「競合他社に比べ性能とコスパ最高」としつつも明確な比較をしていなかったので別記事にまとめました。
コスパが違いすぎる!ROG Ally VS Steam Deck
価格が同じでAPUの世代が2世代も違います。
Steam Deckが割高でROG Allyが割安なのが分かります。
ASUS ROG Ally(エイスース アール・オージー・エイライ)が6月14日(水)に発売します。あまりにも素晴らしいので私も購入します。
動画版もぜひ、ご覧ください。ASUS ROG Ally用にチャンネルを開設しました。
最新の10万円程度のノートパソコン並みに性能が良いので、パソコン替わりに使うことも十分にできます。
6月2日11時からASUS Store・大手量販店にて予約販売します。
グローバルでは、2023年5月11日23時に先行してASUS ROG Allyの発表があり、米国での価格が発表されました。日本での販売価格と発売日が気になった方も多いのではないでしょうか。
日本での希望小売価格は、以下の通りです。
- AMD Ryzen Z1 Extreme 109,800円
- AMD Ryzen Z1 (無印) 89,800円
円安の影響により10万円を超えてしまっているのが残念ですが、他社に先駆けて新CPUを搭載しており、性能・コスパとも高いです。
私はASUS ROG Allyの新製品内覧会に参加し、先行してASUSからお借りすることが出来ましたので、レビューします。
ROG Allyの購入について
6月2日11時からASUS Store・大手量販店にて予約販売します。
量販店のメリット
Amazonだと『Amazonタイムセール祭り』で上限の5000ptもらえます。5万円こえた分は、2%のポイントがもらえます。
2023年6月1日(木)9時00分~2023年6月4日(日)23時59分
『Amazonタイムセール祭り』にエントリーしてね。
ASUS Storeのメリット
『ASUS Storeだと30日間返品保証』があります。
面倒ですが、①~③を順番に踏んでください。
楽天リーベイツ経由でASUS Storeから購入すると、楽天ポイントが合計4,345ptもらえます。
①楽天リーベイツ利用 初回600pt。2回目以降100ptもらえます。
②楽天スーパーSALE期間中なら1,000ptもらえます。
エントリー期間
2023 年 6 月 1 日(木)10:00 ~ 2023 年 6 月 11 日(日)01:59
お買い物対象期間
2023 年 6 月 4 日(日)20:00 ~ 2023 年 6 月 11 日(日)01:59
③ASUS Storeで購入
購入金額の2.5% 2,745ptもらえます。
オススメはRyzen Z1 Extreme 一択
2万円安いRyzen Z1 (無印)モデルもありますが、グラフィック性能が8.6TFlopsから2.8TFlopsと大幅に低くなります。Ryzen Z1 Extremeだと人気の多くのゲームが50FPS~60FPSが動く程度になり、無印だと普通に遊ぶのが難しくなります。このため、選ぶならRyzen Z1 Extreme 一択です。
もっと快適に楽しみたいならNVIDIA GeForce RTX™ 4090 Laptop GPUを接続することもできます。ROG XG MobileといいPCI Express 4.0 x4で接続できます。
ASUSは、世界第1位のマザーボード出荷を誇るメーカーです。私も永年お世話になっています。ゲーミングデバイスに力を入れていてゲーミングノートパソコンのシェアはアジアでNo1です。
初めてASUS ROG Allyを聞くと、ノートパソコンがデスクトップパソコンが不要になるイメージがありますが、ASUS ROG Allyは液晶モニターこそ120Hzですが、多くのゲームは40FPSから60FPSで動きます。
場所依存なく本格的に遊ぶには、ゲーミングデスクトップパソコンかゲーミングノートパソコンが必要です。今どきの上位ゲーミングノートパソコンは2022年秋のハイエンドデスクトップパソコンより高性能です。
一つ一つのパーツを吟味して組み立てたい時は、デスクトップパソコンがいいし、組み立てが怖い場合はBTOで買う方法もあります。
少なくともASUS ROG Allyは、Nintendo Switchのように遊ぶことが出来て、ゲーム機から一つ上を目指したい方に最適です。
新CPU搭載 Ryzen Z1 Extreme
Ryzen Z1とは、携帯型ゲームPC向けの新型APUです。CPUにZen 4アーキテクチャのCPUコアをGPUにはRDNA 3アーキテクチャを採用しています。
AMD Ryzen 7 7840Uとスペックは似ており、CPU・GPU性能は高性能です。
- Handheld用CPU
- CPUコア数 8コア 16スレッド
- 基本クロック 3.3GHz。最大ブーストクロック 最大 5.1GHz
- L2キャッシュ合計 8MB
- L3キャッシュ合計 16MB
- TDP 9-30W
- GPUコア数 12
AMD Ryzen 7 7840UからAI支援機能を無効化したものが、Ryzen Z1 Extremeになります。
Ryzen 7000シリーズのモバイル型番は、非常に複雑です。最上位の7045シリーズはデスクトップ向けCPUの流用なのでモバイルPCには不向きです。
