PDトリガーケーブルがあれば、パソコン本体に付属のACアダプターを持ち運ぶ必要がなくなります。
間違って使うとパソコンを壊すため特に電圧の確認は、きちんとしてください。移動の際の荷物を減らせます。
■目次
- 00:00 PDトリガーケーブルを持っていればAC電源アダプターが不要になる
- 00:23 PDトリガーケーブルとは
- 01:22 電源アダプター側の電圧とPD電源アダプターを確認する
- 02:25 電源アダプターを使わずにPDトリガーケーブルで充電する
- 05:18 使用した製品の紹介
- 05:41 9V 12V 15V版もある
USB PD(USB Power Delivery)は、最近のノートパソコンやスマートフォンの充電に採用されているUSB規格の給電規格です。
USB PDは、5Vから20Vまでの間で自由に電圧出力を変更できる特徴を持っています。
多くのUSB PD充電器は、5V-3A(15W)から20V-5A(100W)まで幅広い出力に対応しています。
しかし、USB PDの電圧出力を5V以外の任意の電圧で出力させるには、USB PD充電器と通信できるICを搭載し、PD規格に沿った通信を行う必要があります。そこでPDトリガーの登場です。
USB PDトリガーケーブルを使用することで、簡単にUSB PD充電器から希望の電圧出力を得ることができます。トリガーケーブルは、ケーブルで指定された任意の電圧を出力できるケーブルで、USB PD充電器に差し込むことで希望の電圧を出力できます。
例えば、12VのトリガーケーブルをUSB PD充電器に差し込むと、反対側の丸プラグから12Vが出力されます。これを使って、ACアダプタで動作する機器を簡単に動かすことができます。
また、USB PD対応のモバイルバッテリーでも同じことができます。モバイルバッテリーのType-Cポートに12Vのトリガーケーブルを差し込むと、モバイルバッテリーから12V出力を得ることができます便利です
USB PDは小型の物が多く登場しACアダプタよりも汎用的に使用できます。使いこなすのが難しい技術ですが、便利な側面もあります。ただし、プラグの寸法や極性の確認なども必要なので、注意が必要です。正しく使えば、古い既存製品に対して新しい使い方をすることもできます。自己責任で試してみる価値があるかもしれません
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現マイクロソフト認定トレーナー。元プログラマー。元大規模ネットワークエンジニア。ITインストラクター『自己紹介』