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Windows10 Creators Updateの新機能!高DPI設定でのデスクトップアプリの表示を改善

2017年4月6日

もうすぐ提供される「Windows10 Creators Update」から、高DPI未対応の古いアプリケーションでも綺麗に表示されるようになりました。

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前提知識

Windows 10から高精細対応になりました。

4Kディスプレイなどを持っていると、滑らかに表示するもので一度体験するとやめられなくなります。

4Kディスプレイは、3万円未満のためデスクトップユーザーは、もちろんのことノートパソコンの方にもオススメです。

Creators Updateが適用される前(ご参考)

Per-Monitor DPIに対応していない古いアプリだと表示が「ぼんやり」か「カクカク」になります。

メニューバーは、「ぼんやり」。文字列の部分は、「カクカク」。

私がよく使うアプリだと、「リモートデスクトップ」「Terapad」などが該当します。

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アプリごとの設定で文字の表示を変更することができますが、こんどは文字が小さく表示されてイマイチです。

アプリケーションのショートカットを右クリックして「プロパティ」を選択すると、「互換性」タブによってアプリケーションごとに個別に設定します。

「高DPI設定では画面のスケーリングを無効にする」にチェックを付けてください。

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今度は、文字列が小さくなった分、メニューバーも下の編集部分もくっきり表示されますが、高DPIでみると文字が小さすぎて大変です。

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そうです。Windows10 Creators Updateが提供される前は、高精細ディスプレイを利用して古いアプリケーションを使う場合に以下の2択でした。

  • 高DPIになるため、疑似的に文字を大きく表示するため「ぼんやり」か「かくかく」
  • 文字を大きくせず、そのまま表示すると、文字が小さく表示されて「くっきり」だけど小さすぎて読みにくい

2倍に拡大したもの。上が前者。下が後者。

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Creators Updateの新機能

Creators Updateから、「アプリケーション」と「システム(拡張)」が追加になりました。

「高いDPIスケールの動作を上書きします。」にチェックを入れます。

新バージョンから以下の3つになります。チェックを外すと、Systemの表示になります。

  • アプリケーション:アプリケーションのDPIに合わせる
  • システム:従来の表示(メニューがぼんやり)
  • システム(拡張):OSのDPIに合わせる

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まとめ:Creators Updateを適用すると従来のアプリも高精細で綺麗になる

いままでは、アプリ側の対応がなければ、高精細でもぼんやり表示でした。

Creators Updateから従来のアプリでも、くっきり表示です。

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