推奨インストールをすると最低限度のアプリしかインストールされません。Fullインストールを選んだ方が面白そうです。
Raspberry Pi OSも、buster(バスター)からbullseye(ブルズアイ)へメジャーアップデートしました。
以前は、NOOBSを使ってRaspberry Pi OS(旧名称:Raspbian)を作っていました。
Raspberry Pi Imagerの登場により簡単にRaspberry Pi OSを作ることが可能になりました。
目次
(ご参考)動画版でもインストール方法を紹介
動画版でもインストール方法を紹介しています。
動画を見たい方は、ラズベリーパイ OSの作成 9:29からご覧ください。
OS作成が楽になった
NOOBSの場合は、MicroSDカードが32GBを超える場合に面倒でしたが、関係なく超楽になりました。
作成したいMicroSDカードを差し込みWindows等の機器に接続します。
『Raspberry Pi Downloads - Software for the Raspberry Pi』に移動します。
該当するOSをクリックします。
興味のある方は、事前に45秒のインストールビデオをご覧ください。
ダウンロードしたファイルを実行すると、インストールが始まります。
「Install」をクリックです。
「Run Rasperry PI Imager」にチェックを入れて、「Finish」をクリックします。
すると「Rasperry PI Imager」が実行されます。
「CHOOSE OS」をクリックします。
「Raspberry Pi OS(32-bit)」をクリックします。推奨(Recommend)と書いてありますからね!
注意:この場所だと最低限のアプリしかインストールされません。1.1GBのダウンロードが必要です
様々なアプリで遊びたい場合は、「Rasperry Pi OS(other)」を選択し、Fullを選択します。
3GBのダウンロードが発生します。
「CHOOSE SD CARD」をクリックします。
パソコンに挿入しているMicro SDカードを選択します。
「WRITE」をクリックします。
最終確認です。SDカードの内容を削除してよければ「YES」をクリックします。
以上で終了です。楽すぎる!SDカードを取り出して「CONTINUE」です。
作成したSDカードをラズベリーパイに入れます。
128GBのマイクロSDカードでも問題なく起動ができました。
まとめ:8GB版登場にふさわしいアップデート
初心者にとってOSのインストールは、難しいものだと感じていました。
今回のアップデートによって初心者に優しい物に改善されました。
関連URL
旧方法:NOOBSを使ってRaspberry Pi OS(旧名称:Raspbian)を作る
Raspberry Piをインストールするには、インストールメディアを作成する必要があります。
Mac・Windowsと違ってMicro SDカード一択です。
通常は、32GBを使います。あとはお好みで64GB以上を使います。
64GB以上を使うには、FATフォーマットをしてください。
64GB以上のFATフォーマットは、Windows標準のアプリケーションや通常推奨しているフォーマットツールでは出来ません。
詳しくは、『Raspberry Pi 4で64GB以上のインストーラーを作成する』を参照ください。
安価な製品には、偽物が多いのでAmazon直販がオススメです。
- Pi3までは32GBまで
- Pi4からは2TBまで
Raspbianオペレーティングシステムを入手する
初心者の場合は、NOOBSソフトウェアを使うのが簡単でオススメです。
NOOBSをダウンロードします。
『Raspberry Piのダウンロードページ』に移動します。
「Download ZIP」をクリックします。
SDカードをフォーマットする
『NOOBS-Raspberry Piドキュメント』にインストール手順が記載してあります。
インストールする前にフォーマットすることが記載されています。
WindowsならSD AssociationのFormatting Toolを使用することが推奨されています。
『SD Memory Card Formatter - SD Association』に移動してツールを手に入れてフォーマットしましょう。
日本語のマニュアルに、さっと目を通しました。特に気をつけることはなさそうです。
ファイルをダウンロードしてインストールしました。
念のため上書きフォーマット(物理フォーマット)しました。
物理フォーマットを間違ってすると、データの復旧は不可能なので、カードの選択が120%間違いないことを確認して実施してください。
32GB以下の場合
SDHCのマークと文字列があります。
フォーマットをすると、FATフォーマットになります。
64GB以上の場合
64GBの物理フォーマットだと1時間ぐらいかかりました。
32GBを超える場合はexFATのみになります。
フォーマットをすると、exFATフォーマットになります。
『Raspberry Pi 4で64GB以上のインストーラーを作成する』を参考にFATフォーマットにしてください。
ダウンロードしたファイルを解凍して中身をSDカードに保存して終了です。
旧方法のまとめ(NOOBS):1つのファイルを準備するだけで良い
WindowsやMacに比べて簡単かと思いましたが、同等程度の大変さです。
IT全体のスキルアップするには、WindowsとMacも体験するのが近い道です。
興味のある方は、Windows・Macでも体験してください。
関連URL
まとめ 誰でも気軽にできるRaspberry Pi 4 model B
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マイクロソフト認定トレーナー。専業ブロガーになり1年経過(別名:ひきごもり)。ブロガーなのに誤字脱字王。滑舌が悪いのにYouTuber。『自己紹介』