コスパがいいSteam Deck群。(OLEDも値下げしたLCDも安い!)
Steam Deck OLED 2023年11月17日発売
ROG Ally 2023年6月14日発売
Steam Deck 2022年2月25日(海外) 2022年12月17日(日本)
Steam DeckのAPUは2世代も古く、描画性能はかなり劣るが描画面積が半分のため、ROG Allyと同じくらいのスムーズさで動く。
個人的には、新しい世代のAPUを使って欲しかったなぁと思いますが、残念。
Steam Deck OLED 2023年11月17日発売
Allyの対抗が出たと思ったら、まさかのマイナーアップデートでした。方向性が違うので自分の好みにあった端末を購入しましょう。
- モバイル性能と液晶の綺麗さ重視のSteam Deck OLED
⇒専用OSで使いやすい。ゲーム数は劣るけど魅力的なゲームは押さえている - 汎用性重視でありFull HDのROG Ally
⇒純粋なWindows コツがいる。ゲーム数は上
私の主観
ゲーム専用端末で安価なSteam Deckと汎用端末のROG Ally
720p(1280 x 720)で楽しめるSteam DeckとFull HDで楽しめるAlly。CPU(APU)性能は圧倒的にAllyが上だけど、Steam Deckはそもそもの描画面積が半分でいいので、どっちも同じくらいスムーズに動き楽しめる。
Steam Deckは、ゲーム専用OS。ROG Allyは、純粋なWindows。専用の方が使いやすいができることが限られる。Windowsは、専用端末じゃないからポータブルで使うにはコツがいる。ただ、なんでもできる。ROG Allyはデスクトップ化して、そこそこ高性能な(デスクトップでは中堅より劣るぐらい?)PCになる。
もともと互角のバッテリー性能だったが、Steam Deck OLEDは1.5倍持つようになったのでモバイル性能はSteam Deck OLEDが上と思われる。
液晶は、Steam Deck OLEDが0.4インチも大きく、OLEDのため綺麗と思われる。
価格
Steam Deckのコスパが良くなりました。この価格なら競争力があります。512GBと1TB版ではOLEDの種類が違うので気を付けてください。
- 512GB版が84,800円
- 1TB版が99,800円
プレミアムアンチグレアエッチングガラス採用
限定起動動画
限定仮想キーボードテーマ
良くなった所
ファンを大型化(冷却性能アップ)。30g軽量化。
ディスプレイ LCD 7インチ⇒OLED 7.4インチ
バッテリー 40Whr⇒50Whr
※APUの細分化と相まって1.5倍のもち
ダウンロード速度と遅延の改善 Wi-Fi 5⇒Wi-Fi 6E
APUが7nmから6nm
変わらないこと
解像度 720p(1280 x 720)
Steam Deck LCDのコスパ最強
従来の「Steam Deck LCD」256GBのみになり
72,545円(税抜)から54,363円(税抜)へ
保証が無くなるけどSSDの変更ができるため、コスパが半端ない
Steam Deckの販売代理店 KOMODOのHP
2023年5月29日の旧記事
『ASUS ROG Allyを安く買う!30日間返品保証で4,095円お得』
私は、6月2日11時4分に買いました。13時17分に早くもポイント還元のメールが到着
『ASUS ROG Ally 先行レビュー 競合他社に比べ性能とコスパ最高』と書きつつも「ROG Ally」の魅力を伝えることに専念しすぎて他社との比較を忘れていました。
一番のライバルともいえるSteam Deckと比較します。
Steam Deckは、2022年12月17日に発売した製品のため、ROG Ally「後出しじゃんけん」になります。とは言え性能差がありすぎる。
Steam Deckの発売日は、米国と日本で大きく違います。
Steam Deckの発売日について
米国発売 2022年2月25日
日本発売 2022年12月17日
日進月歩の業界で、10カ月の差は致命的。Linuxベースなので、おのずと日本語化も大変。
対するROG Allyは、発表こそ米国が先行しておりましたが、発売日は時差を考えるとほぼ同じです。
米国 6月13日
日本 6月14日
余談ですが、予約開始日
米国 5月29日(3日早い)
日本 6月2日
ROG AllyとSteam Deckは、ほぼ同じ価格です。ROG Ally はSteam Deckよりも高速で、より多くのゲームをサポートしています。
価格対決は互角だが、Steam Deckは化ける
