パソコンを購入するときの確認点は、以下の通りです。
- パソコンの種類(デスクトップ/ノートパソコン)
- 三大装置(CPU/メモリ/HDD)の確認
- Microsoft Officeアプリケーションの有無
- デザインなど(モチベーションに影響します)
パソコンの種類(デスクトップ/ノートパソコン)
デスクトップ型
|
ノート型
|
デスクトップかノートか決まりましたら、好きなデザインや企業イメージから選択します。
個人的には富士通のノートパソコンが好きですが、もっと安いものもありますので、価格.comなどを参考に選ぶといいでしょう。以下のサイトで相場が理解できます。相場が理解できましたらお勧めパソコン ノート編も参照ください。
価格.comのサイト
三大装置(CPU/メモリ/HDD)の確認
価格やメーカーイメージだけでパソコンを選ぶのは危険です。安さだけを追求して購入すると、新しいパソコンなのに遅くて使い物にならない場合があります。安物買いの銭失いにならないように以下の3点を確認した方がいいでしょう。
CPU(中央演算装置)
人間に例えると頭脳に相当する大切なものです。安いものでCeleronやPentiumなどありますが、「価格差があまりないこと」「長い間使うこと」を考えるとCore iシリーズから選択した方が無難と思われます。ちょっとした利用ならCeleron Bでも十分ですのでご予算と相談して選択します。
CPUには、世代があります。第2世代(Sandy Bridge)。第3世代(Ivory Bridge)です。第3世代は、グラフィック性能が30~50%ほど向上した点ぐらいです。値段が変わらなければ第3世代のCPUを買いましょう。
世代の見分け方は、Core iシリーズの場合3000台であれば第3世代、(例)Core i5-3570K。2000台であれば、第2世代、(例)Core i5-2500Kです。CeleronとPentiumは、5月13日現在第2世代のみ販売されています。
Intel CPU 2012年5月13日現在
CPUの種類 | 位置づけ |
---|---|
Celeron B(ノート)/G(デスクトップ) | Intelの中で一番低価格。 |
Pentium B(ノート)/G(デスクトップ) | Celeronとi3の中間 |
Core i3 | 入門/廉価版 |
Core i5 | 中級/標準 |
Core i7 | 上級/高性能 |
AMD CPU 2012年5月現在
CPUの種類 | 位置づけ |
---|---|
AMD E | Intelよりもさらに低価格。 性能もそれなり |
メモリ(記憶装置)
メモリは、4Gbyte以上を推奨します。好みで16Gbyteにしてもいいでしょう
1Gbyteだと、使い物になりません。
2Gbyte普通
4Gbyte以上快適(推奨)
メモリに関しては、あとから増やすこともできます。
HDD(補助記憶装置)
動画を保存するか、しないかで変わります。
一般的には、320Gbyte以上あれば、十分だと思います。
動画を扱う場合は、外付けを狙うか多いもの(2TByte)以上を狙います。
「Officeアプリケーション」の有無
「パソコンに含まれる」タイプか「なし」を選択します。私のようにデスクトップとノートパソコンを使う場合は、あとから購入することをオススメします。あとから購入する場合、同一使用者に限り2台までインストールすることができます。
また、購入しないで互換ソフトを使う選択肢もあります。互換ソフトは、OpenOfficeがいいです。私も、レンタルパソコンなどで、ちょっとだけ使いたい場合に、わざわざ購入することはできませんので、OpenOfficeを使用する場合もあります。
パソコン付属のものを選ぶ場合
パソコンを購入するときに、付属されているか否かを確認します。大きく分けるとPowerPointが含まれているタイプと含まれていないタイプの2つにわけられます。
種類 | Excel 表計算ソフト |
Word ワープロソフト |
Oulook メール・スケジュール管理 |
PowerPoint プレゼンテーションソフト |
OneNote 情報管理ソフト |
Access データベースソフト |
Publisher 簡易DTPソフト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Office Personal 2010 | ○ | ○ | ○ | × | × | × | × |
Office Home and Business 2010 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
あとから購入する場合
アマゾンなど、お好きなところで購入します。アマゾンは比較的安くてオススメです。パッケージ版の場合は、上記の選択に加えPersonal版、またはアカデミック版が購入できます。
種類 | Excel 表計算ソフト |
Word ワープロソフト |
Oulook メール・スケジュール管理 |
PowerPoint プレゼンテーションソフト |
OneNote 情報管理ソフト |
Access データベースソフト |
Publisher 簡易DTPソフト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Office Personal 2010 | ○ | ○ | ○ | × | × | × | × |
Office Home and Business 2010 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
Office Professional | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Office アカデミック版 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
通常版
Office Personal 2010
Office Home and Business 2010
Microsoft Office Professional 2010
アカデミック版
Microsoft Office Professional 2010 アカデミック
無料の互換ソフトを選択する場合
OpenOffice
山形県の職員は、5600台に対して、このOpenOfficeを利用しています。仮に1台1万円とすると結構な節約ですね。
CPU,メモリ,HDD,Officeソフトの有無は、価格.comさんのサイトのスペックから判断できますので、購入前にご確認ください。
価格.comのサイト
上記をクリックし、パソコンを選んだあと、「スペック」タグからスペックを確認します。