Ryzen第3世代は、3600MHz CL16がスイートスポットと言わています。
確かにRyzen第3世代 APUでゲームをすると、周波数に比例してパフォーマンスが変わります。
3600MHzと3200MHzでは1割以上の差がある
3600MHzと3200MHzでは1割以上の差があると言うことです。3600MHzのメモリであっても、初期値のまま使うと2666MHzになるので要注意!
3600MHz CL16-18-18-38の画像。X570だと7289だったのがB550だと6951でした。
※CPUクーラーの違いかチップセットの違いかは謎です
2666MHz CL19-19-19-43の場合
周波数が高いだけスコアが伸びます。
テスト環境
CPU:Ryzen 7 Pro 4750G
メモリ:CRUCIAL BALLISTIX 3600MHz CL16
マザボ:GIGABYTE B550I AORUS PRO AX
CPUクーラー:Noctua NH-L9a-AM4 chromax.black
詳しくは、『Mini-ITXで最小・最高性能PC!!AMD Ryzen 7 PRO 4750G』を参照ください。
XMPは有効に
CRUCIAL BALLISTIXも初期値は2666MHz。メモリのオーバークロックで3600MHzでした。
CL16とCL18では1%の差がある
対してCL(Cas Latencyの略)のCL16とCL18は、1%ほどの違いしかありません。とは言えゲーム等のシビアな状況ではわずかな差も大きいと言えるでしょう。私の検証では、1.19%の違いでした。
CL16の画像
CL18の画像
特に3600MHz CL16 LEDなしのメモリは少ないためありがたいです。
上:3600MHz 16-18-18-38
下:3600MHz 18-22-22-42
CRUCIAL BALLISTIXとCORSAIR VENGEANCE
新メモリCRUCIAL BALLISTIXと定番メモリのCORSAIR VENGEANCEを比較してみました。
たった1%しか性能の差がないのに価格差は、1.5倍もあります。
価格:12,273円(税込)
価格:8,243円(税込)
クルーシャル (マイクロン製) デスクトップ用ゲーミングメモリ
Crucial Ballistix
大きさの違いについて
種類が違うと厚さ・高さが結構違います。
高さについて
高さは、Crucial Ballistixの方が5mmほど高いです。私のケースでは、高さがあった方が見た目が良いです。
38.36mm
33.57mm
厚さについて
0.4mmも違います。隙間があった方が良く冷えるイメージがありますが、CRUCIALは、鉄板内に隙間があります。目視する限り放熱性能は、互角に見えました。
7.23mm。鉄板でここまで薄いのは初めてです。
7.61mm
上からの見た目について
斜め前からの見た目について
Ballistixは、良い感じです。パーフェクトです。Ballistixは、両面にロゴが印刷されています。写真はメモリの裏側ですが、このロゴの下に型番が印刷してあります。
対してCORSAIRは、逆に装着すると、全くロゴが見えません。Ballistixのように両面に印刷すれば良いだけなんですが、デザインが古いようです。
まとめ:コスパは圧倒的にCORSAIR VENGEANCE
1%のパフォーマンスが高く、見た目が若干良いCRUCIAL BALLISTIXですが、4,000円の差があるかと言うと微妙な所です。
これこそ価値観の問題なので、若干の違いでも4千円高くて良い人は、CRUCIAL BALLISTIXになるし、コスパ重視ならCORSAIR VENGEANCEになるでしょう。