下の通りです。

機能 Archer AX20 Archer AX90
メッシュ対応 OneMesh対応
WPA3対応
ビームフォーミング
クライアントに無線信号を集中させWi-Fi範囲を拡大
高性能FEM
送信パワーを改善し信号範囲を強化
CPU 1.5 GHz クアッドコア CPU

まとめ:沢山の端末を高速に使いたい方へ

従来のルーターだと沢山の端末があるとどうしても遅くなります。

本ルーターは耐性が強く、沢山の機器をつないでも遅くなりにくい特徴があります。

関連URL

ブログ版:レビュー TP-Link Archer AX20 激安で高性能

 

ブログ版:レビュー Wi-Fi6 ルーター BUFFALO WSR-5400AX6

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