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ホームページ作成

これからホームページを作るならサイト設計が大切!

先週末、兵庫県にお住いのお客様に対してコンサルティング業務を実施しました。

今後、実績を作りたい業務は、ホームページ作成です。

今回は、最も少ない時間で質の高いホームページを作成するコツについて記載します。

ホームページが提供され始めた1990年代は、作成するだけで満足してしまうパターンが多かったですが、2000年代からWebサイト設計の重要性が浸透し、効率よくホームページを作成・運営できるようになってきました。

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参照されないホームページは、存在しないとの同じ

情報発信として使うホームページですが、あまり参照されないホームページになってしまうことが多いです。残念ながらほとんど参照されないようなホームページは、存在しないのと同じです。厳しい表現かもしれませんが自己満足といえます。

せっかく時間をかけて作るのであれば、多くの人に参照されるホームページを目指したいところです。

ホームページを作成するならサイト設計が重要!

ホームページによる情報発信は、お店と同じです。何も考えずに、お店をたててしまったらどうでしょうか。急斜面が多い「やまざと」だと地盤もゆるく傾いてしまうかもしれません。

傾いた家を、元に戻すには、新たに店を建てるより何倍もの費用が発生します。

そうです!ホームページを作成したあとに、修正を加えるのは、新たにホームページを作るぐらい時間がかかります。これを手戻りといいます。この手戻りが何度もあると、効率よくホームページを作成するのに比べ何倍もの時間がかかり、しかも質の低いホームページが出来上がってしまいます。

効率よくホームページを作成するコツは、手戻りを少なくすることです。手戻りを少なくする(作成する時間を少なくする)のは、家を建てるために「建築設計書」を時間をかけて作るように「Webサイト設計書」を作ることが重要です。

「Webサイト設計書の完成度で、ホームページの成否が決まる」といっても過言ではありません。

サイト設計をするために必要な物

ざっくりと考えても、以下の7項目は必要でしょう。

  • ターゲットを明確にする
  • 同業他社を比較し、優れている点や足りない点をピックアップする
  • デザイン・ボリューム・仕様(スマホ対応するか、Internet Explorer 8対応するかなど)を決めて、権限のある方と共有する
  • ホームページを作成する最終目的を共有する
  • シーズ(ネタ)とニーズを把握して、コンテンツを選定する
  • 情報を提供する内容と更新頻度を考える
  • SNS連携を考える

ターゲットを明確にする

一番初めに実施するべきことは、ターゲットを明確にすることです。20代に向けて情報発信するのと、50代に向けて情報発信するのは明らかに違いますし、80代に情報発信するなら、紙媒体による配布の方が有効かもしれません。

また、女性・男性によっても、これからホームページを作る内容が変わってきます。女性がターゲットなら、柔らかい表現を使う。男性がターゲットなら力強さを表現してもよいでしょう。

情報発信するターゲットが、県外か県内によっても、提供する内容が変わってきます。

同業他社を比較し、優れている点や足りない点をピックアップする

ホームページを公開するときにゼロから考えると大変です。同業他社がどうのように運営しているのか。優れている点や足りない点を払い出すと、このあとの作業量が少なくて済むだけでなく質も高くなります。

デザイン・ボリューム・仕様を決めて、権限のある方と共有する

提供するページ数や内容を決める

あらかじめ提供するページ数を決める必要があります。ページ数によって、ボタンの配置などのデザインやレイアウトが変わってきます。ここである程度内容も決めます。

テーマカラーを決める

テーマカラーなども予め決めておきましょう。ここで重要なのは、担当者だけで決めないことです。権限のある方の同意を得ることが重要です。

実際のホームページ作成作業では、あとから権限のある方に「色を変えた方がよいのではないか」、「○○のページを追加できないか」と言われる場合があります。

このような場合は、全体のレイアウトから見直さないと、チグハグになることが多いです。

人の思考に合わせた配置を考える必要があり、あとから思いつきで、追加すると、何を言いたいホームページかすらわからなくなりがちです

スマートフォン対応するのか

「スマートフォン対応するのか」を検討しましょう。多くのホームページでは、6割以上がスマートフォンによる参照です。スマートフォン対応していないと、小さな字で表示されて読みにくいです。

また、スマートフォン対応するか否かで、自分のホームページが検索されて表示される順位が変わってきます。

Internet Explorer 8対応するか

「古いブラウザーでも参照できるようにするか」も問題です。Internet Explorer 8は、全体のアクセスの0.5%未満と言われています。Internet Explorer 8対応するだけで、出来ることが大幅に少なくなり、ホームページを作成時間も3割ほど増えます。

デザインを決める

様々なことを決めて、はじめてデザインのラフ案が作れるようになります。

ホームページを作成する最終目的を共有する

ホームページは、お店と同じで、建築するよりも、運営の方が重要で大変です。お店を作るだけで満足する経営者は、大抵失敗します。

ホームページも運営することを予め考慮して作成しなければ、誰も参照しないホームページになってしまいます。

ホームページを更新するときは、ブログのように簡単に情報発信できる仕組みも必要です。

また、誰が情報発信するか担当者も明確に決める必要があります。「誰かがやってくれる!」では誰も更新しないホームページになりがちです。

シーズ(ネタ)とニーズを把握して、コンテンツを選定する

「なにも言いたいとこがない」のでは、見ている人は、もっと困惑します。よって「見てほしい!」っと提供する側がきちんと明示する必要があります。

また、ニーズがなければ誰も見ません。きちんとシーズとニーズを理解し、コンテンツを選定します。

情報を提供する内容と更新頻度を考える

情報は、なんでもいいのではなく読者が心地よく思う内容でなければいけません。一定の品質を提供するには、情報発信者の訓練が必要です。情報提供は、担当者に丸投げするものではなく基本を身に付けた上でおこないます。

また、情報発信した内容について、慣れるまでは本当に良かったのか再確認すると質が上がります。情報発信者の教育も必要です。

お店を運営する場合、営業時間と曜日を伝えないと、お客はいつ来店すれば良いか解らず困惑します。ホームページも同様に気が向いたときに、情報発信するのではなく、最低でも1カ月に1回発信するのか、週1回発信なのかを明確に決める必要があります。

SNS連携を考える

Facebook連携、Twitter連携、インスタグラム連携を予め考えると良いでしょう。いわゆるソーシャルボタンを設置する必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。面倒と思われますが、事前に考えることが最も少ない時間で質の高いホームページを提供するコツです。

他にも「URLをどうするか」、「サーバー選定をどうするか」、「広告を貼るか」など、決めるべきことは、沢山ありますが、今回は省略させて頂きました。

これから情報提供する方は、参考にしていただけば幸いです。

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