2～3倍速くなった!Raspberry Pi 5が発売 拡張性や処理速度が向上

そろそろRaspberry Pi 5が登場するのではないかと待っていたら、2023年9月28日にRaspberry Pi 5の発表がありました。

日本だと技適マークがなかったので使えない状態でしたが、ついに2024年2月13日に技適が印字されているモデルが発売しました。14日出荷となりました。

私も早速、8GB版を13日の夕方に購入し、14日発送。15日に到着です。

英国での価格は4GBモデルが60ドル、8GBモデルが80ドルです。日本だと以下の通りです。

• 4GB 10,450円
• 8GB 14,080円

Raspberry PiシリーズはAmazonや楽天でも買えますが、本国内の正規代理店から直接購入した方が安いです。

Raspberry Pi 4は、MicroSDから読み込むことが多くもっさり感が否めませんでした。

Raspberry Pi 5ではSoCも2～3倍も速くなりSSDも扱えることから、もっさり感がなくなり快適に使えるようになりました。

待望のPCIe 2.0 × 1が搭載しています。
※非保証でPCIe 3.0 × 1にもなります

電源は27W PDが理想だが15Wで十分

電源アダプタは、5V 3A 15Wで代替え出来ます。CPUのパフォーマンスは変わらないです。

PD充電器のほどんどは、5V 3A 15Wに対応していますが、5V 5A 25W(27W)に対応しているPDアダプタは稀です。

15W電源だと 4つのUSBポートの電流は600mAに制限
25W電源だと 4つのUSBポートの電流は1600mAまで上昇

まだ、正規代理店には、存在しません。準備まで時間がかかっています。

Amazonだと3月上旬到着で2,399円が最安です。

MicroSDカードも2倍速く

Pi 4は、50MB/s(SDR50)でした。Pi 5は、104MB/s(SDR104)までサポートしています。

Raspberry Pi 5 M.2 HATを使えばSSDを搭載することが出来ます。

M.2は、2230と2242をサポート

Raspberry Pi 5 M.2 HATを使えばSSDを搭載することが出来ます。以下の写真を見ると2230と2242が使えることが分かります。

PCI 2.0のシングルのため5Gbpsの転送速度になります。500MB / s のためPi 4のMicroSDに比べて10倍は速くなります。

技適マークについて

パッケージは、残念ながら箱にシールが貼ってある状態でした。

020-230329
D230115020

Pi 4は、基盤背面に技適マークが書いてあったのですが、見当たりません。

表側にも技適表示が見当たりません💦

関連URL

『Raspberry Pi 5 8GB NVMeのベンチマーク結果』 計測にしようした電源は15Aです。
Geekbench 6.2.2で計測しました。

『Raspberry Pi 4 8GB NVMeのベンチマーク結果』

簡易的なmicroSDカードの診断プログラム「Raspberry Pi Diagnostics」で計測しました。

Pi 5 NVMe

Pi 5 MicroSDカード 。Micro SDカードが悪いのかイマイチな結果です。SUMSUNG 128GB EVO Plus
『Nintendo Switchに最適!超速・激安・高信頼性のmicroSDXC 128GB』にて紹介しています。そこそこいいMicroSDカードです。
※5年前のあまりものMicroSDカードだったのが駄目なり理由かも。

Pi 4

MicroSDとNVMeを比較するのが悪いけど、凄い差があります。Pi 5のMicroSDカードの性能が悪すぎ。

SSDが初期値だとPCIe 2.0 × 1で動作するとのこと
/boot/firmware/config.txt
に
dtparam=pciex1_gen=3
を追加することで非公式ですが、PCI Express 3.0×1で動作出来ます。
※動作が不安定になる可能性もあるとのことです

初めての方にいいかも。Amazonより安いです。

ただ、アダプターが15Wなのは頂けない。

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