iOS 11(iPhone X)から写真は、初期値でHEIC形式で保存されるようになりました。
わざわざJPGに変換したりアプリを別途インストールする方が見られますが、実は他社のソフトを使わなくてもマイクロソフト純正の機能でHEIC形式を表示・編集できます。
もちろんHEIC形式のファイルであってもエクスプローラーで普通に見ることもできます。
尚大量のファイルをJPEGに変更する場合は、『たくさんのHEIC形式のファイルを無料で簡単にJEPG形式(JPG)に変換する方法』を参照ください。
操作方法
Windowsを使い始めたばかりは、HEIC形式の画像が表示されません。
画像のサムネイルを表示するようにしたり、ダブルクリックで見たい場合は、『HEIF and HEVC Media Extensions』をインストールすることで可能になります。
HEIC形式のファイルをダブルクリックしてフォトアプリを起動します。
※フォトアプリ以外だと上手くできません。後述します。
必ず「フォト」を選択してください。
以下の操作で強制的に「フォト」アプリで開けます。
「今すぐダウンロードしてインストール」をクリックします。
「はい」をクリックします。
開くファイルによってお金がかかることがあります。1PCごとにかかるようです。120円なので払ってしまいます。
もし、10台超えているようなエラーがでた場合は、
https://account.microsoft.com/devices/content
で削除してください。
3パターンほどあるようですが、インストールしてください。
『HEIF and HEVC Media Extensions』(120円)
※マイクロソフトアカウントのためDVDソフトと同様に同一のアカウントであれば100台までインストールできるハズです。
120円請求される場合もある謎の動作がありましたが、無事にインストールできました。
[F5]などで強制的にリライトすることで画像も表示できました。
※意味のわからい方は、パソコンを再起動してください。
ダブルクリックでフォトアプリを起動することでJPEGと同様に表示・加工することができます。
また、編集ボタンを押すことで、簡単で高度な編集処理もできます。「フォト」アプリは優秀です。
「コピーを保存」を押したときだけJPG形式で保存できます。
エクセルやワードでも直接開くことができる
「HEVCビデオ拡張機能」をインストールしたあとなら、エクセルやワードの挿入から直接開くことができるようになります。
「挿入」タブから「画像」を選択します。
「すべてのファイル」にすると、heic形式が表示されます。
タブルクリックです。
heic形式も直接開くことができます。
Photoshopでも直接開ける
2018年8月からの悩みだったPhotoshopでHEIC形式が開けない問題がついにPhotoshop 22.1(2020年12月8日公開)からできるようになりました。
Photoshopを起動します。
Photoshopがなければ「その他のアプリ」をクリックします。
「Photoshop」をクリックします。
以上でPhotoshopで開くことができました。
まとめ:Photoshopも対応し使いやすくなった
最初から開けることが理想ですが、比較的簡単にできます。
もし、10台超えているようなエラーがでた場合は、
https://account.microsoft.com/devices/content
で削除してください。
関連URL
『たくさんのHEIC形式のファイルを無料で簡単にJEPG形式(JPG)に変換する方法』

マイクロソフト認定トレーナー。ブログ業務が好調なため2019年8月から専業。誤字脱字王でもプロブロガー。滑舌が悪いと言われつつIT講習会も実施。『自己紹介』