インターネットの普及率は、平成22年度末で78.2%です。利用者数は、なんと9,462万人が利用しています。
※本ページの統計情報は、すべて、総務省「通信利用動向調査23年度版」からです。
現在、インターネットを使用するには、固定回線の利用とモバイル通信による利用の2つのタイプがあります。本ページでは、固定回線について説明します。
ブロードバンドとナローバンド
インターネットには、ブロードバンドとナローバンドの2種類があります。各通信の特徴は、以下のとおりです。
ブロードバンド 月々の利用料金が一定であり、1.5Mbps~100Mbpsと高速通信できる
ナローバンド 従量制で、通信速度も64kbps程度と遅い
ブロードバントの利用は、平成22年度末で77.9%を占めています。今でも21.1%がナローバンドであることは、意外ですね。
今回は、8割を占めるブロードバントに注目します。
光通信(FTTH)が全体の6割
ブロードバンドの中でも光通信(FTTH)が全体の6割を占めていて、今後も、この割合が増える見込みです。
光通信は、NTTのBフレッツが独り勝ちの状態です。Bフレッツが独り勝ちの理由には、価格の安さと高品質があげられます。
Bフレッツは、以下のタイプがあります。
種類 | 価格 | 通信速度 |
---|---|---|
ハイパーファミリータイプ | 4,725円※1 | 最大100Mbps |
マンションタイプ | 2,625円から4,620円※2 | 最大100Mbps |
※1 2年拘束の値段
※2 同一集合住宅の契約数と配線方式により異なります。詳しくは、NTTサイト
マンションの方は、マンションタイプ。一軒家の方は、ハイパーファミリータイプに自動的になります。
Bフレッツが安いと書きましたが、一部例外があり、auを利用していて一軒家の方は、auの「auスマートバリュー」を利用することでBフレッツより、わずかに安くすることができます。
また、Bフレッツの場合、新規申し込みかつ、別製品の購入(例パソコンの購入)経由の申し込みに限り、通常3万円から6万円程度、割引できることが一般的です。
ただし、直接NTTへ申し込みをしてしまうと、これが0円になりますので要注意です。新規にBフレッツに申し込むときは、必ず別商品の購入経由で申し込むようにしましょう。
利用時は、ひかり電話もセットで!!
ひかり電話は、今までの電話回線を廃止し、光通信経由で電話を利用するサービスです。
基本料金は、525円 電話が全国一律3分8.4円と破格です。携帯への電話は、それなりの料金。
マンションで光配線方式でない場合は、さらに472.5円必要ですが、それでも、電話回線よりも1000円程度安いことが特徴です。
電話番号を変更しないで、ひかり電話にすることも、もちろん可能です。