撮影する時に、水平に撮影すると安定します。
逆にズレているとぼんやりした感じになってしまいます。
すごく当たり前のことではありますが、水平を確認する機能はD7100以上の上位機種にしかありません。
D5300クラスでは出来ません。
早速体験しましょう。
体験すること
- ライブビューで水平撮影
- ファインダーで水平撮影
ライブビューで水平撮影
三脚を使用して水平に使用したい場合に有効な方法です。
①「Lv」ボタンを押します。
Lv:ライブビューの略
②「info」ボタンを2回押します。
「info」ボタンを押すことで、情報表示なし⇒格子線表示⇒水準器表示と切り替わります。
すると水平計が表示されます。斜めになっていると黄色のラインで表示されます。
青色にして終了です。結構、シビアです。
D7100クラス以上を選ぶ一つの理由は、水平に撮影しやすいか否かがあるでしょう。
ファインダーで水平撮影
三脚を使わない場合は、ファインダー内で確認した方が両腕で固定しやすく安定して撮影できます。
予め設定しないと出来ないマニアックな機能です。
D7200では、二つのボタンのいずれかに割り当てることができます。早速、設定しましょう。
「メニューボタン」→「カスタムメニュー」→「f操作」で設定可能です。
「f2 Fnボタンの機能」もしくは、「f3 プレビューボタンの機能」を選択します。
「f3 プレビューボタンの機能」を選択したとして説明します。
「▶」(右)を選択します。
「ファインダー内水準器」を選択して終了です。
設定したボタンを押すと、水準器が表示され確認できるようになります。
水平にしましょう。上手くできると下に▲がでます。
まとめ:上級者への第一歩
ニコンでは、水平に構えて撮影する器械のことを水準器といいます。D7200のマニュアルで「水平」という単語は、存在しませんでした。
基本となる機能になりますので、ライブビューで水平確認する方法とファインダーで水平確認する方法の両方をおさえておきましょう。
水平に撮影することを気にすると、構図まで神経がいかなくなります。個人的には、水平にするのはPhotoshopで整える方が楽な気がしました。
水準器:水平の度合いを測る器械こと
※単純な構造なものを器械。複雑な構造なものを機械という
D7200がお安くなってきた
本体のみで8万5千円を切ることが多くなってきました。カメラ撮影のプロを目指す方は持っているといいでしょう。
マイクロソフト認定トレーナー。『自己紹介』