レビュー ゲームも出来る!14インチ OLED デュアルモニター ASUS Zenbook Duo

ASUS JAPAN株式会社にて、2つの14インチOLED(有機ELディスプレイ)を搭載したASUS Zenbook Duo UX8406MAが発売しました。

2月20日(火) ASUS JAPAN 2024年春夏モデル新製品内覧会に参加し、ASUS Zenbook Duoを借りることが出来ました。

発表 : 2024年3月4日(火) 11時

発売開始予定 : 2024年3月13日(水) おそらく11時

349,800円

最新のインテル® Core™ Ultra 9 プロセッサー 185Hと2つの14インチ有機ELディスプレイを搭載し、デュアルスクリーンモードやデスクトップモードなど、様々なスタイルで使用できる革新的なデュアルディスプレイノートPC「ASUS Zenbook DUO UX8406MA」です。

Core Ultra 9初体験となったのですが、ROG Allyに搭載しているRyzen™ Z1 Extreme Processorと同じようにゲームも出来て驚きました。

動画版 全力で作りました。

CPU性能について

16コアあり、最新CPUのため18,000 ptsぐらいでるハズが10,903 ptsでした。発熱もほとんどなく外部は34℃程度。まだまだ余力があるように感じました。

LOWの設定であれば、Full HDで普通に遊ぶことが出来ます。たまに、もたつくところもあります。

FF14 ベンチマーク。優秀です。

動画版も作りました。

ASUS Zenbook DUO UX8406MAは14インチのデュアルディスプレイを搭載しながら、付属のBuletoothキーボードを挟んでも薄さ19.9mm、軽さ約1.65kgと圧倒的な薄型軽量を実現した全く新しいノートPCです。

２つのディスプレイはタッチ対応で、あらゆる操作を直観的に行うことができ、付属のASUS Pen 2.0を使用すれば、書類への書き込みやイラストレーション作成などのクリエイティブ作業も行うことが可能です。

革新的な14インチデュアル有機ELディスプレイ搭載

液晶ディスプレイよりも圧倒的に鮮やかで美しい画面表示が可能な、リフレッシュレート120Hz対応の3K有機ELディスプレイが２つ搭載されています。

この有機ELディスプレイは漆黒を表現でき、明るい色は現実と変わらないほど鮮やかに表現できるため、液晶ディスプレイでは体験したことがないような驚きの映像体験を可能にします。

0.2msの高速な応答速度で動画再生時の残像も気になりません。ブルーライトの放出量が液晶ディスプレイよりも約70%も少ないため、長時間の使用でも目にやさしく安心です。

DCI-P3 100%の広色域への対応によってクリエイティブな作業にも対応でき、高い性能を保証する DisplayHDR™ 500 True Black、PANTONE®、TÜV Rheinland の各認証も取得しています。

作業を効率的にする5つのモード

5つのモードでの使用が可能です。お勧めの機能は、3つ。

ノートPCモードは、普通のノートパソコンとして使えます。手軽に使いたい時に便利。Bluetoothキーボードをセカンドディスプレイ上に配置しPogoピンで接続することで、従来のノートPCと変わらない操作性を再現できるモードです。

デュアルスクリーンモードは底面についているキックスタンドを開くことで、2つのディスプレイを縦に並べて表示するモードです。キーボードは、Bluetooth接続です。本気100%で作業したい時に最適。

デスクトップモードはキックスタンドを最大まで開き、ディスプレイを横置きにすることで、19.8インチのデスクトップPCのような環境をいつでもどこでも再現できるモードです。本を見る時に便利。

使い所が難しい2つのモード(笑)

ノートPCモード(バーチャルキーボード)は、ないより良い機能。セカンドディスプレイ上にバーチャルキーボードを表示させることで、物理キーボードを持ち歩かなくても通常のノートPCのように高い生産性を発揮できるモードですが、画面を毎回みないとキー入力が出来ません。キー物理的な凸凹がないと画面を見ないで操作することができません。

共有モードは180度開くフラットなヒンジを活かして、対面の人に対して、画面表示を回転させ表示させることができるので、情報共有がスムーズに行えるモードです。

Core™ Ultra 9プロセッサー 185H搭載

最新のインテル® Core™ Ultra 9プロセッサー 185Hを搭載し、インテル® Arc™ グラフィックスを内蔵しているため、カジュアルゲームやコンテンツ制作においても高いパフォーマンスを発揮するとのこと。

ゲームは、AAAのものも普通に動きました。

AI機能のインテル® AI Boost(NPU AI エンジン)により、バッテリー消費を節約しながら、ローカルAIの利用や動画編集など、あらゆる作業を効率的に行うことが可能です。さらに低電圧かつ高速なLPDDR5X-7467 32GBメモリと、PCI Express 4.0 x4接続の大容量1TB SSDを搭載しマルチタスクも快適にこなします。

驚異の充電サイクルと長時間駆動バッテリー搭載

ASUS独自のバッテリーテクノロジーによって、1,200回の充放電サイクルを経ても約70％のバッテリー容量をキープすることができるとのこと。

1サイクルは、100%から0%になることをいいます。100%⇒50%を2回すると1サイクル相当になります。

バッテリー駆動時間は約7.9時間 (動画再生時) および約13.0時間 (アイドル時)を実現しています。急速充電にも対応し約49分で60%まで充電可能となっています。

豊富なインターフェースとスタイラスペン(ASUS Pen 2.0)の付属

軽量で薄型にも関わらず豊富なインターフェースです。

• Thunderbolt4(Type-C)ポートを2つ
• USB3.2(Type-A/Gen1)ポートを１つ
• HDMIポート
• マイク・ヘッドフォン端子

付属のBluetoothキーボードは、USB Type-Cでの充電が可能なほか、背面にあるPogoピンで本体に接続することでも直接充電ができます。

ACアダプターは65WのPD電源 軽さわずか約102g(実測103gでした)

4096段階の筆圧感知対応のスタイラスペン(ASUS Pen 2.0)も付属しています。書き味はとても良かったです。

Microsoft Office Home and Business 2021が付属

Microsoft Office Home and Business 2021(デジタルアタッチ版)およびMicrosoft 365 Basic(1年間使用権)が付属します。

私のように既にMicrosoft 365を持っている方もいるので、「なし」版もあると良かったな。

製品スペックの概要と発売日および価格

山崎信悟

現マイクロソフト認定トレーナー。元プログラマー。元大規模ネットワークエンジニア。ITインストラクター『自己紹介』