電流チェッカーと言えば、Route R(ルートアール)が定番です。新製品が発売されましたので紹介します。
まずは、速報版として紹介します。
今回紹介するもの(4製品)
それでは、順番に紹介しましょう。
RT-USBVAC2 | RT-USBVATM | RC-UMVA1W | RC-UHCM30R |
RT-USBVAC2
USB 簡易電圧・電流チェッカー 積算電流・時間・ワットVA同時表示対応。
新型のUSBチェッカー製品で、「RT-USBVAC」 の 後継機種的な製品。
「RT-USBVAC」 との主な違い
- 表示画面が大きく見やすく
- 電流の流れている時間が計測できる
- 電力(W)の表示が可能
- RT-USBVACと異なり、USB端子に直結
- データ通信(パソコンとの同期)が省略
時間の計測は電流が流れている時間だけ加算されていく仕様のため、モバイルバッテリーによるUSB機器の
動作持続時間や、端末の充電に必要となった時間などを知ることができます。
スマートフォンになどの機器によっては、充電が100%になった場合にも少し電流が流れることがあります。
RT-USBVATM
USB 簡易電圧・電流チェッカー 積算電流・通電時間計測
http://route-r.co.jp/?p=2244
「RT-USBVAC」と同じく、積算電流機能がありますが ページ切り替えを省いたシンプルな操作が特徴。
「RT-USBVAC」 との主な違い
- 電流の流れている時間が計測できる
※新型のUSBVAC2とほぼ同じ機能 - 積算電流の最大値が 99,999mAh に増加
- ページの切り替え機能が省略
- USB端子に直結
RT-USBVAC2と違いUSBデータ通信の信号が可能
RC-UMVA1W
電圧・電流簡易表示機能付き Micro USBケーブル
http://route-r.co.jp/?p=2253
USBチェッカーが付いている Micro USBケーブル
ケーブルに電流が流れていない状態だと電圧表示
流れている状態だと電流が表示
2桁の表示のため従来品より詳しい数値がわからない、通電時には電圧が見られないなどのマイナス面もありますが、手軽にスマートフォンなどに流れる電流を確認することができる製品
RC-UHCM30R
スマートフォン・タブレットPC対応 超急速充電microUSBケーブル 3m
従来より発売をしておりました充電ケーブルの長いバージョン。
お客様よりご要望をいただいたものを製品化とのことです。
通常、USBの5V の電圧ではケーブルの長さによりかなりの抵抗の影響が出ますが、 本ケーブルのシリーズではケーブルを思いきって充電専用とすることで電圧・電流の
低下を抑えています。
動力用のキャブタイヤケーブルのように太い導体が2本だけ通っている構造とのこと
0.2mと1.0m比較しても3mのケーブルは若干の電流の低下に抑えられていました。とのことです。
私も実際に調べました。0.2mだと15.6A。3mだと14.6A流れました。3mでこの値は、かなり優秀です。
まとめ: RT-USBVAC2の進化が著しい
RT-USBVAC2は、質感が高く詳細の表示ができるため、充電専用のチェッカーとしては一番良いです。
また、ケーブルまで一体化した安価なRC-UMVA1Wは、軽く確認したいときに最適。一番お手軽なチェッカーと言えるでしょう。
RC-UHCM30Rは、3mと長く汎用性があります。充電ケーブルも巻くことで、場所を取らずにすみます。状況によっては頼もしい存在です。
※巻いた状態と伸ばした状態では電流の流れる量は変わらず14.6Aでした。(Xperia Z3 Compact)で確認
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【まとめ】電流チェッカーと言えばRoute R(ルートアール)
マイクロソフト認定トレーナー。『自己紹介』