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4Kユーザーにオススメ!RAW現像用にGTX1060 6GBを使う

2016年9月29日

今回は、以下のユーザーを対象に執筆します。興味のある方はご覧ください。

  • 4Kディスプレイ
    ※写真が高精細で綺麗に見えます
  • Adobe Photoshop Lightroom CC

安くなったGTX1060 6GB

やっと、3万円を切るようになりました。ミドルクラスとしてはオススメです。

なぜ4KユーザーにはGTX1060 6GBなのか

結論から言うと消去法によりGTX1060 6GBになりました。

現在、Adobe Photoshop Lightroomの定番としてGTX750Tiです。価格が安価で現像するには十分なスペックです。

しかし、GTX750Tiは4K出力において60Hz出力ができない欠点があります。

GTX1060により実現しました。たかが60Hzにするのがこんなに大変だとは思わなかった...

ディスプレイはリフレッシュレートがある

ディスプレイはリフレッシュレートがあります。要は、1秒間に何回画面を書き換えるかです。現在は、1秒間に60回(60Hz)が主流になっています。

しかし、4Kに関しては、高精細にも拘わらず30Hzになってしまう場合が多々あります。ほとんどのパソコンにおいて4Kだと30Hzが限界です。

30Hzだと、動きのあるものが苦手です。よって4Kを快適に使う方には、60Hzが出力できるGPUが必要です。

60Hz出力ができるディスプレイカード

候補となれば、GTX960/GTX1060/RX460のいずれかになります。GTX960は価格と性能が微妙です。それならGTX1060を選ぶべきです。

以下のいずれも、新しすぎてAdobeでは正式にサポートされていません。GTX1060は動いています。RX460も互換性があるので動くハズです。

GTX1060 RX460
発売時期 2016年7月 2016年8月
価格 3万円 1万2千円
製造プロス 16nm 14nm
性能 GTX750Tiの2倍 GTX750Tiと同等
内蔵VRAM 6GB 2GB

十分な性能のGTX1060

現在、GTX1060だと性能を持て余しています。よってRX460でいいかもしれません。4Kだと2GB以上のVRAMをAdobeでは推奨しているのでRX460もありです。

しかし、私はデュアルディスプレイを利用しているので無難に6GBにしました。

100枚での現像時間は、2分30秒。ストレスをほとんど感じない性能です。GTX750Tiでもあまり変わらないと思われます。

いろいろ調べた結果、現像処理は、GPUを使っていません。

RX460でいいかも

4Kのシングルディスプレイであれば、RX460が最適かもしれません。

高性能なGTX1060でも消費電力は少ない

100枚での現像で、消費電力は40Wから100Wに一時的に上がりました。ほかのGPUでもほぼ同じ結果になると思います。

下が少し前まで使っていたGTX650(1GB)です。

GTX1060で信頼が高いのがZOTAC

安価で丁寧な作りをしていることで有名なのがZOTACです。

GTX650と比較しても、体感的な速度差は大きくありません。CPUを変えたときは、明らかにサクサク感が増しましたが、GTX1060に変更してもあまり違いがわかりません。

ただ60Hzになったため、スクロール中の読みやすさは、ずっとよくなりました。

シングルクーラー版もある

3%ほど速度がおちますが、シングルクーラーもお値段がが安くてオススメです。

3GB版の安価なものもある

性能が15%ほど落ちますが、3GB版もあります。

消費電力は少なくなった

高負荷中の消費電力は大きくなると思われますが、私の環境の場合はむしろ1Wほど少なくなりました。パソコン全体(ディスプレイ除く)で37W程度です。負荷をかけて100W程度です。

まとめ:将来への投資

RAW現像用にGTX1060を購入しましたが、Adobe Photoshop Lightroomが活かしきれない感があります。

とはいえ、なによりも60Hzに対応したGPUにしなければ4Kにしたメリットが微妙になってしまいます。

どれを購入しても中途半端間は否めません。それなら将来に備えて性能を持て余しているGTX1060を購入した方が得策と言えるでしょう。

大体、1~2年後にはソフトウェアが追い付いてきます。

頻繁にGPUを買い替えた方がいいかな~っとダラダラ思考を奪われるようりは、こちらでスッキリすると良いでしょう。

  • B!