ドコモのiPad Pro 2017の実質負担は、ご存知ですか?
ドコモの本当の値段を調べるのは大変です。みんなに代わって私が計算します。
計算の仕方
ドコモの言う実質負担額は、本体と通信料金を中途半場に混ぜて本当の料金をわからなくしています。
そこで以下のように、きちんと分けて考える必要があります。
結論:ドコモのシェアプランなら、本体+月々243円と安い。
私が計算した結果以下のようになりました。
12.9インチ(256GBモデル)の場合
本体:121,824円 + 通信:243円/月(2年縛り)
ドコモのシェアプランとは
ドコモのシェアプランとは、ドコモのスマートフォンなどの契約とパケット量をシェアして利用する形態です。このため、別途スマートフォンなどと契約する必要があります。
しかし、パケットの値段が割高です。しかも2年拘束でスマートフォンもタブレットも解約できなくなるため、オススメはできません。
※スマホを解約すると、タブレット側が割高に。タブレットを解約すると違約金のダブル攻撃にあいます。両方を2年以内に解約すると悲惨(高額)です
シェアプラン以外にデータプランがありますが、データプランの場合は、本体価格+2,835円(2GB)×24カ月~5,319円(20GB)×24カ月とお高くなるため利用してはいけません。
アップルストアで本体を購入して格安SIMを利用するとお得です。
アップルストアなら24カ月払いでも手数料0円です。通信料を考えると3大キャリアで買うよりもアップルストアで本体を購入し、格安SIMで決まりです。
データ+SMS(ドコモ)がオススメです。音声SIMと違って、すぐに解約しても違約金はありません。
タイムセール価格: ¥ 648円です。
iPad Pro 2017の本当の価格
アップルストアの価格が本当の価格です。
64GB・256GB・512GBの価格差
64GB・256GB・512GBの価格差は、簡単に導きだせます。
64GBとの差 | 128GBとの差 | |
---|---|---|
256GB | 11,880円(税込)の増額 | - |
512GB | 35,640円(税込)の増額 | 23760(税込)の増額 |
Wi-FiモデルとCellular(LTE)モデルの価格差
16,200円(税込)です。
10.5インチと12.9インチの価格差
18,360円(税込)です。
256GBモデルの場合は、以下の通りです。
- 10.5インチ 103,464円(税込)
- 12.9インチ 121,824円(税込)
iPad Pro 2017ドコモ版の価格
12.9インチの場合(新規・機種変更同額)で62,856円です。
※256GB + LTE(Cellular)の料金
一見安く感じますが、以下の通信料が必ずプラスされます。
ドコモシェアプランなら、62,856円+2500円×24カ月×1.08(税込)です。
よって通信料を足した127,656円が本体価格+通信価格の本当の値段です。
本体の価格は、アップルストアから導きだせます。
本体: 121,824円 + 通信:5,832円(2年間)です。月々になおすと243円/月です。
シェアプランなら、アップルストアより月々243円×24カ月高いだけです。
しかし、スマホの通信料がバカ高いのでお得とはいえませんが、タブレット部分の料金はシェアプランに限り良心的です。
価格は良心的ですが、契約すると24カ月拘束にはります。途中で解約すると高いペナルティを払うことになるので気を付けてください。
シェアプラン以外なら超高い!12.9インチ + 256GBの場合
2年間の総支払額で決めてください。すると、月々の料金を計算できます。
シェア | 5GB | 2GB | 20GB | |
---|---|---|---|---|
2年間の支払総額 | 127,656円 | 223,560円 | 189,864円 | 249,480円 |
実質本体料金 | 121,824円 | 121,824円 | 121,824円 | 121,824円 |
2年間の実質通信料 | 5,832円 | 101,736円 | 68,040円 | 127656円 |
月々の実質通信料 | 243円 | 4,239円 | 2,835円 | 5,319円 |
まとめ:2年拘束の罠にかかるな!格安SIMにしよう
シェアプランは、243円だけの増額で済むので良心的ですが、もともとのスマホ料金が高いです。
ちなみに、シェアプラン以外は論外なお値段です。
メイン回線をドコモを使っているならシェアプランもあるように感じますが、もともとのスマホ料金が高いため、オススメできません。シェアプランで契約すると、2年拘束の罠に自らかかるようなものです。
スマホとタブレットそれぞれに2年拘束がかかるため、スマホ側が割高にもかかわらず、タブレット側も含めて解約することができなくなります。
よって、ドコモを利用するのではなく格安SIMを利用しましょう。
別途、アップルストアで購入し、格安SIMを入れるのが一番得策です。
支払料金の比較(ご参考)
IIJmioのシェアプランなら激安になります。
IIJmioならスマホの料金に+400円でSIMを追加できます。
シェア | |
---|---|
2年間の支払総額 | 132,192円 |
実質本体料金 | 121,824円 |
2年間の実質通信料 | 10368円 |
月々の実質通信料 | 432円 |
一見、ドコモのシェアプランがお得に感じますが、IIJmio側のスマホの料金が激安となるため、ドコモで契約する料金と比べると激安になります。
詳しくは、以下を参照ください。
『ドコモの「そのスマホを使う間はずっと1500円引き」は、ありえない!IIJmioと比較する』
『ドコモの契約はありえない!ウルトラシェアパック30を検証する』
上記だけをみるとドコモのシェアより高く感じますが、スマホの支払い料金が倍以上違います。
IIJmioだと、月々1,600円(音声タイプ・税抜)。通話料金を入れてもせいぜい2,100円程度です。(私の場合)
ドコモだと、月々6000円~7000円程度支払っているのではないでしょうか。
マイクロソフト認定トレーナー。『自己紹介』