2年半前に購入し、執筆した「干渉波自動回避機能を新搭載!WXR-1901DHP3【レビュー】」ですが、古くなって読まれなくなったため、題名を「ルーターの選び方について」と変更して伝えたいと思います。
この記事を書いたきっかけが、Wi-Fi6対応のルーターを馬鹿ほめなYoutuberがいたからです。
体感的に変わらないことをきちんと伝えるべきだと感じました。
ルーターは3タイプから選ぶ
新しくWi-Fi6が登場し、子機であるiPhone 11やRyzen 第3世代もWi-Fi6に対応しています。
そのため、親機もWi-Fi6にしたくなることでしょう。
ただ、スピードのボトルネックが、他の場所になるため、ベンチマークをしない限りは差がわからないです。
Wi-Fi6 本格対応
ロマン重視型・30台同時使用など、ハードな使い方をする人向け。31,559円と高価です。
特殊な使い方をしない限り後述のルーターと体感的に変わりません。よって最先端を体験したい方向けの製品と言えるでしょう。
他社でWi-Fi6でも2万円の製品が存在しますが、簡易対応の製品です。
Wi-Fi5 対応 一般向け
価格も9,980円と手頃で、性能も良いです。アンテナのある・なしは好みです。
性能はさほど変わりません。色は白と黒があります。
Wi-Fi5 安いけど性能は十分
差は小さいため、予算的に厳しければ、こちらもオススメです。電波の強さが違うぐらいです。
〜あとは 2017年3月17日の記事です。〜
2017年3月15日に発売したばかりのWXR-1901DHP3を購入しましたのでレビューします。
対抗馬としては、小型で安価で高性能なWHR-1166DHP2/Nでしょう。2機種の比較もします。
WXR-1901DHP3とWHR-1166DHP2/N
高性能なWXR-1901DHP3は、大きいです。とはいえ、置いてしまえば気にならないレベルでしょう。
厚さは変わりませんので、壁にかけると良いです。
無線ルーターは、通信する機器との間に鉄製のものがあると電波が弱くなります。防ぐために壁の上側に設置します。このようにすることで性能をフルに引き出すことができます。
WXR-1901DHP3とWHR-1166DHP2/Nによる変更差
体感的にWXR-1901DHP3の方がサクサクに感じますが、比べないと分かりません。よって同一の部屋で使う分には、WHR-1166DHP2/Nでも良いかもしれません。
大きなファイルのダウンロードの場合は、2倍ぐらいの差がでる可能性があります。
WXR-1901DHP3 | WHR-1166DHP2/N | |
---|---|---|
有線 | 280.23Mbps | 60.03Mbps |
無線 | 204.10Mbps | 69.01Mbps |
Xperia X Performance | 233.35 Mbps | 76.86Mbps |
尚、速度の測定方法は、「パソコン・スマートフォンでの回線速度測定方法」を参照ください。
本製品の特徴
新しい機能
- 大型可動式高感度アンテナ搭載快適なWi-Fi環境を実現
- 干渉波自動回避機能搭載
- 空いている帯域へ誘導する機能で快適通信を実現
- 4K動画を最優先で再生アドバンスドQoS「4Kモード」
従来の機種からある機能
- ハイスペックCPU搭載 デュアルコア
- ビームフォーミング(通信先の方向に合わせて電波を強くする)
- 11ac準拠
- 2.4MHz用3本 5GHz用3本 6本のアンテナ内蔵
- USB3.0対応
設置方法
立てる
★写真★
壁にかける
接続方法
今どきのひかりの契約だとルーターが基本レンタルに含まれていると思います。また、設定も無料で実施してくれます。
多くの場合は、以下のように行うと良いでしょう。
まとめ:用途によって使い分けよう
今回の検証によって理解したことは、高価なルーターの方が性能が良いが、通信が一部屋で完結する場合は、そこまで必要がないことを確認できました。
逆に、部屋をまたぐような使い方の場合は、安価なルーターよりも本機を使った方が確実であると言えます。
今回の場合は、価格が3倍ほど違います。価格がこなれることで2倍程度の違いまで小さくなると思います。
この価格差も判断が分かれることになるでしょう。