CPU性能について
以下のようにCPUへの配分が変わります。
- Tubo 30W
※バッテリー駆動のTuboだと、30Wと15Wの中間ぐらい - パフォーマンス 15W
- サイレント 9W
比較対象がなければ凄さが分からないので超パワフルで定評のあるM2 MacBook Airと比較します。同じ65W給電です。素晴らしいスコアです。
電源あり Tubo
静穏性と冷却性能が高いので、普段使いなら電源あり Tubo 常用で良いです。最新のノートパソコンと変わらないスコアです。素晴らしい。M2の1.8倍の速度です。
バッテリー Tubo
2時間程度のバッテリーになってしまいます。ただ、ほとんどのゲームが50FPSから60FPSと普通の遊べるのが凄いです。電源ありに比べて91%の性能になります。
バッテリー パフォーマンス
67%の性能になります。動画やHPの閲覧に良さそうです。
バッテリー サイレント
39%程度の性能になります。とにかく長く使いたい場合に有効です。
GPU性能について
多くのゲームが普通に遊べます。より快適に遊びたい場合は外付けGPU ROG XG Mobileも検討しましょう。
給電しながらベンチマークを動かすと、やや快適でした。
試しに720pにして試しました。8424と大幅に改善。ただ、Full HDで動かすのが良さそうです。
バッテリー駆動のTuboで試しまた。モバイルでも普通に楽しめます。ただ、7インチでFF14の本気モードは厳しいので緊急やちょっとした対応の時に有効です。
SSDは512GB。増設は可能
SSDは512GBです。Micron社のSSDが使われています。
性能の良い物が使われています。
正直、SSD 512GBだと様々なゲームが楽しめません。限られたゲームを楽しむことになるでしょう。
自己責任になりますが、簡単に2TBへ増設することが出来ます。上記と同じ種類の2TBモデル。Joshinなので安心して買えます。
既に購入して手元にあります😊実施方法は、ブログと動画で詳しく説明します。
SSDへのアクセスも簡単に出来ます。回復ドライブで戻す方法とクローンで戻す方法があります。
液晶について
液晶は、Full HD IPS液晶 120Hzまで対応しています。画面サイズには、7インチです。最大輝度が500nitと明るいです。
表示解像度は1,980×1,080ドットのフルHDと一般的に感じますが、競合他社のS社は1280 x 800px(アスペクト比16:10)だったりします。とてもきれいな液晶です。
画面の表面は、Gorilla Glass Victusを採用し、コーティングには反射防止性能に優れたCorning Gorilla Glass DXCを使用しています。傷にはとても強いです。
インターフェイスについて
インターフェースは、以下の通りです。
- 3.5mm コンボオーディオジャック
- ROG XG Mobile インターフェイス
- USB Type-C (USB 3.2 Gen2、DisplayPort 1.4対応)
- microSD カードリーダー(UHS-II対応)
バッテリー性能について
重たいゲームで約2時間。軽いゲームなら約6.8時のバッテリー駆動です。USB PD(65W)の急速充電に対応しており、約30分で50%まで充電することができます。
排熱処理について
本体の冷却には、内部の温度に応じて最適な冷却状態を保つ、ROGインテリジェントクーリングシステムを搭載しています。
びっくりするほど熱くなく、音も静かです。最大動作音は通常動作時で最大20dBA、Turboモード時でもわずか最大30dBAです。
冷却ファンはコンパクトな本体サイズにもかかわらず2つ搭載しており、放熱部には0.1mm厚の超高効率放熱フィンを搭載しています。強力な冷却性能によって、高負荷状態が長時間続いたとしても熱のことを気にせず使い続けることができます。
レビューをするとROG Ally Travel Caseがもらえる(終了)
持ち運びケースが無料でもらえてました。今なら同等品がもらえます。詳しくは、以下をご覧ください。
https://www.asus.com/events/promotions/jp/your-voice-matters-jp
質感は良いです。
スタンドにもなるようです。内覧会の時に試せば良かった...
まとめ:性能・コスパは最高クラス
最新のCPU を他社より先駆けて採用していることから、性能・コストともトップクラスです。日進月歩の世界ですので他社も追従するかと思いますが、次世代のCPUが出るまで本機を超えることは難しいでしょう。
排熱設計が優れており、静穏性能が極めて高いです。この点も他社より優れています。
ASUS Storeで購入すると30日返品保証があり、レビューをすることでケースをもらうこともできます。
興味のある方は、ぜひお試しください。
関連URL
ゲーム用のYouTubeチャンネルを新設しました。
6月10日まで!ASUS ROG Allyを安く買う!30日間返品保証で5,193円お得
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現マイクロソフト認定トレーナー。元プログラマー。元大規模ネットワークエンジニア。ITインストラクター『自己紹介』