憧れの「キャリブレーションをするためのツール」を購入しました。
色を較正(こうせい:常用漢字=校正)するツールであり、正しく調整することができます。
購入したモニターが適切な色表現できる一目でわかる
モニターの色に関しては、3つの規格があり、sRGB・Adobe RGB・Display P3があります。
モニターが対応している必要がありますが、本製品を使ってハードウェアキャリブレーションをすることで正しい色に調整できます。
モニターのカラープロファイルを適切にすることで正しい色を見ることができるようになります。
一般的なsRGB
sRGB 一番一般的な標準規格です。100%の領域が表現できるモニターが多いです。
印刷系に強いAdobe RGB
Adobe RGB 印刷物に強い色領域です。sRGBよりも多くの範囲を表現できます。モニターと印刷を同じ色にしたい場に威力を発揮します。緑色の表現が豊かになっています。
※大雑把な説明です
悩ましいDisplay P3
Display P3 悩ましくなるのがDisplay P3です。Apple社が提供する機器の多くは、Display P3対応になってきました。iPhone・MacBook Air 2020・iPad AirがDisplay P3対応です。
MacであってもmacOS Mojave以降とのことで比較的新しい規格です。
対してiPad(無印) 2020であってもDisplay P3非対応です。
他社においてDisplay P3 100%は、ほとんど見かけません。98%が最高です。このことから、仮定ではありますが、Display P3 98%がDisplay P3対応だと思われます。
調査結果
Macで調べました。
BenQ EW3270U
カタログ値では、DCI-P3 95%とのことです。調査した結果。97%とまずまずな結果です。
LG 27UK850-W
私の勘違いがありました。プロ仕様のためAdobeRGB100%と勝手に思っていたモニター。購入当初から時間経過して、sRGBだけ100%のことをすっかり忘れていました。(笑)
プロモデルだけあってハードウェアキャリブレーションもついています。
まさかのAdobeRGB 73%です。騙されたかと思って調べたら、確かにAdobeRGBの%の記載がなかったです。
cocopar HS173KC 17.3インチ 4K HDR Adobe RGB100%
モバイルモニターであるcocopar HS173KC 17.3インチ 4K HDRがカタログ値Adobe RGB100%とのことで調べてみました。
中国らしい色々不具合のあるモニターですが。Adobe RGB 97%とのことで、Adobe RGB100%で作られたのは、本当のようです。
※明るさの調整に不具合があるため、大雑把に明るさを指定しました
キャリブレーションの選び方
多くの方は、SpyderX Proで十分です。2.4万円です。
今回は、いろいろ遊びたくて SpyderX Eliteを購入。3.5万円です。
LGモニターとハードウェアキャリブレーションをしました。
良かったら、『レビュー SpyderX EliteでLGモニターとハードウェアキャリブレーション』をご覧ください。
従来のモニターと違って今どきのモニターは色の精度も向上しています。
使う側が正しく設定しないと、宝の持ち腐れです。
例えば、モニターに合わせたカラープロファイルを持っていますが、つないだだけでは、認識されません。これだと勿体ないです。
そこでドライバーをインストールして認識させます。
詳しくは、『モニタドライバのインストールでBenQ 31.5型4K HDR EW3270Uの特長を生かす』を参照ください。
以上である程度正しくなりますが、より正確にするのが今回の作業です。
SpyderXのソフトウェアをインストールする
クリックさえしてしまえば、あとは丁寧な説明があります。
『SpyderXのスタートガイド』にアクセスします。
使うだけ(ソフトウェアキャリブレーション)なら簡単でした。
現在調査中です。もう暫くお待ちください。
まとめ:簡単に使えるけど、もやもやが増える(笑)
確かにキャリブレーションができるし、色も若干の違いがありますが、わからないことだらけで「もやもや」します。
さらに調べて更新したいと思います。
関連URL
レビュー SpyderX EliteでLGモニターとハードウェアキャリブレーション