ROG Allyは、以下の2種類あります。Steam Deckを意識した価格設定と思われます。
- AMD Ryzen Z1 Extreme 109,800円
- AMD Ryzen Z1 (無印) 89,800円
Steam Deckの価格
- 64GB eMMC:59,800円
- 256GB NVMe SSD:79,800円
- 512GB NVMe SSD:99,800円
eMMCはお安いですが、容量が少なく遅いため実用的ではありません。比べるべきは512GBモデルでしょう。
eMMCをSSDに交換することでSteam Deckは保証が無くなりますが、コスパは化けます。SSD 2Tモデルが約89,800円です。これならSteam Deckが有利です。
パフォーマンス対決
ROG Ally は Steam Deck よりも高速です。CPUの世代やコア数をみても明らかに違います。
Steam Deckの最大出力は15Wですが、ROG Allyは充電器を接続したターボモードで最大30Wまで出力できます。
Steam Deck | Z1 | Z1 Extreme | |
CPU | Zen 2 4コア | Zen 4 6コア | Zen 4 8コア |
GPU | RDNA 2 8コア 1.6TFlops | RDNA 3 4コア 最大2.8TFLOPS | RDNA 3 12コア 最大8.6TFLOPS |
海外サイトの『Asus ROG Ally vs. Steam Deck: here's how they compare | Digital Trends』が参考になります。
ROG Allyは、1280 × 720 ピクセル
Steam Deckは、1280 × 800 ピクセル
※ROG Allyの描画面積が1割少ないことから、実力を評価するにはSteam Deckのスコアを1割引くべき
液晶対決
液晶の解像度も世代の違いを感じさせます。
Steam Deck | ROG Ally | |
解像度 | 1280 x 800px | 1,920×1,080px |
液晶サイズ | 7インチ | 7インチ |
明るさ | 400 nit | 5000 nit |
リフレッシュレート | 60Hz | 120Hz |
Steam Deckも使っているUZUさんの動画
Steam Deckも使っているUZUさんの動画。実はROG Allyを使うきっかけは台湾にてROG Allyが発売することをUZUさんに教えてもらったこと。
Steam Deckも使っている平等な立場のUZUさんが、どちらを勧めるかと言えば今ならROG Allyとのことです。詳しくは動画をご覧ください。
販売店について
ROG Allyは、ASUS Storeと大手量販店にて購入できます。
Steam Deckの購入について
日本、韓国、台湾、香港でのSteam Deckのご購入は、『steamdeck.komodo.jp』から実施します。
日本はよく分かるのですが、「韓国、台湾、香港」も.jpドメインで買うんですね!
ROG Allyの購入について
6月2日11時からASUS Store・大手量販店にて予約販売します。
量販店のメリット
AmazonだとAmazonタイムセール祭りで上限の5000ptもらえます。5万円こえた分は、2%のポイントがもらえます。
ASUS Storeのメリット
『ASUS Storeだと30日間返品保証』があります。
面倒ですが、①~③を順番に踏んでください。
楽天リーベイツ経由でASUS Storeから購入すると、楽天ポイントが合計4,345ptもらえます。
①初回600pt。2回目以降100ptもらえます。
②楽天スーパーSALE期間中なら1,000ptもらえます。
エントリー期間
2023 年 6 月 1 日(木)10:00 ~ 2023 年 6 月 11 日(日)01:59
お買い物対象期間
2023 年 6 月 4 日(日)20:00 ~ 2023 年 6 月 11 日(日)01:59
③ASUS Storeで購入
購入金額の2.5% 2,745ptもらえます。
まとめ
価格がほぼ同じにも関わらず、CPU・GPUスペックは2世代違います。
GPU性能が異なることから、液晶のスペックも違います。
実際に使った差は、スペックほどの差はないとのことです。まとめると以下のようになります。
○Steam Deckは、 インターフェースが良くて分かりやすい
×Steam Deckは、Steamアプリしか遊べない
今買うなら「ROG Ally」の方が良いとの意見が多い。次期Steam Deckに期待。