パソコン教室用に機材をそろえています。
今回は、パソコン教室のパソコンの補助記憶装置として「Samsung SSD 250GB 850 EVO」を選定しました。
パソコン教室のパソコンは、プロジェクターなどを全部そろえると100万円以上はかかります。
とくにパソコンは台数が多くなるため慎重に選びたいところです。
SSD購入履歴
今は、Samsung SSD850EVOが最良。ライバルは、Transcend SSDです。(後述)
購入日 | 型名 | 容量 |
---|---|---|
2013年1月12日 | Crucial M4 SSD | 512GB |
2014年2月22日 | Samsung SSD840EVO ベーシックキット | 500GB |
2015年7月16 | Samsung SSD850EVOキャンペーンキット | 1TB |
2016年2月26日 | Samsung SSD850 EVO ベーシックキット | 250GB |
(余談)3D V-NAND技術が使わている
私のようなオタクが注目すべき技術は、3D V-NANDテクノロジーです。
3D V-NANDテクノロジーについては、「【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】Samsungが発表した「V-NAND」でフラッシュの時代が明ける - PC Watch」を参照ください。
昨日、この技術を使った「Samsung、容量256GB転送速度850MB/secのスマホ用超高速フラッシュ」が発表されました。
Samsungだけに限らず3D技術は、限界を突破するために必要不可欠なことでもあります。インテルの最新CPUにも3Dプロセスが導入されています。
Samsung SSD850EVOの能力について
Samsung SSD850EVOは、容量に関係なく一定でかつ激速です。
付属のソフトを使えば速度を倍速にすることもできます。
※ただし空き領域が必要
今回も、いままでの500GBや1TBと同じく激速でした。
ライバルのTranscend SSDは?
ライバルのSSDは、容量により速度が異なります。512GB以上になると一定の速度になりますが、Samsung よりわずかに劣ります。
※体感的にわからない程度
1TB R:570MB/s W:470MB/s
512GB R:570MB/s W:470MB/s
256GB R:570MB/s W:310MB/s
128GB R:570MB/s W:170MB/s
64GB R:520MB/s W:90MB/s
32GB R:260MB/s W:40MB/s
256MB未満は、上記の通りです。Samsung SSD850EVOは、容量が少なくても一定の能力。
Transcend SSDは、遅くなる代わりに同容量のSamsung SSD850EVOよりも安い傾向があります。
今回のスティックPCは、USB3の関係で400MB/sまでが上限です。256GBだと、お値段が両社ほぼ同じで、Transcendの書き込み速度が2割りほど落ちます。
パソコンは、読込が中心の機械です。読取が変わらず、書込2割りの差であれば体感的にわかりません。
とはいえ、同じ価格で遅いほうを選ぶ理由はありません。Samsung SSD850EVOを選択しました。
128GBでも良かったのですが、Samsungの場合は、256GBと値段が変わらないこと。Transcend SSDは、書き込み速度に不安があるため辞めました。
まとめ:スティックPC用のSSDは、Samsung SSD850 EVOの250GBで決まり
パソコン教室用にパフォーマンスが高いCherryTrail 世代のスティックPCを購入しました。
極端に貧弱なのが小容量で低速なeMMCでした。
そこさえ補うことができれば、パソコン教室用の最高のPCになると思い、MicroSDカード・SDカード・SSDと調べることになりました。
それぞれ以下の結果です。
MicroSD | SD | SSD | |
---|---|---|---|
読込速度 | 80MB/s | 80MB/s | 400MB/s |
書込速度 | 30MB/s | 40MB/s | 400MB/s |
一長一短ありますので、自分の必要とするものを購入しましょう。
調査した結果、CherryTrail 世代のスティックPC用のSSDは、Samsung SSD850 EVOの250GBで決まりです。