秘亭(himetei)です。
普段、特別な意識をすることなくキーボードを使っていますが、ちょっとしたことで困ってしまうことがあります。
文字が上書きされてしまう
WordやExcelを使っているとき、文字を割り込ませようとして、文章の途中に入力しようすると、いつもは文字の間に挿入される形で文字が入力されていました。
その解決法です。
症状
例文)正しい清少納言が書いた枕草子の冒頭
「春はあけぼの。ようよう白くなりゆく山ぎは、~」です。
下記画像の下段をみてください。
「ようよう」が抜けているので修正したい。
ところが、文書に文字を入力すると上書きされて、後の文章が削除されてしまいました。
原因
一番の原因は「Insert」キーを押したからでした。
解決法
もう一度 「Insert」 キーを押せば正常に入力できます。
Insertキーを無効にする方法
上書きするようであれば、もう一度 「Insert」 キーを押せば 良いのですが面倒なので
Insertキーを無効 にしてしまう設定があります。
例えばWordで説明します。
Wordの左上「ファイル」→ホームの「オプション」をクリック。
「オプション」 →「詳細設定」をクリックします。
その中に「上書き入力モードの切り替えにINSキーを使用する(O)」と「上書き入力モードで入力する(V)」のチェックを外してください。
「OK」をお忘れなく。
あとがき
知ってしまえばとても簡単な事です。
これで次に、上書きモードになってしまっても冷静に対処できますね。
「Insert」キーはMS-DOSの時代(Windows95 以前)からあるキーです。
上書きになる機能だとわかっていれば、意外に便利なキーなのかもしれません。