PCまなぶ妻です。
先日、娘と一緒に長野ビッグハットで行われた『ハピスポひろば 2015』に行ってきました。
『ハピスポひろば 2015』とは、Happy Spot Clubという団体が主催する障害のある人もない人も皆、一緒に楽しもうというイベントです。
会場には子どもも大人も一緒に楽しめるワークショップやブースがたくさんあり、ほぼ1日楽しんで来ました。
エントランスにて
エントランスには娘が大好きな動物ふれあいコーナーが須坂動物園からやって来ていました。モフモフした毛並みの薄茶のウサギさん、ぶち模様のモルモットが3匹いました。新聞チラシの告知を見て、娘が一番、楽しみにしていたコーナーだったにも拘わらず、あまりに動物さんが少なく、ちょっぴり期待外れな顔も垣間見られましたが、動物さんたちの移動のストレスを考えると仕方がないのかも知れませんね。
モルモットは飼育員の方の指示で布バッグ越しに抱っこさせてもらいました。
そして正面玄関に入ると、スターバックスのウェルカムコーヒーでおもてなしをしていただきました。
数量限定にて『ダイズラボ パンケーキミックス』のプレゼントまでいただきました。マルコメ(株)提供です。
会場に足を踏み入れるとボディーアートコンクールの出展作品がダイナミックに飾られていました。ハンディーキャップがある方、健常者の方、子どもからお爺ちゃんお婆ちゃんたち、それぞれのグループで、シーツ位の白布に絵の具を付けた手足をペタペタして絵を描き上げたもののようです。どれも素敵な作品ばかり。来場者が気に入った作品に投票して入賞作品が決まるシステムです。
娘が1票を入れた作品
たくさんのワークショップ&遊びのコーナーを体験
まずは身近なもので手作り楽器を作りました。幼児教育科の学生さんたちが丁寧に教えてくれます。
紙皿、割りばし、空き缶のプルタブで、でんでん太鼓を作成
様々な手作り楽器でセッション
ユニークな楽器に娘も夢中
風船ジャングル
魚釣りゲーム
巨人のペイントワークショップとフラダンスチームのコラボ。意外だけれど、ピッタリとマッチしていました。
歩いていたらピエロさんに遭遇。娘のリクエストに答えてバルーンで猫ちゃんを作ってくれました。
なんと娘の大好きな足湯までありました。
そして、そして、ゆるキャラさんたち。
お次は木造住宅施工会社のブースにて木工教室に参加しました。先生にサポートしてもらいながら、のこぎりで木を伐り,伐った木を研磨して、思い思いに絵を書いて、素敵な壁掛けの完成です。とっても清々しい木の香りがします。
他にも、お習字を体験出来るブースがあり、私も娘と一緒に体験しました。書道は中学生の時以来でしたが、型にはまらないお教室らしく、アート感覚でのびやかに書くことができました。筆を握って、和紙に向かっていると、心が静まり、凛とする感じがしました。また習ってみたいなあ。
物販コーナーも充実
ハンディーキャップを持った方々が作ったお豆腐やお菓子などのお店が多数出ていました。皆さん、ちょっぴり、照れくさそうだけれど、いきいきと接客されていました。
なかでも、ひと際、目を引いたのは、病気のため車いす生活を送りながらもアクリル絵の具を用いて創作活動に励んでいらっしゃるカミジョウ ミカさんのブース。オリジナル雑貨『MIKKA』を立ち上げて様々な雑貨の製作もされています。ポップな抽象画デザインで眺めているだけでも元気になる雑貨ばかりです。散々、迷った挙句に、可愛らしいリンゴ模様のメモパッドを購入してきました。10月には豊科近代美術館『アート・クラフトフェスティバル IN安曇野 2015』に新作を展示するそうです。楽しみです。
おばあちゃんたちの手作り品出店ブースで素敵なバッグを購入。製作されたおばあちゃんはお休みらしくて接客してくれたおばあちゃんが、「◯◯さん、きっと喜ぶわぁ!」と言っていたのが印象的でした。
まとめ
今回、掲載したブースは、ほんの一部で、他にも親子で楽しめる興味深い体験ブースがたくさんありました。たった1日、5時間だけの開催では、もったいない気がしました。
そして何より、ハンディーキャップを抱えながらも、日々、ひたむきに明るい気持ちで物事に取り組んでいらっしゃる方々の存在を知ることは良い刺激になりました。また、様々なワークショップに参加して自分の気持ちと向き合うことで新しい自分を発見出来たような気がしました。
ハンディーキャップのある人・ない人、子どもも大人も、それぞれの形で参加して、つながって、より良い社会になるための、良いきっかけ作りになるイベントだなぁと感じました。
マイクロソフト認定トレーナー。『自己紹介』