私ごとですが11月12日午後にMac mini 2018を購入しました。
到着は、1週間後です。海外から送付されてきます。
CPU・メモリ・SSDの選択で悩む
考えに考えました。一般的なデスクトップパソコンと違ってCPU・SSDが変更できないためです。メモリ交換をすると保証が無くなります。
Macbook Proも視野に入れて考えた末に以下の構成になりました。メモリは、あとから変更することにしました。
- CPU i7
- メモリ 8GB➡︎32GB
- SSD 1TB
Mac miniに最適なCPUとは
Mac miniの選択は、以下のようになっています。
i3-8100 | i5-8500 | i7-8700 | |
---|---|---|---|
価格差 | - | +11,000円 | +33,000円 |
コア / スレッド数 | 4 / 4 | 6 / 6 | 6 / 12 |
キャッシュ | 6MB | 9MB | 12MB |
動作クロック | 3.6GHz | 3.0GHz | 3.2GHz |
ブーストクロック | - | 4.1GHz | 4.6GHz |
メモリ対応 | DDR4-2400 | DDR4-2666 | DDR4-2666 |
TDP | 65W | 65W | 65W |
内蔵グラフィックス | UHD Graphics 630 | UHD Graphics 630 | UHD Graphics 630 |
シングルコアスコア | 4378 | 4830 | 5303 |
マルチコアスコア | 12532 | 18251 | 23015 |
※i3からi5に変更することはできませんがi3⇒i7が+3.3万円。i5⇒i7が+2.2万円であることからi3⇒i5は、1.1万円と算出しました
Web・Office利用ならi3でも十分に高速
写真・動画編集をしなければi3モデルでも十分に高速です。
発売したばかりのMacBook Air 2018との比較です。
MacBook Air 2018 |
Mac mini 2018 |
|
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CPU | i5-8210Y | i3-8100 |
価格 | 134,800円 | 89,800円 |
コア / スレッド数 | 2/4 | 4 / 4 |
動作クロック | 1.6GHz | 3.6GHz |
ブーストクロック | 3.60 GHz | - |
メモリ対応 | 2,133MHz | 2,400MHz |
TDP | 7W | 65W |
内蔵グラフィックス | Intel UHD Graphics 617 | UHD Graphics 630 |
シングルコアスコア | 4001 | 4378 |
マルチコアスコア | 7441 | 12532 |
画像・動画編集をするならi7
静止画・動画編集ソフトは、マルチコアスコアで変わります。
i3とi5は、1.5倍・i3とi7は、2倍処理能力が違います。
このぐらい処理能力が違えば、精神的な満足度を考えてもi7が良いでしょう。
Mac miniに最適なメモリ容量
いろんな視点から力説しましょう。
永遠のテーマであるメモリの必要数
メモリは、あればあるだけ良いですが、おそらく32GBから64GBにしても体感速度の違いは、ほとんどないと思います。逆に8GBから16GBにした時の差は大きいです。
16GBから32GBにする恩恵は、環境(アプリ)によります。
- Office・Web閲覧のみ 8GB
- 写真・動画編集 16GB
- 動画・画像編集など複数アプリ同時利用 24GB
※24GBのメモリはないので32GB
GPUにもメモリを使う
Mac mini 2018は、CPU内蔵のGPUを使います。CPU内蔵のGPUは、メモリを使用します。4Kだと以下のような感じです。Photoshopに書いてあったと思います。
- 4Kモニタ1台⇒+2GB
- 4K2モニタ2台+4GB
- 4K3モニタ3台+6GB
よって、私のような4Kディスプレイを3台つないで使う人だと16GBは、少ないです。32GB(+66,000円)が良いでしょう。
逆にほとんどの方は、16GB(+22,000)円で良いでしょう。
メモリは、あとから増やせる
今回のMacは、あとからメモリを増やすことができます。
i5とi7は、DDR4-2666 SO-DIMMです。
私は、32GBを38,858円で購入しました。供給過多のため12月はさらに1・2割下がることでしょう。
標準で入っているメモリ(8GB)は、1万円相当の価値があるため、自己責任になりますが、3万円ほどお得に交換できます。12月末まで待つことができれば、さらにお得です。(たぶん)
Mac miniに最適なSSD容量
必要容量は、人によって大きく異なります。
写真や動画を、どのくらいパソコンに入れるかによって異なるからです。
写真や動画をあまり入れないなら256GB程度で良いような気がします。
私のように多めに入れるなら1TBぐらいは欲しいところです。
将来的には、Thunderbolt 3によるSSDが流行すると思います。
以下の製品なら、読み出し/書き込み速度は 2,800/2,300 MB/秒です。
安価な物だと以下の通りです。
読込:1,055.5MB/s。書込:1,010.6MB/sです。
ランダムアクセスは、SATAタイプのSSDと同等クラスの性能です。
詳しくは、『SATAのSSDより2倍早い!Mac mini 2018にSSDを外付けする』を参照ください。
SATAタイプのSSDだとさらに安く出来ます。
UASPに対応していると、シーケンシャル速度で同等程度、 ランダム速度は1/2程度の性能はでます。
逆にUASPに対応していないと8倍ほど遅くなるので要注意。
必ずUASP対応を選んでください。
まとめ:i3かi7の2選
Macデビューならi3のベースモデルがオススメです。
ノートパソコンより高速で、メモリやSSDをあとから増強できます。
ほんの少し強化したいならi5のベースモデルも良いでしょう。
少し高くなりますが、SSDも倍増します。
私のようにプロとして使うならi7 + 32GB + 1TBでしょう。
30万円コースになりますが、Macなら末永く使うことができます。
また、eGPUを使って、さらなる高みを目指すこともできます。