IEEE802.11acが一般的になっています。
IEEE802.11acが扱う周波数帯は、2.4GHzと5GHzがあります。
まずは、2.4GHzについて整理しました。
2.4GHzは混線しやすい
2.4GHzは、IEEE802.11acだけでなく、様々な無線技術で使われています。
ほとんどの無線マウスやBluetoothも2.4GHzを使用しています。無線機器が多いところでは激戦区です。
2.4GHzは、5GHzと違ってチャネルが重なります。14chまでありますので、同じ場所で14チャネル使えそうで使えません。
例えば1chと2chを使用すると電波が干渉するため、同じ場所で同時に使うことはできません。
1chを使われてしまうと同じ場所で使うことができるのは、6chからです。
上記の図を見てわかるように最大で4つのチャネルしかありません。
※後述しますが、実質3つです。
14chだけは独立していますが、使えるのは日本のみで11bのみです。今どき使うことは少ないでしょう。
1チャネルに付き20MHzの帯域が必要です。
1チャネルに付き433Mbpsの通信ができます。
よって、2.4GHzで866MHzの通信をしようと思うと、2チャンネル分に相当する40MHzの帯域が必要です。
親機の初期設定も様々
バッファローの親機は、2.4GHz帯において初期設定では、20MHzの帯域しか使えません。賢明な仕様だと思います。
対して、NTTのレンタルルーターは、初期設定において40MHzの帯域を使うように設定しています。
全体で4チャネルしかありませんので、2.4GHzで866Mbpsの通信をすると、2チャンネルを使用しますので、残りは2chしか使えません。
もし、2.4GHzで866Mbpsで通信しようとすると帯域不足になるのは必至です。
親機は、866Mbpsまで扱えるものが多くなりました。しかし、初期設定は様々です。
NTTのレンタルルーターは、初期値で866Mbpsまで使えるようにしてあります。
対して、バッファロールーターは、初期値で433Mbps
子機は433MHzまでのものが一般的です。
意識して使うと良いでしょう。
まとめ:5GHzも理解しよう!
5GHzは、見えなくなるトラブルに遭遇することが多々あります。
なぜかも含めて理解しましょう。
Windows 10 5Ghz帯のSSIDが見えない場合の対処法
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