梅雨で鬱陶しい日々ですが、そんな中の楽しみの一つに梅しごとがあります。
まぁるくて青々とした梅の実たちを見ているだけで爽やかな気分になります。コップに出来上がった梅シロップを入れ炭酸水をシュワシュワっと注いだ瞬間を想像すると暑い夏すら待ち遠しくなります。
ずっと憧れ続けていた梅しごと・・・昨年、思い切ってデビューしたので、今年で2年目になります(*^^)v
昨年の梅シロップのこと
昨年、初の梅しごとで作ったのは梅シロップ。氷砂糖と梅だけで作ったシンプルなものでした。氷砂糖が中々、溶けず心配したり、途中、ブクブク泡が出てきて慌てて発酵止めをしたり・・・。毎日、梅のエキスが出るように、氷砂糖が溶けるように、マメに瓶を抱えてフリフリしたりのお世話!?をしているうちに、まるで自分の子どものように思えてきたものです。そんな話を娘にしたら「じゃぁ、お母さんはわたしと梅のどっちがかわいい?」と聞かれてしまいました(笑)
3週間程で飲み頃になり、梅シロップとソーダを1:3の割合でグラスに注ぎ、軽く混ぜいただきました。梅の酸味とほっこりした甘みとソーダのシュワシュワっが渇いた喉に沁みわたります。娘と私、そして単身赴任先から時々、帰ってきた主人のお気に入りの夏の飲み物になりました。
またある時は、梅シロップを可愛い瓶に詰めたものとソーダを添えて手土産がわりにお友だちの家に持って行ったこともありました。意外な手土産に、とても喜んでくれました。おしゃべりしながら気のおけないお友だちと飲む梅シロップソーダは格別でした。
今年の梅しごとの様子
今年は、ばぁばが白砂糖で作るというので、私はてんさい糖と酢を使って作ってみることにしました。レシピはcookpadぴよのふさんの『甜菜糖の梅シロップ♪』を見て作りました。
てんさい糖とは別名、砂糖大根、ビートとも呼ばれる北海道でのみ収穫される砂糖です。まろやかな甘さでカリウムやカルシウムなどのミネラル、お腹の調子を整えるオリゴ糖が含まれているそうです。梅のクエン酸を合わせれば夏にピッタリの健康ドリンクになりそうですね。
以下は備忘録として私の今年の梅仕事を掲載しておきます。
瓶を洗って、熱湯を入れ蓋をして、横にしてコロコロ転がし、消毒完了!よく乾かします。
梅を流水でよく洗います。
ざるに上げ、時間があれば風通しの良いところで乾かせるとよいですね。
梅に残った水分を丁寧にキッチンペーパーなどで拭きます。
梅のヘタを竹串などで取ります。この際、金串は梅の成分と相性が悪いため使わないで!
瓶に梅→てんさい糖→梅→てんさい糖のように交互に詰めていきます。
蓋ををしてラベルを張り、日付けを書いてもいいですね。あとは、毎日、コロコロ、振って、出来上がりを楽しみに待ちましょう♪
まとめ
旬の作物の実りを喜びながら季節ならではの手しごとが出来るのは、すごく幸せなことだなぁと感じます。今年は雨の状況やマイマイガ(長野市内で数年前から異常発生している害虫)による作物被害で梅の出荷量が少ないそうです。そのため手に入ったのが昨年よりも半月程遅い、6月29日・・・当然、平日の昼間に一人寂しく急いで作業することになりました。梅のヘタ取りなどは特に家族を巻き込んで行えば立派な家族団欒になるでしょうし年中行事として楽しめますね♪
今回作った私とばぁばの梅シロップは今、ダイニングテーブルの片隅に並んでいます。そして家族に暇さえあれば、コロコロふりふりしてもらってます(^^ゞ「今年は違った種類のが、たくさん飲めるね~。」と娘もじぃじも心待ちにしています。梅シロップも梅雨明けも待ち遠しい今日この頃です。
マイクロソフト認定トレーナー。『自己紹介』