モニターと写真で正しい色を見る

カメラで撮影した写真を印刷したら、思ったものと違うことはないでしょうか?

ハードウェアキャリブレーションができるディスプレイLG 27UK850-Wを購入したことにより、いろんな色の勉強をするようになりました。

知らないことがいっぱいあってビックリ!

超重要な基本用語(色温度 / 色再現性)

特に写真を見る場合には、蛍光灯がきちんとしていないと正確な色を見ることができません。

太陽の光だと時間や天気によって見える色が変わります。よってハードウェアキャリブレーションするほど色にこだわるのであれば、太陽の光を遮断すること。正しい蛍光灯を選択することでスタートラインに立つことができます。

  • 色温度 (5000K or 6500K)
  • 色再現性 Ra

色温度 (5000K or 6500K)

ディスプレイを見る場合も写真を見る場合も色温度を知る必要があります。なぜなら外からの光によって見え方が異なるためです。

写真では、5000Kの蛍光灯またはLEDで見る場合が多いです。

一方でディスプレイは、6500Kの色温度でハードウェアキャリブレーションしている場合が多いです。

写真とディスプレイの見え方を揃えたいなら同じ色温度を使うべきです。

ディスプレイを6500Kで使っているなら、蛍光灯も6500Kです。

蛍光灯を5000Kで使いたいなら、ディスプレイをハードウェアキャリブレーションで色温度を5000Kで設定すると同じように見えるようにしやすくなります。

色再現性 Ra

もうひとつ知っておきたいのが色再現性です。

太陽光は時間や天気によって見え方がことなります。写真を見るときは重要です。

ディスプレイは自ら光るため自然光の影響は、受けにくいと言われています。

対して写真は、蛍光剤が入っている関係から外部の光の影響を受けやすいです。

写真の色をきちんと見たいなら色再現性が90以上の蛍光灯またはLEDを購入してください。

天井の蛍光灯

どんな優れたディスプレイを購入しても天井の蛍光灯を意識していなければ、写真をきちんと見ることができず宝の持ち腐れとなります。

従来は蛍光灯タイプを購入される場合が多いですが、今後は安価で高寿命なLEDタイプが主流になります。

昼白色と昼光色を分けて使っていますでしょうか?

  • 電球色(赤の蛍光灯)
  • 昼白色(緑の蛍光灯)
  • 昼光色(青の蛍光灯)

電球色

和式の部屋でないと使うことは少ないでしょう。

昼白色(neutral white)

日本語だと昼光色と混同しやすいですが別物です。

写真を見るなら緑色の蛍光灯を購入しましょう。

昼白色は写真が自然で優しい色に見えます。一方で少し黄ばんで見える欠点があります。

昼光色(daylight color)

白がより綺麗に見えるのが昼光色です。勉強に集中するなら、昼光色と言えます。明るい部屋を作りたいときも白さが際立つ昼光色です。

色再現性 Ra

色再現性 Raを意識していますか?

特に写真を見るときは、色再現性によって見える色の鮮やかさが変わります。

天井に取り付けるならRa:80以上。写真の確認に使うならRa:90以上が理想です。

上記で紹介したメジャーな蛍光灯。パルックプレミアならRa:84です。

丸型蛍光には色評価用の蛍光灯がないため、この程度です。直管蛍光灯なら豊富にRa:99以上が存在します。

今から購入するならLEDシーリングライト

LEDが安価になったため、今から低寿命で高電力の蛍光灯を買う理由がありません。

40,000時間の寿命。Ra83色温度は、電球色・昼白色・昼光色の全てに対応です。

40,000時間の寿命。Ra92(あざやかモード時)

かなり高いですが、色再現性が92と写真の確認にも適しています。

写真を見るための色評価用蛍光灯

部屋全体をRa99でそろえると莫大な費用がかかってしまいます。

そこで写真を見る蛍光灯だけでもRa99のスタンドを使う方法が有効です。

蛍光管だけの対応でよく値段も安いです。本格的なLEDの物なら以下の通り

40000時間 色温度は、Ra97

ディスプレイの色にはいろいろある

ディスプレイの色にはいろいろあり今は以下の3種類が存在します。

  • sRGB
  • Adobge RGB
  • DCI-P3

普通に見るならsRGB 99%以上のディスプレイ

普通に見るならsRGB 99%以上のディスプレイを見ると良いです。

写真用に沢山の色をディスプレイで見たいならAdobge RGB

普通に見るならsRGB ですが、一般的なディスプレイに表現できない沢山の色が存在します。

そこで写真用に表現できる色の種類を増やしたのがAdobge RGBです。

活用するには、ディスプレイもAdobge RGBに対応したものが必要です。

また、ソフトウェアもPhotoshopなどAdobge RGBに対応したものを使う必要があります。

iPhone / iPad / Mac Pro用に彩るようになったのがDCI-P3

どんなにAdobge RGBに対応しても、一般的なディスプレイで参照することはできません。

非常に勿体ないことです。そこで一般的な表示媒体で色鮮やかに表示できるのがDCI-P3です。

元々Apple社の技術ではありませんが、以下の3機種が対応しています。

  • iPhone 7
  • iPad Pro
  • iMac Retina 4Kおよび5K 2015年秋以降~

Apple社で色鮮やかに見せるには、技術が必要そうですね!

プリンターもキャリブレーションが必要だが正確

普段の印刷は、コンピューターが勝手に補正します。

ディスプレイで表示される色よりも、写真印刷した色の方が豊富になるため多くの場合は、そのまま印刷するより綺麗に見えます。

逆に星空の写真など暗く表現したい場合は、残念な印刷に補正されてしまうことも少なくありません。

そんな場合は、補正をしないで印刷したり手動で調整したりします。

まとめ:業種によって色の知識が必要

一般の方なら、なんとなくで調整すれば良いのですが、厳密な色合わせができません。

色についての理解を深めて、写真や画面の表示も色鮮やかにしましょう。

オススメ本

2010年発売と古い本ですが、今でも十分に通用します。

読んでおくと、理解が深まります。

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